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40歳を超えても続く「中二病」の妄想と、ChatGPTで小説執筆に挑戦する理由

私の子供時代は、ほぼ毎日、頭の中で自作の物語を妄想して過ごしていました。特に、漫画やアニメから影響を受け、ヒーローや冒険者、異世界の住人として、現実では味わえないスリルや感動を空想の中で追体験していたのです。

物語の主人公は、時には超能力を持ち、時には圧倒的な力で敵を打ち負かす存在。私の中二病的な空想は、毎日のように新しい展開を迎え、学校の休み時間や通学途中には妄想の世界に没頭していたことを思い出します。

当時から、いつかはこの物語を形にしてみたい、漫画や小説を書いてみたいという夢がありました。しかし、どうやってそれを実現するのかは全くわからず、具体的な行動に移すこともできませんでした。書き始めても、途中で満足できず、気力が続かずに挫折してしまうことが常だったのです。

社会人になると創作の時間はどんどんなくなる

時は流れ、私は社会人となり、日々の生活は仕事に追われるようになりました。あの頃の中二病的な妄想は今も頭の片隅に残っていますが、それを具現化するための時間もエネルギーもなくなってしまったのです。

仕事が終われば疲れてしまい、クリエイティブな活動に使う余力はほとんど残りません。休日も仕事の疲れを癒す時間や家族と過ごす時間で埋まってしまい、気づけば1週間、1カ月、1年と時間が過ぎ去っていました。「いつかまた物語を作りたい」という気持ちは心の中にあり続けましたが、それを実行に移す余裕はなく、挫折感だけが積み重なっていきました。

夢を叶えるための最大の障害は時間

社会人になって痛感したのは、時間の有限さです。クリエイティブな活動には、まとまった時間や集中力が必要です。しかし、フルタイムの仕事をしながらでは、なかなかそのような条件を満たすのは難しい。実際、小説や漫画を作りたいと思っても、ほんの少し書いたところで「今日はここまで…」といった状態が続き、完成までたどり着くことはほとんどありませんでした。

また、書き始めても自分の作品に満足できず、途中で「これじゃない」と感じて書き直し、結局は途中で放棄してしまうことが多々ありました。時間的な余裕がない中で、このような「完成しない創作活動」を続けることは非常にストレスでした。

ChatGPTの登場で状況が一変

そんな中、私の創作活動に大きな変化をもたらしたのが「ChatGPT」です。AIが会話を通じて文章を生成してくれるツールとして登場したChatGPTは、私の物語のアイデアを引き出すサポートをしてくれるだけでなく、構成や文章の生成まで手助けしてくれるのです。

特に私にとって驚きだったのは、AIが私の曖昧なアイデアを基に具体的な文章を作成してくれるという点です。私が頭の中で膨らませていた「妄想」や「断片的なシーン」をChatGPTに伝えると、それを自然な文章に組み立ててくれるのです。まるで自分のアシスタントができたような感覚で、挫折しがちだった小説作成が、驚くほどスムーズに進むようになりました。

ChatGPTを使った小説執筆のメリット

ChatGPTを使って小説を書き始めたことで、いくつかの大きなメリットに気づきました。

1.時間の効率化
忙しい社会人にとって、短時間で創作活動ができることは大きな魅力です。従来は数時間かけて考えていたアイデアを、ChatGPTを使えば短い時間で形にすることができます。例えば、通勤時間や休憩中でも、ChatGPTに話しかけることでアイデアを練り上げたり、簡単なプロットを作成したりできるのです。

2.創作のハードルが下がる
小説や漫画を作ることには、技術的なハードルがあります。しかし、ChatGPTはその技術的な部分をカバーしてくれます。文章の整合性やストーリーの展開に悩んだときも、AIが代わりに考え、提案してくれるため、創作に対する挫折感が減り、続けやすくなりました。

3.副収入の可能性
副業としてコンテンツ制作を考える人にとっても、ChatGPTは強力なツールとなります。ブログ記事や短編小説を量産し、それを販売したり、電子書籍として公開したりすることで、副収入を得ることも可能です。自分の趣味や空想を形にし、それが収益につながるなんて、以前は考えもしませんでした。

大人になった今こそ、ChatGPTで小説にチャレンジする

社会人として働きながらでも、ChatGPTを使うことで物語を短期間で執筆することが可能になりました。挫折していた部分もAIが補ってくれるため、私の頭の中にある妄想を現実の作品として世に出すことができるようになったのです。

新しい時代の創作ツールを活用して、再び物語を紡ぎ出してみようと思います。子供のころの夢を再び取り戻し、作品として世に送り出すことができるのは、今がそのチャンスかもしれません。

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