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支援までの入口を丁寧に設計する

本当に支援が必要な人に情報も支援も届いていない、というのはよく聞く話です。
もちろん当事者の情報取得力の問題もあるでしょうが、今の時代だからこそ届きにくくなっている、という事があるんじゃないかと思わずにはいられません。
 
 
ひと昔前は、そもそも福祉的な資源自体が決して多くなく、ある意味生きづらさや困難さも今ほど多様化しておらず、もしかしたら行政の窓口にいけば適宜な社会資源に案内する事ができたのかも知れません。
 
 
でも、今はそれだけじゃ賄い切れない課題や問題もきっと増えてきていて、「誰に相談したらいい?」「どこに相談したらいい?」ってなることも少なくないようなことも少なくないような気がします。
 
 
制度も複雑化して、受けられる補助みたいなものもあるけどその要件もやっぱり複雑化していて、ある意味情報自体が埋もれたり、難しすぎる、なんて事もあるんだろうと思います。
 
 
また人によっては、直接相談に行くことすら心理的なハードルが高くなりすぎていたりもするのかも知れません。
 
 
さて、そんな中で僕ら福祉は「相談にやってくる」のを待ってるだけなんでしょうか?
チラシやホームページ、SNSなんかで活動内容の発信をして「来てくださいねー」という一方向のメッセージだけ投げかけて待ち受けるだけでいいんでしょうか?
 
 
支援が必要な人にとって、その支援を受けられる入口にきちんとたどり着いてもらえるような動線づくりにもう少し真摯に向き合っていってもいいんじゃないかな?と思って止まないんです。

今日はそんなお話です。



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