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【内省】背伸びをしないこと

何事にも、背伸びをしないことは大事だ。

一時期私はあまりに綺麗に文章を書くことにこだわりすぎて、なんだか勝手に心が折れた。

元々文章が苦手で避けて生きてきたのに、1日2日でうまくなれるわけがない。
でもうまい人みたいに書こうとしていた。

だけど、肝心の素直さみたいな、心の内から書くみたいなことを忘れてしまっていた。

それに、私がnoteを書く理由は自己成長や内省のためだ。
うまさなど、二の次にするべきなのだ。


うまくなりたい気持ちは変わっていないのだけど、背伸びしたところで結局かりそめのうまさでしかないと思った。

書くこと以外でも、私は割とすぐ自分の実力以上のことをやろうとしてしまう。

実際の私以上にいい人を演じようとしていたり、実力以上のなにかがすぐできると思ったり。

結局、実際の自分と乖離があるから疲れたり、うまくいかなくて自己嫌悪するのだ。


本当に優しい人、本当に何かがうまい人、文章が綺麗にかける人というのは、それが内側から勝手にあふれてくる人だ。

そういう人はきっと背伸びなどしていない。
何かを美しくできるように考えることはあっても、必死にないものを絞り出したりしない。

たくさんの知識や知恵を取り入れて、自分の経験や価値観と混ざりあい、それが美しいものとなって体から出ていくような感じだろう。

私はまだ空っぽなのに、0から1を生み出そうとしてしまうのがまちがっていた。
インプットをおろそかにしていた。


空っぽなら、これからたくさん詰めていけばいいのだ。

何かを気負いすぎることもない。
私は文章で食べていこうなどとは思ってない。

文章以外でも同じ。
知識や、自分が綺麗だと思うものにただ触れて、楽しんで。

少しずつでもいいから、洗練されたものが勝手に私から出ていくようにしていこうと思う。

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