時間は増やせる?
日々、忙しいと感じてないですか?
時間が無いと感じてないですか?
もしそうだとしたら、時間が増やせたら良いと思いますよね?
時間が無いのは事実だと思いますし、
当たり前ですが、実際時間なんて24時間以上増えません。
ですが、ちょっとしたコツでこの24時間が劇的に変化し、
実際時間が増えた感覚になります。
ここでは、24時間を劇的に変化させる簡単な方法をご紹介します。
私がこの方法に出会ったのは、ある疑問からでした。
自分より明らかに忙しいはずなのに、余裕がある人っていますよね?
「この差って何なんだろう?」
ふと周りに目を向けた時に、そんな疑問が沸いてきたのです。
そして1冊の本に出会ったのです。
「もっと時間があったら・・・」
・もっと時間があったら、あれもしたいし、これもしたい!
・もっとゆっくり過ごしたい。
・もっと遊ぶ時間が欲しい。
・あんな習い事もしてみたい。
などなど、色々浮かんで来ませんか?
やはり、時間に余裕が出来たら、
生活にゆとりや生きがいが生まれますよね。
そうなるとやはり、時間的余裕は手に入れたいですよね?
「どうやって?」
今の仕事や生活をそのまま続けていく以上、
この時間的余裕を生み出すことは不可能だと感じてませんか?
私はずっとそう思ってました。
ですが、ちょっとしたコツがあるんです!
そのコツさえ掴めたら今より、
「時間が無い」から解放されるんです。
その一つに「時間の使い方」があります。
同じ事をするにしても、
いつ何をするのかによって1日のパフォーマンスが全然変って来るのです。
「最も集中力を要する作業は朝にやれ」
人間の脳は、起床後2~3時間が一日の中で最もパフォーマンスが高いのです。
論理的作業やクリエイティブな作業、難しい仕事を、是非朝にやってみてください。
もしこの様な作業を、集中力が最も下がる昼過ぎや、ヘトヘトになった夜にやってるという方は、勿体ないですよ~!(><)
そういう方ほど、これらの作業を朝に変えてみるだけで、作業時間がうんと変化することに驚くはずです。
「何故、朝は脳のパフォーマンスが良いの?」
朝は、脳が疲れてなく、脳内がとても整理されてる状態なのです。
朝は「脳のゴールデンタイム」と言われ、高い集中力を要する仕事に向いてます。
これは脳科学的にも証明されており、仕事効率を2倍以上に高めることが可能なのです。
スピードが上がるのと同時に、クオリティもアップします。
朝は、脳が最高のパフォーマンスを発揮する時間帯です。
苦手なことや、難しいことは、是非朝にやってみてください。
はかどり方や、クオリティの違いに、ご自分でビックリされることでしょう。
「朝にやってはいけないこと」
朝は、脳内がとても整理されてる状態なので、
最高のパフォーマンスを生み出せるのですが、
これを台無しにしてしまうことがあります。
それは・・・
朝の情報番組と、メールチェック、通勤電車でのゲームなどです。
せっかく整理されている脳内が散らかってしまいます。
つまり、脳のゴールデンタイムが台無しになってしまいます。
時計代わり、占いチェック、天気チェックと、朝にまずテレビを付けてのスタートって方はかなり多いのでは無いでしょうか?
通勤電車でメールやSNSチェック、ゲーム、会社に着いたら途端にメールチェックからなんて人は本当に多いと思います。
せっかくのゴールデンタイムが勿体ないです!
これによって、朝のゴールデンタイムは一気に消滅してしまいます・・・。
「集中仕事と非集中仕事の振り分け」
集中力を要する仕事(集中仕事)と、そうでない仕事(非集中仕事)があると思います。
まず、1日のタスクを書き出し、集中仕事と非集中仕事に振り分けます。
そして、集中仕事は朝などの最もパフォーマンスが高い時間帯にし、そうでないメールチェックやミーティングなどは、最も集中力が落ちる昼過ぎにする。
これで、かなり効率的に仕事がこなせる様になります。
このタスクの書き出しと振り分けは、前日にすることをお勧めします。
なぜなら、朝の整った脳内デスクを散らかさない為と、それを見てスムーズにスタートダッシュが切れる様にです。
時間が無いと感じてる場合、出来るだけ効率的に物事をこなしていく必要がありますよね?
そうすることによって、心の余裕、時間的余裕が生まれます。
なので、出来るだけ効率良く仕事がこなせる工夫が大切になってきますね。
「急がば回れ」
忙しいと、ついつい休憩なしで仕事に没頭してしまうことはないですか?
それって逆効果なんです(><)
速く終わらせようとしてるのかもしれませんが、結果的に遅くなってしまうことが多いんです。
脳は疲れます。そうすると、パフォーマンスが落ちます。
つまり、仕事が遅くなります。ミスも増えます。精神的にも疲れます。ストレスも溜まります。
良いこと無いですね・・・。
『午後は、45~90分置きに休憩を取り入れましょう』
人間が一気に集中出来る時間は、限りがあります。
個人差がありますし、作業内容によっても集中出来る時間は異なります。
よく聞くのは、45分、60分、90分とかではないでしょうか。
ポイントは疲れ切る前に休憩を取ることです。
(間隔はご自身と相談しながら、ベストだと思うタイミングで取れば良いと思います。)
効果的に休憩を取ることによって、集中力を回復させて、パフォーマンスの良い仕事が出来るようになります。
つまり、休憩なしで仕事を続けるより、結果的に速く仕事が終わることになるのです。
『休憩で絶対にやってはいけないこと』
せっかく脳を休憩させる為に休んでるのに、スマホを見てはいけません。
スマホは脳を刺激し、疲れさせてしまいます。
休憩前より脳が疲労し、集中力が下がってしまうとしたら、元も子もないですよね。。
『効果的な休憩の取り方』
脳を休めるのに最強なのは、「目をつぶる」です。
目をつぶった瞬間からアルファ波というリラクゼーションの波が出はじめます。そして、一気に休憩モードに入れるのです。
最近注目されてる「瞑想」なんかは、ただ目をつぶるよりも、もっと効果的です。
瞑想の効果については、科学的研究が盛んに進んでおります。
その効果として、集中力を高める、記憶力が向上する、ストレスが軽減するなどが報告されてます。
積極的に取り入れていきたいですよね。
『仮眠を取り入れる』
短時間の仮眠には、疲労と集中力の回復効果があり、記憶力など脳のパフォーマンスを全般的に改善します。
そして病気の予防にも効果的です。
NASAの研究によると、26分の仮眠で、仕事効率34%アップ、注意力54%アップしたそうです。
これ、どういうことか分りますか?
仮眠寝無しの場合・・・90分掛けた仕事でミスが出て、更に問題解決の時間を要す。
30分の仮眠をとった場合・・・60分でミスの少ない仕事が効率よく出来る。
この差!無理しても良いこと無いですよね~。
なので、適度な仮眠は取りましょう~!
ですが、ここで注意があります。
仮眠は長くても30分以内に!
それ以上寝てしまうと深い睡眠に入っていってしまうので、夜の睡眠に悪影響が出てしまいます。
それと、17時以降は仮眠禁物!
これも、夜の睡眠に悪影響になります。
私のお勧めは、お昼休憩に5~30分のお昼寝と、夕方に睡魔が来たなと思ったら無理せず5分仮眠を取ることです。
(夕方4時頃は、夜中レベルの猛烈な睡魔が襲ってくると言われてる時間帯でもあります。)
ガムを噛んだりして睡魔と1時間戦うより、5分仮眠を取って55分集中出来た方が、よっぽどストレス無く効率的に捗りますよね?
『睡眠はしっかり取る』
忙しいと、ついつい睡眠時間を削りがちではありませんか?
でも、それって、起きてる時間のパフォーマンスが落ちてしまうので、悪循環に。。
研究では、人が日中に明晰な状態を維持する為には、1日7~9時間の質の良い睡眠が必要であるとされてます。
忙しいからと言って、1時間睡眠時間を削って、翌日のパフォーマンスが仮に20%低下するとしたら。。
時間を効率よく使う為に最も大切なことは、集中力を高めることです。
睡眠不足は、最も集中力を下げてしまう行為です。
非効率的で、健康にも悪影響を及ぼします。
良いこと無いですよね?
なので、夜はしっかり睡眠を取りましょう!
これも個人差があると思いますので、ご自身のベストな睡眠時間を見付けていくと良いと思いますよ。
休憩、仮眠、睡眠時間の確保、これらは忙しい時ほどやらないことだと思います。
でも急がば回れです!
一見非効率的に聞こえることですが、本当はとても効率的なことだったんです。
最高のパフォーマンス保つことこそが、時短に繋がります。
「夕方の仕事のパフォーマンスを上げるには」
夕方4時を過ぎると、集中力は再び高まってきます。
それは、脳が終了時間を意識し、ラストパートをかけるからです。
ラストパートがかかると、集中力が高まり、全力で仕事をします。
なので、圧倒的に生産性が上がるのです。
締め切り間際って、めちゃくちゃ捗りませんか?
すごい量の夏休みの宿題、最後の1日2日で何故出来てしまったのでしょう?
人間は締め切りがあると、最高のパフォーマンスが出来る様になってるんです。
これは、誰もがどこかしらのタイミングで実感されてることでしょう。
ここで注意が必要なのは、残業という考え方を捨てることです。
忙しい=残業当たり前になってませんか?
これでは締め切り、期限が無くなるので、夕方の最高のパフォーマンスを引き出すことは出来せません。
しっかりと自分で締め切りをもうけ、それに向かって全力で走る!
最も効率的に素早く仕事を終えられ、無駄な残業を減らせることに繋がるので、是非終了時間を意識してみてください。
とは言え、それでも終わらない程の仕事を抱えてる場合もありますよね?
その場合お勧めなのが「運動を取り入れる」です。
『運動のパワー』
急がば回れにも繋がりますが、30分~1時間程度の適度な有酸素運動をすると、なんとゴールデンタイムが再び訪れるのです!
忙しい人に「少し位運動した方が良いよ」と言うと、必ずこう返って来ます。
「そんな時間無い」と。
本当にそうなのでしょうか?
運動には集中力をリセットする力があります。
脳が疲れた時間に、効果的に取り入れることによって、素晴らしい力を発揮するのです。
仮に30分運動に時間を費やしたとしても、その後2時間掛かる仕事が1時間で終わったらどうでしょう?運動時間を入れても結果30分早く終わります。
3時間掛かる仕事だったら、1時間半で終わって、結果1時間早く終わることになります。
時間がないから出来ないという人が多い運動で、結果的に時短が出来てしまう! ということです。
運動が脳に対して素晴らしい効果を発揮することは、多くの研究によって証明されてます。
1. 海馬の神経を増やし、長期記憶を強化する
2. 脳を育てる
3. 運動直後から学習機能がアップする
4. 頭がよくなる
5. 作業記憶がよくなる
6. ぐっすり眠れる
7. やる気が高まる
どうでしょう?
時短にも繋がり、頭も良くなる。ぐっすり眠れて、翌日のパフォーマンスも上がる。健康にも勿論不可欠。うつや痴呆の予防にも効果絶大!
やらない理由が見付かりませんね。
まとめ
色々書きましたがようするに、脳の特性を理解しそれを正しく活用することによって、新たな時間を生み出すことが出来る。
1日24時間は皆同じ。
ですが、その時間の使い方次第で、生産性に大きく差が付いてくる。
つまり、生産性がアップすれば、余暇も増えるということ。
少し心の余裕が出来ますね。
ちなみに私は、ここに書いた「やってはいけないこと」の殆どをやってました(^^;
朝イチのメールチェックから始まり、朝が超弱いという理由で、午前中はウォーミングアップみたいなものに。
そして午後からは睡魔と戦いながら、休憩なしのぶっ続けであくせく仕事。
残業は当たり前。
運動なんてする時間も無く、家に帰ったらヘトヘトで寝るだけ。
それでもやりたいことがある時は、睡眠時間を極限まで減らす・・・。
実に悪循環だったことが分ります。
人は、無いものや出来ないことにフォーカスが行きがちになります。
勿論私もそうです。
でも当たり前ですが、無い、出来ないと言っていても何も変る事はありません。
無いと感じてるものは、どうしたら手に入れるだろう?
出来ないと思ってることは、どうしたら出来る様になるんだろう?
と自分に問いかけることによって、道が開かれていくのです。
そしてこの問いによって、1冊の本に出会えたのです。
この問いが無ければ、出会わなかったでしょうし、手に取ってなかったと思います。
自分に対する問いで、考え方や行動が変ります。
そうすると人生は変ります。
変化はいつも、良い問いから起きてきます。
より良い人生の為に、良い問いを投げかける練習も是非してみてくださいね。
最後に
1冊の本に出会って、時間に対する考え方ががらりと変り、日々の行動も変っていきました。
本にはここに書き切れなかった、もっと詳しいノウハウが沢山書かれてます。是非手に取って読んでみてください。
「脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術」 著者:樺沢 紫苑
ここまで読んでくださり有難うございました。
このNoteでは、忙しいあなたに有益な情報を発信していきたいと考えてます。
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では、また次の記事でお会いしましょう~。
画像引用元
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<a href="https://www.photo-ac.com/profile/638920">FineGraphics</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真
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