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【私の内省備忘録】人の気持ちはわからないということ
先日、同僚からの社内チャットがなんとなく冷たいような感じがした。
でも特に変なことを言った覚えはないし、この前話したのも業務関係の話で、怒らせるような発言をした覚えもない。
その子の悪口を裏で言ったりなんかしていないし、私が相手に対して冷たい態度をとったこともない。
とても不安になった。
今までだったらそれからとにかく不安になって、相手に直接会ってどんな態度で接してくれるかを今すぐ確認したくなって、もう何も手につかなくなって…という具合だった。
でも、内省を日々文字に書きだすことによる効果なのか、多少不安ではあるのだが、「待て待て、まだわからない」ともう一人の自分が勇気を出して声を上げた。
そのおかげで、一旦その不安は横に置くことができている。
こういうときこそ、私の得意な想像力の出番だ。
単純にちょっと忙しかったのかもしれないし、もしかしたら別の人間関係でイライラしていたとか、こっちの何気ないひとことが気にかかっているとか、もしくは本当になんとも思っていないことだってある。
こちらに本当に心当たりがないのであれば、そっとしておいてあげる。
その方が相手にとっても自分にとってもきっと楽だ。
そもそも、こちらができるだけ相手に気を配って接している限り、相手が突然怒って「もうあなたには耐えられません」なんてことは起こらないと思う。
人間持ちつ持たれつで、相手の悪いところは認めながらも、いいところを愛しているので関係を保つことができる。
こっちが無遠慮になれば相手も耐えられなくなるかもしれないが、相手に対して思いやりのある言動を心がければそんなことはまずないと思う。
あるとしたらよっぽど相性が悪いか、相手がめちゃくちゃ意地悪か、知らぬうちに自分が過剰に相手のお世話をしようとしてしまっているか、のどれかだ。
いずれにせよ、自分の力では解決できない。
後日談だが、同僚と先日会ったとき、本当にいつも通りだった。
やはり私の杞憂だった。
「まだわからない」と自分を諫めたもう一人の自分が現れてくれたことを、自分の成長の証として喜びたいと思う。