50にして想う
1カ月前に50歳になりました。
誰もが思うことだろうけど、、自分が50になるなんて!と改めて驚いてしまう。
人生100年時代、と思えばまだ半分だけれど
実際100まで生きる人はそう多くないし
芸能人の訃報なんかも70~80代が多いし
そもそもあと50年も生きたくない!
いや、生きたくないというか
子どもたちとはずっと一緒にいたいなと思うし
気力も体力も衰えず、そして財力も豊富にあって楽しく暮らせるならあと50年生きてもいいけれど
そんな魔法はないわけで、、、
50で既に、とてつもない衰えを感じているのに
これからはさらに体力がなくなり、体のあちこちに不調も出てくるだろうし、どんな病気が見つかってもおかしくないお年頃。
正直、不安はある。
まだ子どもたちにお金がかかるから
あと10年くらいは現役で働かなくちゃいけないけど、それだけでも結構大変なこと。
朝起きて朝食とお弁当作って家族を送り出し、
自分の身支度をして会社に行き、一日働いて帰ってすぐ夕飯を作り洗濯物やら何やら片付ける。
そんな、以前は当たり前にやっていたことでさえ
しんどいなーと感じてしまう今日この頃。
あと10年…60まで続けられるだろうか。
子ども達が大学生とか一人立ちしたら多少は楽になるだろうけど、それでも。
だけど、大変だからといって人生やめられない。
子どもたちも産んだ以上は育て上げなくちゃ。
だから50にして心機一転、
来月から新しい職場で新しい仕事。
体力もこれ以上衰えないように
体型もなるべく太らないように管理して
そして何より気力が老け込んでしまわないように
いろんなものを見たり聴いたり、
いろんなことをやってみたり、
心は若々しくいたいなと思うのです。
自然体で「老い」を受け入れよう、、
という考え方もあるのはわかるけれど
まだもうちょっと、がんばれるうちは
「老い」に抗ってみようと思うのです。
そんなことをここ1年くらい考えていて
昔はしょっちゅう行っていたライブに
最近は息子と行くようになった。
中高生の息子が一緒に行ってくれるのが
何より嬉しいし楽しい!
あと、これも昔は大好きだった旅行に
最近またちょいちょい行くようになった。
先日は次男とタイ・シンガポールへ。
やはり旅に出るのはリフレッシュになるし
海外は特にいい刺激になる!
子どもたちが幼い頃はできなかったことが
今またできるようになってきたことが
嬉しいし、自分の世界を広げてくれる。
今まではとにかく「子どもたちのために」
自分のことはどうだっていいと思っていた。
でも今は、彼らと一緒に楽しみながら
若い息子たちの力も借りつつ、
まだまだ老け込まないぞ、と自己暗示をかける
50歳。
何から何まで子どもたちのお世話をしなきゃいけない時期はおわった。
でもお金はますますかかる一方だから
親ができることはまずお金を稼ぐこと。
そして、子どもたちと一緒にいられる今しか
できないことを一緒に楽しみたい!
そのためには自分も元気でいなきゃ!
「50にして天命を知る」
とは、孔子さんもよく言ったものです。
今までと、これからの人生について考えて
自分には何が大事なのかを知る。
そんな時期なのだなあと思います。