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人生を面白いゲームにすることが、成功の法則。2/7冊 エリック・バーカー 橘玲監訳 読書メモ
面白いゲームの条件とは「WNGF」
つまり
1.winnable 勝てる
2.novel 斬新
3.goals 目標
4.feedback フィードバック
・面白いゲームは攻略法が明確。 …プレーヤーは意思決定を下しやすい。
・面白いゲームは段階的なステージが準備されている。 …上達感
・面白いゲームはフィードバックにより興奮が倍加する。フィードバックとは「得点」「減点」「タイムオーバー」 …即時確認できる。
・面白いゲームは勝てると思っているが、実は8割以上負けている。…すぐにタイムオーバーになっているのだが楽しくて!続ける。
チクセント=ミハイ 「幸福」「創造性」「フロー理論」について研究したハンガリー出身の心理学者
「フロー」になる条件
① 攻略できると思えること。
② 適度な障害
③ フィードバックがあること。
人は「楽」を求めると思いがちだが、実は「刺激」を求めている。仕事を楽しくするには、むしろ「課題を加える」こと。
仕事において、会社の目標として従うのではなくあなたの目標として扱うことが重要。仕事では失敗したくないから、なかなか目標を設けることができないが、勝算が見込める設定にさえすれば目標を定めることができる。
人を最もやる気にさせるには、やりがいのある仕事で進展が感じられるとき。感じられる進歩はささやかなものでいい。毎日の仕事で進歩を感じられるようにすること。毎日の小さな成果を感じることの方が、稀に遭遇する大成功よりも幸福感に繋がることが多い。
大きな功績にしか関心を示さない者より、小さな成果を途切れなく感じている者の方が、人生の満足度が22%高い。
一度、小さな成功が得られたら、次の小さな成功も得たいという弾みがつく。ポジティブフィードバックループにより、成功と幸福感が増幅される。
遭難した登山家が奇跡的に生還した。その人の思考はまさにゲームだった。小さな目標とその達成の繰り返しにより下山できた。極限状況をもゲームとみなした知力が死を遠ざけた。
「残酷すぎる成功法則」―9割まちがえる「その常識」を科学する―
エリック・バーカー 橘玲監訳 読書メモ