WiseVine流サーバントリーダーシップとリーダーに求められるスキル
こんにちは！株式会社WiseVineの採用担当です。
本日は、バックエンドエンジニアのセクションリーダーを担当する太田さん（以下・敬称略）に「WiseVineのセクションリーダー」について以下の観点でお話しを聞いていきます！
エンジニアとして、マネジメントの道を選択する魅力
WiseVineならではの組織運営とは
次のフェーズを作るチームとは
「エンジニアチームを支えて一緒に成長していきたい方」や「自身の強みを活かして社会に貢献したい方」はぜひ最後までご覧ください！
大阪大学大学院卒業後、新卒でシャープに入社。シャープでは組み込みソフトエンジニアとして冷蔵庫の開発に従事。4年半務めた後、Y's株式会社へ転職。Y'sでは大学からの受託開発や大学向けSaaS等、20プロジェクト以上に従事。主な業績は、大学教職員向けSaaSの設計・構築・運用。現在3つの大学で運用されており、エンドユーザー数は数万規模。Y'sに8年務めた後、2023年12月にWiseVineへバックエンドエンジニアとして参画。
WiseVineでは、PdMを中心とした機能別のプロダクトマネジメントにおける他職種混合のチームと、 プロダクト横断した職能別のSectionというチームを両軸で持たせるマトリックス型の組織を採用しています。 今回インタビューさせていただいた太田さんは、特定の機能群におけるPdMを担う傍ら、バックエンドエンジニアのセクションリーダーとして、メンバーの評価、育成、採用、1on1、チーム目標の設定など、チームパフォーマンスの最大化に貢献して頂いています。
◆まずは、WiseVineのセクションリーダーの役割を教えてください。
太田: セクションリーダーの主な役割は、メンバーのメンタル面のマネジメントや労働環境、タスクボリュームの管理です。スクラムごとに進めているため、チケット管理も行っています。さらに、メンバーの教育や育成、研修の一環としてテックLTを開催しています。これはメンバーが自主的に提案してくれた知識共有の場です。まだ進行中ですが、KPIの設定や評価も今後の課題です。また、他のテックセクションリーダーとも課題を共有する場を設け、社内に公開しています。
◆セクションリーダーとして感じたことや挑戦は何ですか？
太田: 組織図が発表されたとき、私はその中で最も新人だったので、受け入れてもらえるか不安がありました。ですが、リーダーとしての役割を「BEの兄貴としてやってくれ」と言われたことが、自然に自分の中に腑に落ちました。セクションリーダーの役割は、楽しいこともあれば、やりがいを感じる部分も多いですが、課題もありますね。たとえば、現場の声をもっと上げやすくする仕組みや、メンバーが個々に活躍できる機会をもっと増やしていくことが重要だと感じています。
◆リーダーに任命された時、何をするべきか迷うことはありましたか？
太田: 最初は、何をやるかがはっきりとわからない部分もありましたが、マネジメント研修を受けた際に、会社が求めるリーダー像と自分が考える役割が一致していることに気づきました。私はサーバントリーダーとして、チームを後ろから支える役割を意識しています。それが私のリーダーシップのスタイルであり、WVのチームリーダーとしてもフィットしていると考えています。
◆セクションリーダーとして活かせている自身の強みは何ですか？
太田: 私は「人を見て観察するタイプ」なので、各メンバーの考えや気持ちを察することができ、本音を引き出せることが強みだと感じています。日常的にメンバーの様子を観察し、彼らがどう感じているのかを汲み取ることができるのはセクションリーダーに活かせる強みだと思っています。
◆セクションリーダーの楽しさや、やりがいは何ですか？
太田: メンバーが自分のやりたいことで活躍する姿を見ることが、一番の楽しさであり喜びです。そのために、メンバーを一人一人よく観察することが大事です。例えば、「この人にはこの仕事が向いている」「この人には向いていない」といった判断をし、最適なタスク配分になるよう働きかけています。コミュニケーションも円滑に進めるために、CTOや各セクションリーダーともスムーズに連携を取っています。また、このポジションを通して、メンバーの一人一人が自分の考える未来像を持っていることに気づきました。これをサポートし、メンバーが新しい能力を発揮できる機会を提供できればよりやりがいが出てくると思っています。
◆BEチームの現状や課題についてどうお考えですか？
太田: BEチームは元々、個人の能力に頼った、ノーマネージな組織でしたが、現在は、会社のフェーズも徐々に「再現性」を意識するような段階に入ってきたため、リーダーを立てて、組織の仕組みを整備しつつあります。今はその過程にあるため、メンバー間で話し合い、合意形成を図りながら進めています。心理的安全性を高めるための雰囲気作りも心がけています。今後の課題としては、特定のメンバーにタスクが集中してしまうことがあるので、労働時間の偏りを減らし、チーム全体のバランスを調整していくことが必要だと思います。
◆セクションリーダーには、どのような素質が求められると思いますか？
太田: 最低限のスキルはもちろんですが、人柄が非常に重要です。穏やかで平常心を保ち、焦った時でも感情的にならないこと、そしてメンバーの立場で物事を考えられる人がリーダーには求められます。また、1on1の場で状況を汲み取り、必要に応じて問題解決策に対してしっかりと行動に移すことが大切です。これができなければ、信頼関係に悪影響を及ぼす可能性が出てきますからね。
◆最も効果を感じた施策は何ですか？
太田: 一番効果があったのは、各メンバーが自分のタスクを他人に渡す文化ができたことです。以前はタスクが一人に集中してしまっていましたが、今では心理的安全性の向上と共に、タスクを分散して融通し合うことができるようになりました。結果的に、作業の余裕が心の余裕に繋がり、メンバーの視座が広がるきっかけにもなったと感じています。
◆どんな人にセクションリーダーが向いていると思いますか？
太田: 面倒見が良く、メンバーから信頼されることが喜びになる人に向いていると思います。育てるというよりも、メンバーをサポートし、彼らが進みたい方向へ導く役割を楽しめる人が理想的です。
少しでも興味を持っていただけた方からのご応募を、お待ちしております！
ー太田さん、ありがとうございました！
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