【内省の記録】頭の中のもやもやループから抜け出したい。
私はなにか不満があるときや、逆に何か面白いことがあったとき、
自分の気持ちや面白かったことの内容を誰かに話しているかのような感じで、頭の中で声が響き渡ることがある。
そしてそれはしばらくの間ずっと続く。
一度ループに入ると全然止まらなくなる。
特にお風呂に入っているときや、ベッドに寝転がってまどろみを待っている間、一番脳のおしゃべりが止まらない。
それを止めたいと思う一方、止めたくないと思う自分もいる。
何かを不満に思っているとき、それは同時に私は感じていることは正しいと思いたいときでもある。
何度も同じ話をして、やっぱりどう考えても私が正しい、相手がおかしい、と思いたくてやめられなくなっている状態になる。
しかも、話している相手は自分なので、諫めてくれる相手はいない。
よく、仲が良いカップルのルールとして「けんかを翌日に持ち込まない」ということを聞くが、脳の中で相手とのけんかを翌日、さらにその翌日と持ち込み続ける。
色んな記事で何度も書いているけど、これも「カワイソウな自分」になって、自分を守ろうとしているからではないかと思う。
「カワイソウな自分」にならないためにするにはどうしたらいいのかということはいったん置いておいて、まずこのおしゃべりを止めるためにやって、意外と効いた方法が2つある。
指で体のどこかをとんとんする。
昔、海外の医療系ドラマで、とある男性に執着してしまう女性が、輪ゴムを腕に着けて、その男性のことを考えてしまうたびにその輪ゴムをぱちぱちする、というような描写があった。
輪ゴムをぱちぱちすることで、自分がいまその人に執着してしまっていることを自分に自覚させるため?みたいなそんな意味だったと思う。
それを寝てるときに思い出して、指で腕をトントンして、指が腕に触れる感覚に集中してみたところ、すーっと眠くなった。
メンタルの向上のために、瞑想をするという方法があるが、私はちょっと苦手だった。「今背骨曲がってる」とか色々考えて結局瞑想をしていることも忘れてまたおしゃべりが始まっていることが多いからだ。
瞑想より、何に集中するかがわかりやすくて私には合っているかもしれないと思った。
紙に詳細に書く、と意気込む。
不満や不安なことを紙に書きだす、というのはネガティブな感情に向き合う方法として有名だ。
ただ、私がやってみて感じたのは、「よっしゃこの頭の中の声をめちゃくちゃ詳細に書き出して、すっきりするぞ」と意気込めば意気込むほど、頭のおしゃべりが止まる。そして手が動かなくなる。
これは、私が文字を書くより打つ方が好きだからかもしれない。
手書きは時間がかかる分、脳の中のおしゃべりの速度についていけなくて、なんとなく萎えてしまう。
他にも「よし!!これについて詳細に今から考えるぞ!」と思うだけでもちがうかもしれない。
もやもやループを放置しておくとどんどん深みにはまっていき、抜け出せなくなっていく。
不安は強まるばかりだし、不満は必要以上暴れだして、明日誰かを攻撃するかもしれない。
後悔する前に、脳のおしゃべりを自分でコントロールできるよう、引き続き善処していきたい。