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フィルム写真 南小樽


(南小樽でのフィルム写真も
現像してもらったので、まとめ)


ケータイでも同じように撮っていて
それを前に
旅日記〜南小樽の風景〜として
あげていますが、

前の記事につけた写真の方が
ケータイで撮ったものなので
リアルな
見たままの色と明るさで
細かな部分まではっきりと
写し出されています。
お店の天井のシミというか
模様というか
質感も。
ものすごく目がいい状態で
見ているようなクリアさ。

今回のフィルム写真では
そのクリアさが
もちろんなくて。
でもそのかわりに
あったかいなと。
温度が違うというか
ケータイからは感じない
温度が目に見えるというか…
でも逆に無機質にも
ある意味冷たくも感じるんですが
どちらにしても
ケータイのカメラには写らない
温度があるような
気がします。
そしてただの"それ"が
1つ1つ光っている気がします。

撮る時も
ケータイだと
失敗してもいいからとりあえず撮る
数打ち当たる的な感じで
撮りますが
フィルムはそうはいかなくて
1シャッター約50円
36回のチャンスしかない。
うまくないなりに
仕上がった時の絵を
頭の中で想像しながら
集中して
シャッターを切る。
不安な時はもう一回。
とにかく真剣。

でもうまく撮るだけが重要とも
いい写真とも
いえないんじゃないかな
とも思っていて

とにかく自分の心が
わぁ…とか
!!!とか
ドキっとしたものを
ただ撮るだけでも十分いい写真で
真剣に瞬間と向き合う誠実さが
あればそれだけで十分で

後で現像してプリントして
印画紙に焼かれたその
自分のどきっとした瞬間を
形にしてみた時に

その瞬間を思い出して
その瞬間に振り返って
ああ、
あの時すごくよかったよなぁと
思えたなら
それが1番なんじゃないかなと。

上手く撮れたか撮れなかったか
よりも
いい瞬間や風景に出会えたかどうか
これだけで100点な気がします。

この南小樽の旅は
場所や風景も写真も
そういう意味でも
120点だったとニヤニヤして
しまうような
本当に楽しい旅でした。
忘れられない
めっちゃくちゃ時間がない
最高に楽しい1人旅でした。

またそういう
「出会い」をしたいから
これからも
フィルムカメラと一緒に
旅をして行きたい。
ものすごく
お金かかるけど……涙
もうすぐ夏休み。
子供とこのカメラと一緒に
どこへいこうかな。


(写真の喫茶店
「喫茶室ラブラド・レッセンス」
小樽市奥沢2丁目)

となりのお店の古さと
オレンジ色がまた良き


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