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駄洒落番長のOMG⑩ そうだ、比叡山に行こう! 延暦寺 東塔篇〜最澄と雲海

⚠️この記事は延暦寺 横川篇の続きです。


未読の方は、先にこちら↓↓をお読み下さい。

横川でおみくじを引けず、抽選会もハズレて、すっかりトホホ🥲な私でしたが、ここは気を取り直して、今宵の宿に向かいましょう。

これまでは宿坊や民宿に宿泊してきました。しかし、永平寺(OMGシリーズ ⑧)で「私のような超下世話な者がミーハー気分で安易に修行体験したりするのは申し訳ない」との反省があり、今回は延暦寺の宿坊ではなく、オーベルジュを選択しました。オーベルジュとはレストラン自慢の宿泊施設のことを言います。

こちら↑↑、比叡山内にあり、宿泊者特典で延暦寺東塔の根本中堂での朝のお勤めと日吉大社での厄祓いのセットプランがあるのです!
文字通り神仏習合を体験出来るお宿なのです!
今回の私の旅の目的に相応しい素晴らしいホテルなのです!!

これまでの精進料理とは一転、シリーズ誌上最高にお洒落な夕食🍷に酔いしれました。
ホテルにはライブラリーもあって、世界各国の綺麗な写真集やワインの本などが置いてあります。ディナー後、私は最澄に関する本をお借りして、自室で眠くなるまで読むことにしました。
本の名前と著者をメモしてくるのを失念しましたが、最澄と空海について「ほぉ、なるほど🧐」と思う記載がありました。

空海は圧倒的なカリスマ、いわゆる教祖。
だから今も"生きている"

最澄は偉大な教育者としての教祖。
だから沢山の日本仏教の初祖がいる。

この二人が同時代に遣唐使船で留学、船団は嵐で難破しましたが、それぞれが乗った2船だけが大陸に漂着した奇跡など、「最澄と空海」の物語は大変面白かったです。

おっと、明朝は早いぞ。
本を閉じて、早く寝なければ。。。


目覚まし時計が鳴りました。
未明にロビーに集合です。
ホテルスタッフが「お寺でのお勤めは寒いので」とご丁寧にブランケットを貸し出してくださいました。
ホテルのバスで東塔に向けて出発です。

道中、私とは反対側の座席に座っていた方々から「うわー❣️」という歓声があがりました。


夜明けの比叡山 琵琶湖にかかる雲海

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