ココロとカラダをハッキング082「レジリエンスの高め方 09:睡眠」
僕がこれまでにおこなってきた回復方法についてのまとめです。
今回紹介するのは、「睡眠」です。
はっきり言って、「レジリエンスの高め方」は、今のところ、栄養・運動・睡眠が、三種の神器だと考えてます。
この3つを極めれば、カラダもココロも、限りなく楽になると思います。
入浴やサウナ、自力整体やヨガ、呼吸法、サプリメントなどなどのケアは、三種の神器を補い・サポートする役割だと考えてます。
三種の神器は、それぞれ、レベルアップをすることができるとも思ってます。
『睡眠』に関しては、ジュンツカ・クエスト2:脳科学への扉で、1987年に睡眠障害になり、『ゴルトベルク変奏曲』という「眠る魔法」を手に入れ、克服した… なんてことを書いたのですが、あの魔法はレベル1でした。
その後、社会の荒波にもまれると、レベル1では歯が立たず、より高いレベルの「眠る魔法」が必要になっていきました。
2020年までの会社員生活ラストの段階では、睡眠導入剤と飲酒に頼ってました。
2021年、フィジカルワーク専門の個人事業主になったことで、レジリエンスを高める必要をそれまで以上に感じ、鈴木祐さん著『最高の体調』の勉強・実践と同時に始めたのが、「スタンフォード式 最高の睡眠」で話題になった枕『ブレインスリープピロー』の導入でした。
それまではアイスノンなどで頭を冷やさないと眠れなかったのですが、それがいらなくなり、睡眠の質も良くなったと思いました。
翌年、2022年春には、毎年おこなっていた「健康診断前の断酒」に起因した「入眠困難」対策を機に、スマートウォッチとアプリによる「睡眠の見える化」を開始。
「眠る魔法」のレベルアップの取り組みをおこなうことになりました。
個人事業主ということで、ワークライフバランス=オン・オフに加え、何の仕事をするかの配分も決定権があるということで、収入優先でしたが、持続可能性を高めることを考えはじめ、おのずと、「よく眠れるようになっているか?」を気にするようになりました。
2023年には「シニアのための7つの睡眠習慣」などで勉強。
高齢者が陥りやすい睡眠障害について学び始めました。
わかったのは、睡眠障害になる原因は多岐に渡り、取り組み方もそれによっていろいろあり、一気に「最高の睡眠」を手にすることは困難で、とはいえ小さな成功を積み重ねることでレベルアップしていける、睡眠の質は高められるということです。
自分の睡眠を見える化し、睡眠状態を把握し、改善方法を勉強し、コツコツ対策することをオススメします。
レジリエンスを高める、とても有効な取り組みだと言えます。
「睡眠」については、紹介できることがいろいろできましたので、別シリーズとして始めることを予定しています。