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学び忘備録⑮「躾」の目安


・これだけは

今の子育て・育児ではあふれる程の本が発行されている。
「なんにもしない子育て」があるかと思えば「東大に入るために幼少期からやった○○のこと」など本当に幅広くあり、私も出産前はたまごクラブをはじめたくさんの本を読んだと思う。
しかし、やはりどれもしっくりこなかったり、やってみようと思っても途中で挫折したりと本当にあの時は軸がぐらぐらしている状態だった。

一緒にいる母親がこんなにもぐらんぐらんしていて、ある時は「楽しくいこう」と接し、ある時は「ちゃんとしなさい」と鉛筆やお箸の持ち方に厳しくなっていたら子どもの方がまいってしまうだろう。

そんな時礼儀作法に出会い先生はおっしゃった。
「私は学はありません。日々過ごすのに言葉が読み書きできて話すことができ、おつりをごまかされないように四則計算ができればよい。しかし子どもを育てる上で礼儀作法だけは身に着けてほしい。これを芯としてやっているから子育てに悩みは心配はなかった」

私はそれを聞いて、自分になかったものは「芯」だなと感じ、それを先生に背中に入れてもらった気がしました。
長女の時は礼儀作法を学びたてで軸がぶれていた時もあったけど、次女・長男は全然芯が固くなっていたので不安や悩みはなかったです。

・躾の目安とは

3歳までは自由にさせてあげること。
児童センターで子どもが自由に遊べるところなのに先回りして子どもの動きを制していたりするお母さんを多く見ます。
ある程度危険からは守らなければいけませんが、口に入れようが、どこをハイハイしようが自由にさせてあげることを大事にすることで「満足感」を子どもは得るのです。
「満足感」がここでわからないといつまでも不完全燃焼だったり大きくなって歯止めが利かなくなったりすると思います。

「ツ」のつく年までは愛情を注ぐ
日本の数え方で。ひとつ、ふたつ、みっつ・・・ここのつとありますが、この九つまではしっかり愛情を注ぐことを意識してあげれば大丈夫。
私の実体験ですが、長女も次女も9歳くらいから学校での自分、家での自分、社会での自分、将来のことなど家より、外のことを考え出すようになってきたのが分かります。
そして自然とべたべたするのが恥ずかしいというように。
それまではすごくくっついてくるのが嫌な時もあったり、いつまで抱っこしないといけないのーー??と特に次女はおっぱい魔だったのでなんでもおっぱいおっぱいと触ってくるのが本当に嫌だったのですが、この年になってきてピタッとやめてきたのには驚きました。

もちろん、3歳から自我が芽生えてきたり、周りのこと自分のできることを比べるようになるので「自分でできることはする」「そのために基本的な所作」を伝えるようにはしていきます。
私ではそこの詳しい説明や動作などここで上手に伝えるのは難しいのでぜひ10月に行われる「躾実践講座」に参加してほしいなと思います。


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