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【内省】吾輩はチキンである、ネガティブではない
ネガティブの別の見方を友人に教えてもらった話。
先日、とある友人と電話で話した。
その友人はポジティブであり、ネガティブ感情もうまく扱える人。
とても力強い足取りで人生を闊歩しているように、私には思える。
その友人とはけっこう、人生のことやこれからやりたいことについて話す。
その際、私にはネガティブ傾向がある、という話をしていた。
その時相手が言った。
「あなたはネガティブというより、臆病なんじゃない?」
「確かに」と思った。
過去のネガティブ発言を思い出してみると、自分を守るための発言だったことが多い。
例えば、「私ポンコツだから笑」という発言一つとっても、「周りにダメ人間と思われるのが怖い」「難しい業務を振り分けられたら怖い」という気持ちが隠れていたのだ。
失敗することや、周りから情けない人やダメな人の烙印を押されるのが怖くて、事前にバリアを用意していた。
「ポンコツだからできません」と言って何も実行できず、結果成長できないままになっている。
物事がうまくいかない根本原因が「臆病」なのであれば、もう少し解決策を見つけやすくなるのではないだろうか。
恐怖を克服するには、対象を知ること、やってみること。
趣味でもいいし、副業っぽいことでもいいし、何か小さなことから手を出して新しいことを知っていけば、恐れは少しずつでも減っていくのではないか。
臆病でも、やり方がわかれば怖くなくなる。
車の運転がいい例だ。
最初は怖くてしょうがなかったが、慣れた今では手放しがたい便利な物だ。
反対に、臆病さが大事なこともある。
車の運転だって、臆病さがあるから人を傷つけないように慎重に運転する。
だからすべてを否定せず、うまく使えるようになりたい。
良い感じに臆病を乗り越えて、時に使いこなすようになれば、リスクを鑑みながらも、色んなことに挑戦できるようになるのではないだろうか。
「臆病」という意味の言葉で使われるチキンたちは、実は人や犬を追いかけまわしたりもするのだ。
「チキン」も意外と勇敢なのである。