ジョーゼフ・キャンベル「千の顔を持つ英雄」100分de名著
数少ない録画し続けてる番組、「100分de名著」。
年内に、忘れないうちに書いておきたかった、7月の名著、ジョーゼフ・キャンベル「千の顔を持つ英雄」。
スターウォーズをはじめ、大人気娯楽作品など、ストーリーを作る時にお手本にしていたという作品、とのことです。
語り継がれてる、世界各地の神話を分析した、著者のキャンベルさん。
彼は、今も語り継がれている「偉大な神話」には、共通した構造があることを見つけ、それを明らかにし、記したのが「千の顔を持つ英雄」です。
その構造の特徴を、誰もが興味を引くタイトルにするなら「英雄の旅」「ヒーローズ・ジャーニー」。
「英雄の旅」にはパターンがあります。
大別すると「出立→イニシエーション→帰還」というフローになっているんだそうです。
偉大な神話は、このパターンを持つものが多い。
スターウォーズのストーリーは、これを下敷にして大ヒットした、見本のような作品だったようです。
ポンコツロボットコンビのC3POとR2D2。
R2D2には、帝国に捕えられた、共和国のレイア姫からのSOSメーセージが託されてました。
それを偶然見てしまい、旅をはじめる主人公のルーク。
これが、「出立」。
知り合いだったオビワンから、彼の本当の姿を知らされ、フォースの特訓を受け、ジェダイの騎士として目覚め、悪の帝国に立ち向かうルーク。
これが、「イニシエーション」。
レイア姫を救い出し、ダークフォースの使い手、ボスキャラであるダースベーダーと闘い、帝国のデススターを破壊し、銀河に平和を取り戻し、仲間から祝福されるルーク。
これが「帰還」。
このパターンは、多くの人を魅了し、興奮させ、語り継がれる名作になる、とのこと。
番組内では、伊集院光さんが、腑に落とすため、自分事として、自分のこれまでに当てはめるシーンがあり、その際に伊集院さんが「伊集院クエストでは… 」という切り出しがあり、それが実に興味深かったのでした。
面白い!!!
なぜ、僕が惹きつけられたかというと、僕自身がこのパターンを、知らず知らず、何度も繰り返しやっていたから。
ジュンツカ・クエスト シリーズとして何作も思い浮かぶから、でした。
日常にマンネリを感じたり、満足感が足りなくなると「出立」し、「マゾか?」と思うほど困難な試練をあえて自分に課し、ヘロヘロになってクリアし、帰還して、自分が成長したことを実感してきました。
… というか、わざわざ、それをやらないと、自分が成長しているのかがわからない💦
そして、帰還の満足感が薄れると、また何か課題を見つけ、あたらしいクエストに出立し、自分に試練を与える…
やっぱり、ただのマゾなんだろうか?
😅
今夢中になっている「自分史上最強」を更新することも、仮想自転車日本一周も、ジュンツカ・クエストの一つとも言えると思ってます。
還暦目前、来年還暦ながら、体調・体力・認知力が右肩上がりなのを実感していて、それにいたるまでに試してきたあれこれを、知識を、僕だけで抱えてるのはもったいなく、広くシェアするため、「ココロとカラダをハッキング」などで、すでに発信しています。
それとは別に、「◯◯に不満があったので出立し、△△の試練を与え、イニシエーションを受け、◻︎◻︎の宝物を得て、帰還した」という「英雄の旅」フォーマットで、ジュンツカ・クエストとして発信したら面白そう😊
「ジュンクエ1」のサブタイトルは、「デブからの脱却」かな?😅
ぜひ、やりたい。
さっそく、ジュンクエ・シリーズを束ねるマガジンを作り、ChatGPTにイラストを描いてもらいました😅
ということで、今年残り1週間を切ってしまった今日、あわてて、7月の名著の感想をまとめました。