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【詩】無・じゅう・りょく27

新しい道に溢れる
光の花を摘む

花は胸に入るが
消えはしない

広がって
春色を歌う

歌は止むが
終わりはしない

未知の道を満たす波となる
 
日々を呼吸すること
 
微笑みを一本ずつ摘んで
透けるまでしがめば
希望の草笛
 
風が空から降りて
カーブを描く
 
道が昇ってゆく

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