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自分が礼儀作法を学んでなかったら

たまに思うことがある。
自分が礼儀作法を学んでいなかったらこの子育てはどうなっていただろうか。
まず、夫に感謝していない気がする(;'∀')
朝7時から深夜2時まで働いてくれている夫に対して(当時すごい激務だった。今は6時から21時まで改善…改善か?)自分一人でずっと子育てをしている愚痴を言っていたと思う。
それくらい命にいつも気が張っていた。

子どもが幼児になったらすごく「危ない!」「ダメ!」って子どもの動きを止めていた。
目先の疲れにとらわれて、子どもの一生の成長の大事な時なんて考えていなかったと思う。

小学校に子どもが行っても人と比べてしまっている自分がいただろう。
私は年子の姉がいて、ずっと比べられて生きていた。
きっと、姉妹ができていたら「お姉ちゃんだから」とそんな年も変わらないこどもに対してひどいことを言っていたと思う。
年子の姉は1歳しか違わないのに何かにつけて「お姉ちゃんだから」という呪いを受けてきたのを知っていたのに。きっとそのやり方しか知らないから私も言ってしまうんだと思う。

子どもが親の姿をみてまねるように、私は自分の親や祖父母を見て子どもと同じことをしていたかもしれない。

今思うと本当にゾッとする。

だからこそ、この出会いに感謝しかないし、もし、今子育てで悩んでいる人がいたら少しでもその悩みが解消されるよって言ってあげたい。

町やスーパー、児童センターでも本当に今のお母さんは子どもに「注意」「マイナス」「行動を止める」ことしか言っていない。
もちろん、危険から守りたいから言うときもあるのもすごくわかる。

ただ、今日スーパーで二人のお子さんを連れたおかあさんが、お菓子を選んた息子さん(推定3歳)に対して「あんた本当にお菓子を選ぶセンスがないね」と言っていたのはびっくりした。
もしかして、選んでほしくないものだとしても「言い方」があるのではないか。

「ものは言いよう」とはよく言うが、言い方、伝え方がすこし変えるだけでも子どもにとって心の受け止め方は全然違う。
自分が棘を子どもに刺していることをぜひ気づいてほしい。

それは決して子育てではない。


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