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盆踊りと指先と一目ぼれ
市が主催する盆踊り講習会に行ってきました。
うちは小さい市ですが、各町内に公園で盆踊りがあり、お盆過ぎた金・土には市で行う大きな盆踊り祭りがあるのです。
今回、役員ということもあり初参加したのですが、やはり年齢層は高め。
20代は一人もいない。
先生は88才のおばあちゃま。とても浴衣が似合っていました。
100人前後の参加者の中に、指導される会の会員の方が浴衣で入ってくださり、炭坑節や春駒、これから音頭など踊ってきました。
私は見様見真似なので、上手な人がいないかなときょろきょろしていたのですが。
お一人、すごいきれいな人がいたのです!
なんというか、その方は私服でスカートだったのですが、指先までスッと伸びていて、指はそろって閉じていて、動きはなめらかですが、切り替えがしっかりとしているというか・・・とても見惚れる程だったのです。
思わず、2時間の講習のあと、その方のところに行って「突然すみません、○○町のなおこです。一番踊りがきれいだと思ったので参考にずっと見ていました。本日はありがとうございました」と、挨拶に行きました。
向こうはとても驚いていたのですが、「そんなことないですよ。お声かけてくれてありがとうございます」と突然にもかかわらず柔らかな返事をいただきました。
今までの私なら絶対恥ずかしくて声をかけれなかったのですが、礼儀作法を学んでから
・人とのつながりを大事にする。
・すてきだなと思ったことは声に出して相手に伝える
を実践するようにしています。
誰だって、褒められたらうれしいし、意外と話かけられるって良いものだと思います。
そして、礼儀作法の先生が、「人は動作の終わりに本性が出る」「指先まで神経が通っているか意識する」おっしゃっていたのですが、まさか盆踊りで実感するとは思っていなかったです。
何事も真剣に指先まで気を遣うことで見ている人はいるんだなと思った出来事でした。
*10月11月に全二回名古屋で子育て「躾」を礼儀作法の観点からみた実践講座を行います。
*こども礼儀作法教室、開講したいと準備中です。