見出し画像

崖っぷちOLの本屋紹介(フラヌール書店@不動前(品川区))

祖師ヶ谷大蔵のブックショップトラベラーにて、
ひっそりと、売れない棚主をやっております。
主に働いている女性向けに、小説中心で置いてます。
最近ではインドア派の秋の過ごし方の提案として、
話題のミステリー本も置いてみた…売れ行きや如何。

本と同じくらい本屋が好きということで、本屋さん紹介シリーズ

フラヌール書店@不動前

東急目黒線というちょっとなかなか私的にはご縁のないエリアでござる。
なんか、住宅街ではあるんだけど私の馴染みのある住宅街ともまた違う…
あのへんはどういう層が多いんだろう?
ちょっと今調べてみたら、「一人暮らしだけでなくファミリーや高齢者など、幅広い層の方にとって暮らしやすい」のようなことが書いてあった。
何も言ってないも同様やん。きっとこれを書いた人も私と同じ疑問にぶつかったものとみられるww
東京といっても地域性は多様ですね~

私的にはつかみどころのない街にございますフラヌール書店

乙女チックなうすピンクが基調となっておりまして
照明の柔らかさとあいまって、外から見ると圧倒的に入りやすい雰囲気。
中は、読書好きの女の子の部屋という感じ?で静謐で上品、
女子的には昔の子供部屋に戻った感じで
少しのノスタルジー及び高揚感あり。
とか30代半ばの妙齢がのたまってスミマセン。

文言は正確に覚えてないけど例えば「健康・からだ」とか「歴史」とか
なんとなくジャンル別に仕切りが作られていて
それが若干の図書館的雰囲気を醸している。
ここ、図書委員いるわね?(キリッ

選書はオールジャンルだが、若干ソフト寄りだと思う。人文学というのか。人や文化の側面に注目した本が多かったような気がする。
三鷹のUNITEがオールジャンルの中では若干ハード寄りだと思うので、同じ強さでその反対に振った側っていう印象。

文学に関する本、社会構造に関する本、福祉に関する本、文芸、
あとマンガコーナーもあった!
あんまり見たことないようなマンガばっかりなのに
これまた面白そうな感じだったんだよな~。

ワイOLとの選書センスマッチ度は80!
3冊も買っちゃった
でももっとほしいのあった。

ちなみにね!!!
サービスでいただけるブックカバーが!!
めちゃくちゃかわいいの!!

これは単行本にかけていただいたカバー

文庫にかけていただいたカバーは、同じピンクベースに
フラヌール書店のロゴにもある細長い犬(←表現)が柄であしらわれていて
かわいいに決まってるじゃん?
このブックカバーをゲットするために訪問したっていいくらいだよ!(絶叫

買った3冊のうち小説1冊
「全部ゆるせたらいいのに」一木けい。

これ。
めちゃくちゃよかった。
最近読んだ小説で一番のヒットかもしれない。
みんな苦しいんだ。
全部ゆるせたらいいのに。

なお、良い書店には良い店主がいらっしゃるものでして
ここのご店主(久禮亮太さん)も
うすピンクのお店をそのまま体現したような優しい感じの方でした。
まぁ、内面には燃えるものがきっとあるのであろうが。


いいなと思ったら応援しよう!