【簡易まとめ】”制度からの排除”を防ぐための制度申請フローにおけるサポートポイントについての整理表
過去、noteで、申請主義の現状と課題について、そして、課題に対する一部施策提案などについて記してきました。
申請主義によって生じる制度からの排除の問題は、デジタル施策のみではなく、さまざまな施策や取り組みを複合的に組み合わせていく必要があると考えます。
現行、情報の入手(行政機関の広報・教示義務)においてさえ、どのような場合に、サポートしてくれる制度があり、条件はどのようなもので、どこで、どのような手続きをとればよいのかを市民目線でわかりやすくアクセスしやすいように周知する行政機関の法的義務が明確になっていません。広報や情報発信のガイドライン等もなく、各自治体、各現場の各々の判断で情報発信しており、ナレッジが共有されていないのが現状です。
以下、制度申請をフローで整理し、フロー毎にどのような介入(サポートポイント)ができ得るかについて整理をしました。
①制度申請フロー
現行、制度を申請するに至るまでのフローを以下の通りと分類仮定したとき、
①気づく(制度の存在を知る)
②わかる
③書類を揃える
④書類を記入する
⑤申請する
上記プロセスをサポートするポイントとして以下が挙げられます。
②サポートポイント
①気づきやすくする
②わかりやすくする
③(書類を)揃えやすくする
④(書類を)記入しやすくする
⑤申請しやすくする/申請を不要にする
⑥その他
③制度申請フローにおけるサポートポイントについての整理表
上記を踏まえて、”制度申請フローにおけるサポートポイント”について、以下の通りまとめましたので、参考までに共有をさせていただきます。
画像だと見づらいので、詳しくは以下のリンクよりご覧ください。
上記、各ポイントごとに、事例を参考までに記しました。
スペースの関係で把握している全ての事例について記載することはできませんでしたが、「こういった事例もある」など情報をご存知の方は、お教えいただけると嬉しいです。
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