不参加の「KANタービレ」とやっと読み始めた『KAN in the BOOK』
おとといの夜、シンガーソングライターのKANさんが旅立たれてから1年の記念日として、親交のあったアーティストの方々が一堂に会し、KANさんの曲を演奏するというライブ「KANタービレ」が開かれました。
出演したアーティストの方々の名前を、ざっとここに並べてみましょう(敬称略)。
すごいメンツです。さすが、チケット代12,000円。
でも私は、行かないという選択肢を取りました。
チケット代だけでなく、旅費も相当かかる、というのもネックだったのですが。
何より、「KANさんがもう現世から旅立っていらっしゃる」という現実を直視したくなかったんだと思います。
でも、その代わり、というのも何ですが。
先日のnote記事で宣言した通り、KANさんのアーティスト本を読み始めています。
今日、読んだ部分は、KANさんと親交深いアーティストのうち、スターダストレビューの根本要さん、スキマスイッチのお二人、そして秦基博さんが集まって、KANさんに対するダメ出しを言いあう(という設定の)座談会の記事。
この記事では、KANさんがいかに「面倒くさい人」だったかを、4人が笑いながらユーモアたっぷりに、「でもKANさんだから許せる」というノリでお話されていらっしゃる様子が伝わってきます。
いちファンとしても、KANさんがこだわりの強そうな人だというのは察してました。
でも、それに付き合わされてきた彼らの苦労を想像すると……いや、でも、もしかしたらうらやましいかも(実際にやらされる立場になったら、たまったもんじゃないかもしれないけど)。
さて今夜、NHKの2つの番組で、KANさんの話題が出てきます。
・NHK総合「サラメシ」
・NHK-BS 「The Covers」
この時期にKANさんの話題を取り上げてくださることが嬉しいです。
「サラメシ」では、故人の著名人が生前に好きだったランチを紹介するコーナー「あの人が愛した昼メシ」で紹介されるとのこと。
「The Covers」では、先述の通りKANさんと親交の深かったスキマスイッチが「愛は勝つ」をカバーしてくれます。彼らは昨年末の「日本レコード大賞」でも同曲を歌ってくれましたが、今度はアレンジなどまた違うのかも。
どちらの番組も楽しみです。
※ サムネイルの写真、これまた未読のKANさんの歌詞集『きむらの和歌詞』と、KANさんの奥様の名前にちなんで最近飲んでいる「桜の紅茶」の入った缶も一緒に撮りました。