【内省備忘録】文句ばっかり言ってたなあ
noteを始めたころ、私は大きな問題を抱えていた。
自分の考え方やメンタルを見つめなおす日々。
書くことは苦手だったんだけど、書いていくうちになんとなく自分の考え方を俯瞰して見ることができるようになってきた。
問題自体は解決していないものの、あれから少し時間が経ったので心も落ち着いてきた。
そのうえで、今日突然思ったことは、
「いままでの私、文句ばっかり言ってたなあ」ということ。
何か嫌なことがあるとそれをよく話のネタにしていた。
笑い話や話題作りのようにしていたのだが、内心はただただ文句を聞いてほしかった。
愚痴ること自体は、聞いてもらう相手に苦痛がなければ問題ないと思う。
私も、友達が愚痴を言って心が軽くなるのであれば嬉しいとさえ感じる。
だけど私は、自分が動けば状況を変えられるようなことに対してまで文句を言っていた。
聞く相手も困るし、自分もいい気分にはならない。
「文句ばっかり垂れてても意味がない」とよく言われる。
言うことはわかる。間違いない。
だけど、文句を垂れずに自分でできる解決策を探すことが今までの私にはできなかった。
自分でなんとかすべきなのはわかっているのに、うまくできない。
嫌だ、という気持ちを伝えたくても、勇気が出ない。
その状況を誰かにとにかく慰めてほしくて、笑ってほしかったのかもしれない。
今はたまたま、文句を言いたくなるようなことがないだけかもしれない。
ただ、生きている限り人との軋轢はあり、避けられない不幸があり、たまには文句を言いたくなる時があると思う。
だけどそんなとき、「もしかしたら自分にもできることがあるかもしれない」と一歩後ろから自分を見て、考えることを心に留めておきたい。