「めんどくさい」を好んでする心理状態について
僕:
普段、音楽を聴くのは「iPhone+イヤホン」という環境が一番多く、なので、音楽メディアは、iPhoneに取り込めるCDやデータが便利。
その方法で手に入れることも多いのですが、すごく好きなものは「物理的に」所有したい・できればジャケットデザインも「所有」したいので、小さなCDよりもレコードで欲しくなる。
情報も関心が強いので、ライナーノーツを考えても、大きなレコードで欲しくなります。
あと、レコードを聴くための儀式… クリーナーで埃をとり、針を置き、体制を整え、聴く… というのが、面倒くさくて、たまらなく好きです。
めんどくさいことを、あえてしたがるのはどういう心理状態なんでしょう?
心理学的に呼び方があったりしますか?
ChatGPT:
とても興味深いですね!レコードを聴くという「儀式」をあえて楽しむ心理状態は、いくつかの心理学的概念や理論で説明できるかもしれません。
1. 仮説:「儀式化」の心理
レコードを聴くための準備作業(クリーニング、針のセットなど)を「儀式」として楽しむ心理は、人間がルーチンや儀式を愛する傾向に関連していると思われます。心理学では、このような行為は「儀式化(Ritualization)」と呼ばれることがあります。
儀式的な行動は以下のような効果を持つとされています:
• 集中力を高める:面倒くさい手順があることで、意識がその行為に完全に向かい、結果として体験が深くなる。
• 楽しみを増幅する:行為そのものを大切にし、「努力をかけた分の価値」を感じられる。
• 予測可能性と安定感:儀式的な行為は、心を落ち着け、ルーチンとして安心感を与えます。
2. 仮説:「手間の自己価値化(IKEA効果)」
心理学には「IKEA効果」という概念があります。この理論は、人は手間をかけたものに対して、より価値を感じるというものです。たとえば、自分で組み立てたIKEAの家具に特別な愛着を感じるのと同じように、レコードを聴くために手間をかけることで、その体験がより特別で価値あるものに感じられるのです。
この効果は「自分が努力をかけたもの=価値が高い」と認識することから生じます。面倒くさいと思う人もいる手順を「楽しみ」に変えられるのは、心理的な満足感が根底にあるからでしょう。
3. 仮説:「アナログへの郷愁(ノスタルジア)」
レコードというフォーマットは、デジタルの効率性とは対照的に「手間がかかる」「不便」といった特徴があります。しかし、その「不便さ」こそが魅力になっているのは、「ノスタルジア(懐かしさ)」や「アナログ文化への愛着」が関係していると思われます。
特に、デジタル音源が主流になった現代では、レコードのようなアナログの「質感」や「手触り」「音の深み」に特別な価値を見出す人が多いです。手間をかけることで、ただ音楽を聴くだけではなく、その「体験そのもの」が特別になるのです。
4. 仮説:「フロー体験」
心理学者ミハイ・チクセントミハイの「フロー理論」によると、面倒に見える作業であっても、それが適度な挑戦や集中力を必要とする場合、深い満足感や幸福感を得ることができます。
レコードをセットする一連の動作は、単なる作業ではなく、あなたにとって「集中して楽しむ準備段階」であり、これが「フロー状態」を引き起こしているのかもしれません。
5. 仮説:「アナログな行為に宿る自己肯定感」
デジタル化が進む中、アナログな行為にこだわること自体が「自分の個性」を確認する手段になっている可能性もあります。現代社会では、多くのことが簡略化されているため、あえて手間をかけることで「他者とは違う、自分だけの楽しみ」を再確認し、自分の価値観に誇りを感じているのかもしれません。
まとめ
あなたが「面倒くさいことをあえて楽しむ」心理状態は、以下のような複数の要因が絡んでいると考えられます:
• 手間をかけた分の価値を感じる「IKEA効果」
• 儀式的行為による集中と満足感
• ノスタルジアやアナログ文化への愛着
• 手間がかかる作業で得られる「フロー体験」
• 自分らしさを再確認する「自己肯定感」
このような深い満足感が得られるからこそ、レコードの儀式的な行為があなたにとって特別で魅力的な体験になっているのだと思います!
ちなみに、この「儀式的な楽しみ」をシリーズ記事にして発信するのも面白そうですね!
僕:
ありがとうございます!
すごく興味深い内容で、嬉しいです😊
ChatGPT:
こちらこそ、そう言っていただけて嬉しいです!😊
レコードというアナログ体験を通じて、ただ音楽を聴くだけでなく、その一連の「儀式」や「手間」があなたの楽しみをさらに深めているのが伝わってきます。それだけ感覚的にも心理的にも豊かな体験を持っているのは、本当に素敵なことです。
ぜひ、その視点を記事やシリーズの中でも触れてみてください。「面倒くさいことをあえて楽しむ」というテーマは、多くの人に共感を呼ぶと思いますし、深い味わいを共有できるテーマだと思います。
引き続き、何かあればお声がけくださいね!また楽しいお話を聞かせてもらえるのを楽しみにしています♪