読書を始めたきっかけの1冊
昨年か、一昨年だったかは定かではありませんが
出先の場所にあった小さめの書店にふと入りました。
その時は 『 久しぶりに本でも読みたいな... 』
ぐらいの感覚でした。
たまたま平積みされていた
東野圭吾さんの名前が目に入り
本を読まない自分でも知っている著者の本を
つい手に取っていました。
それが読書のきっかけとなった1冊...
『 魔女と過ごした七日間 』
著者 / 東野圭吾 出版 / KADOKAWA
あらすじ
AIによる監視システムが強化された日本。
指名手配犯捜しのスペシャリストだった
元刑事が殺された。
「あたしなりに推理する。
その気があるなら、ついてきて」
不思議な女性・円華に導かれ、
父を亡くした少年の冒険が始まる。
なにより、装丁の神秘的なところに惹かれました。
帯には、『 記念すべき著作100冊目 』と
書かれており、なお魅力を感じました。
こんなに書いている方の本に失敗はないと...
当時は全く知りませんでしたが
この著書はシリーズのようで
前作に『ラプラスの魔女』『魔女の体動』があり
3作目が今回の著書のようです。
前作を読んでいなくても大丈夫でしたが
今後、前作も読んでみたいと思います。
最初は活字なんて最後まで読めるのかな...
という不安もありましたが
とても読みやすくストーリーが気になり
気付いたら読了していました。
現在、AIはとても身近な存在で
今後はもっと必要不可欠なものに
なっていくのだろうけど
人間無くしては成立もしなければ
お互いを補う存在である必要がある。
AIが優位な存在になってしまうと
きっと人間は盲目になってしまう
そんな世界は怖いなと思いました。
これが読書を始めたきっかけの1冊でした。
読書をする楽しさ
ストーリーに入り込む楽しさ
自分で想像する本の世界の楽しさ
最初にこの本を手に取って良かったと
すごく思います。
また、帯を取ったときに現れた文も
わざわざあの表記にしたのも
すごく魅力的でした。
読了してから、かなり時間が空いてしまい
伝えたいことが伝わっていないかもしれませんが
読んでくださった方々も
素敵な1冊に出会えますように...⭐︎