おとといのこと。
朝起きて、noteを開いて読んだ記事に「eastern youthの吉野さん」の文字があってそれを見た瞬間にある写真が浮かんだ。それがすごく好きで、時々見る。読む。
何かの時にたまたま出会ったネット記事。
(記事はこちら)
https://www.asahi.com/and/article/20180130/149363/
この笑顔。素敵な写真。人柄も表している気がするし、嘘がなくて安心できる。
人生の先輩がくれる言葉。この記事は読むたび、ふわっと風が吹いて心が軽くなる。
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大学時代、すごく影響を受けたんだろうなと思うような音楽性のバンドをやっている先輩たちが結構いた。
そういう人たちは大概、ちょっと拗らせているイメージで、なんだか近寄り難いけれど、みんな優しくて、情に厚いというか、語るのも長く延々とお酒を飲みながらしっぽり話すのが好きで、時々泣きながら語り合ったり、真面目に喧嘩してたり。ちゃんと仲直りしてさらに深い仲になってたり。いつも楽しそうで。
でも、どこか孤独感がある気がしていた。それを音楽で表現している感じだった。
日に日にエモーショナルさが強まっていくのを、ライブで感じるのが好きだったし、かっこよかった。みんなやっぱり解散してしまったけど。
羨ましい。そういう人たちが作る世界観は特別なもので、普通に平凡に生きてきた女の自分には、触れられないものな気がしたし、表現できないものだと思う。
コロナ前まではちょこちょこイベントで会う機会があったりしたけど、年を重ねた
そういう先輩方はみんな、さらにとても優しい人になっていたし、若かった時の思い出を大切に持ってキラキラと生きている感じがして、素敵だなって思ってた。
ある人は今また再結成してやっている話も聞いた。つくづく羨ましいなと思う。
noteからイースタンを受け取って、色んなことを考えて、色んな人の顔が出てきてた午前中だった。私ももっと深く聞かなくちゃな。
午後からはスーパーへ。その後
今月で終わってしまう展示をやっぱりちゃんと見たかったのと、買いたいものがあったからいつものお店に行ってみた。作家さんご本人も在廊予定だったから今度こそお話してみたかった。
またフィルムカメラを持って。
前に行った時は、持っていったけど撮れずに終わった。他の人がいるところでシャッター音はあまり出したくないし、iPhoneであってもそうだけれど。(数枚お許し頂きたい。)
撮れない。それは
かばんの中にカメラをしまっているからなんじゃないか。。
なら思い切って首からぶら下げて行ってみようか。
普段から、急に出会う、急に訪れる恋した瞬間を撮りたいけど、カメラを取り出して撮ることが、少し恥ずかしくて戸惑って、目の中だけでおさめてはなんか後悔したりする。
何を撮ってるんですか?の声かけにこれだと答えた後の引かれた空気感にも、慣れっこだと思えちゃう勇気や潔さ、かっこよさ、私も欲しい。
気にしなくていい。それができたらもっともっと楽しめるのになぁ。
まずはひとつ。カバンにしまわず、私も首からぶら下げて歩いてみよう。私は撮りますよ。撮るのが好きな人です。ってことをぶら下げて。そのままお店へ。
いつもの席は空いてなかった。それでよかった、違う角度から眺めて見たかったから。この席、すごく気に入った。いつもの席から見るこの照明が月だということは知っていたけど、間近で見上げたら、本当に月だった。
移転前のお店にもあったようだけど、私はここが初めまして。
クレーターもよーく見えた。見れば見るほど月、満月、家にも欲しいなぁ。
月の奥、壁の夜空には三日月、そこに座る小さな人。
月と月の間をゆっくり、くるくるまわる鳥。
撮ってた。相変わらずシャッター音は響いてしまうけど、数枚。
どの角度から見ても、"撮りたい"がどこにでもあって、目と心が忙しい。あっちには星がある。お店のシンボル。
残念ながら、この作家さんは体調不良でいらっしゃらなかった。
あっちの壁側にある絵、額縁に入ってより素敵になってた。お客さんが居たから撮ってはいないけど。
私は額縁なしもだいぶ好きだった。
あっちあちすぎるトマトと茄子のドリア。食べると汗をかくほど、じんじんあったまって、ほかほかほくほくじわじわになって、
食後のホットの、あの、恋したミルクティーがまたあっちあちでとてもおいしくて。
脈拍があがってた。お風呂とかサウナとかの状態に近いのかな。。
今週は贅沢をし過ぎてしまった。冬眠前の蓄えということで。。。なんて。
あっちあちのドリアを食べるのに時間がかかったのもあって、ゆっくり座っていられなかった、もっとずーーっとゆっくりしてみたい。
今回、お土産にもらった曲は
大比良瑞希さん「アロエの花」。初めまして。ギターの音イントロ開始1秒に、ベースに恋。
カメラを首から下げて入り、テーブルにカメラを置いて過ごしたことで、気楽にいられた。自分の内側の気持ちとか、やりたいことも一緒にテーブルに置けたような感じだったのかな。今度から、私も首から下げて出掛けようと思った。
帰宅して、
さっきのスーパーに入っていた花屋さんで、出会えた。探してた。
グニユーカリ。葉の色のシルバーグリーンが、前に小さいブーケを買った時にいいなと思って探してた。100センチくらいの枝そのままの姿。
幼稚園帰り。公園に行った。
どこかの子供たちが集めたんだろうな。
紫陽花はドライフラワーに。紫陽花の葉は一部、ミイラのように残ってる…。
ここは、久しぶりに鮮やかな花を見れた。生きてるなって感じ。
秋も終わって冬将軍が来てる程でもない、このぼんやり冷んやりした
空っぽな時間をたくさんくれた11月が終わる。
あっという間だった。
今日もどこかで生きる歌えない人を想い、もう元には戻らないけど心には残っている声を思い出し、切なさを大事に抱えながら過ごす日々。
光を捉える瞬間を見つけては撮り、気持ちを書く日々がたくさんあった11月で。
寒いし冷たいけど、あったかい11月だった。
クリスマスツリー、いよいよ出そうかな。
読んでくださりありがとうございます。
風邪ひきませんように。私はなかなか治りきりません。