駄洒落番長の城🏯を知ろう③ 高松城〜島津藩の蘇鉄を探しに
前回、高齢の母とアラ還の娘の母子旅で香川県に来た話を書きました。↓↓
旅行1日目は、栗林公園を観光しました。この公園は、高松藩主の下屋敷だったところです。
公園ガイドさんから、島津藩から贈られた蘇鉄の木、5本のうち3本は下屋敷に、うち2本は高松城に植えられた、という解説を聞き、お城の蘇鉄は今も現存しているのか?!どうしてもこの目👀で確かめたくなりました。
旅行2日目早朝、私一人で行ってみました。
西入口は日の出の刻に開門します。入園料200円。いただいた園内案内図の順路を逆に進むことにします。
最初は水門(地図⑨)
いきなり「へえぇ!」
お堀の水は海水で、潮の満ち引きによる水位調整のための水門だそうです。堀には鯛がいて、餌やり体験が出来、NHKのTV番組「ブラタモリ」でも放映されました!と案内板に書いてありました。
日本の三大水城のひとつだそうです。
あとの二つはどこだろう??
お次は鞘橋(さやばし)(地図⑩)
橋を渡ると本丸。
天守台に登りましょう。(地図⑪)
天守台で、この景色を眺めていたら、、、
おや、ここでお出ましですね。
得意の「私のメタバース(妄想世界)」‼️
そうよ、私は江戸時代のお殿様。
すぐ近くには我が軍師が控えています。
「むむぅ、橋を落とすだけでは足らん。守りをより強固にせねば。。どうじゃ、堀の魚は鯛ではなく、サメ🦈にしては? いや、電気クラゲ🪼は?? ウニを敷き詰めるのも良いぞ。あれは踏むと痛いからのぅ。そうじゃ!ハリセンボン🐡は?!」
軍師「殿、恐れながら申し上げます。かような策よりも、やはり鉄砲か大筒を備えるのがよろしいかと。」
。。。どうもダジャレ殿は頼りない。。。
更に進みましょう。
サムネイル写真の月見櫓(つきみやぐら)(地図⑧ 重要文化財)
公園の内側からは見られなかったのですが、この櫓には、江戸と船で行き来する藩主のための水手御門という船着場みたいな海の大手門が連なっており、
なんだかベネチアとかモナコみたいでカッコいい!
さすが三大水城のひとつ。
で、あとの二つはどこなんだ??
おや?ターゲットの匂いがしてきましたよ〜〜
だって、次は被雲閣庭園(地図⑦)ですもの!
被雲閣(ひうんかく)(地図⑥ 重要文化財)は藩主の住居だった建物ですが、老朽化のため明治時代に取り壊され、現在のは大正時代に再建されたもの。庭園もこの建築にあわせて大正6年(1917年)に築造された枯山水で、江戸時代の庭園の一部が残ります、と案内図に書いてあります。
なんだ一部かぁ、じゃぁ、もうないかもなぁ、、と諦めかけた、その時です!
栗林公園で見た「あの木なんの木?気になる木」が私の目の前に現れたではありませんか!!
この👀で確認できて💚大満足💚
2005年に、ケンブリッジ大学図書館で「1882年撮影の天守閣の鮮明な写真」が発見されたそうです。その写真は陳列館(地図⑤)に展示されているそうなので、ご興味のある方は是非!見てきてください。