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西野夏葉、小出しに語る:映画編
高校生の頃までは、よく映画館に足を運んだ。
親が映画好きというのもあったんだけど、私が休日もあまり友人と遊び歩いたりするタイプではなかったことも影響しているかもしれない。勉強?そんなもん知るか
社会人になってからはどうかと言えば、正直言って「大人は映画一本観るだけでこんなに払わされるのか」「ストレス社会で一番虚構に溺れるべきは我々大人なんとちゃうか」と思ってしまって、自然と足は遠のいていった。それでもずっと昔から観ていたシリーズの新作とかは観に行ったりするけれど、年に2回くらい行けば「今年はよく観たなあ」と思えてしまうくらいの頻度である。
とはいえ、ネットフリックスとかを使いながら何度も観てしまう映画はあるよなあ……と思ったので、いくつか書き連ねてみる。
先に言っておくけれど、ここまで述べたように私は映画なんて気に入ったものを何度も繰り返して観るだけのド素人。だからこうしてここで感想を述べること自体、鬼龍院翔抜きでステージ上に叩き出されるゴールデンボンバーくらい心許なかったりするのだけど、まあここは自由に意見言う場だから……ってことでご容赦いただきたい。
真夜中乙女戦争
帰省中、なんとなく地元のTSUTAYAで平積みされていた本を買って読んで、何度も読み返して、映画もあんなら観てみるかーくらいのノリで観た。破壊する対象が恋敵とか単純な悪者じゃなくて世界そのものっていうのが、誰もが一度は考える(世界滅べばいいのに)(みんな死ねばいいのに)を代わりに表してくれてるみたいで私は好き。個人的には柄本佑さんを「黒服」にしたのがすごく良かった。
river
私はオフィスキューの植民地たる北海道の人間なので、鈴井貴之監督の作品はちょくちょく観た。一番好きなのがこの「river」なのだけど、いかんせん映画の内容も映像も滅茶苦茶暗く黒いので、好き嫌いは分かれるかも。
私が一番好きなのは音尾琢真さんの演技。忘れたい過去という意味では一番重いものを持っている役どころを見事に演じている。
ソードフィッシュ
映画やドラマ問わず昔はよくあった、ハッカーがノートパソコンを歯噛みしながらガチャガチャやるシーンがあってうれしい。これよこれ〜って感じ。あと、ジョン・トラボルタが劇中で言った「人は目と耳からの刺激に騙されやすい」という言葉がずっと胸に残っている。映画自体もその考えに則って話が進んでいく。
あと、ハル・ベリーが朝起きてカーテン開けんのと同じくらいの勢いでボロン出すシーンがあるから、茶の間では観ないほうがいいよ。空気凍るで。
ひらいて
ちょうど原作を手に取った頃に、映画が公開になった
ような気がする。私は小説を書くという意味で「ひらいて」に大きく影響を受けたという自覚がある。まあ映画を観て撮りたくなったかとかもう一度恋したくなったかとかは特にないにせよ、わりと原作に忠実な映画だったから「おい!!!!こんなん全く別モンじゃねえか!!!!!!」と不満を感じることはなかった。だからこそ原作読んでから観たほうがいいと思う。いずれにせよ「どうして(現場猫の顔)」ってなる部分はあるけど、私は好きだったのでいいです。
ジョン・ウィック
シリーズ中、キアヌ・リーブスはめちゃくちゃ強い殺し屋なんだけど、本当に最強に描かれていないのが個人的にはいい。もちろんなんでもそつなくこなせるんだったら話終わっちゃうし、内容的にクラスでハーレムが作れるような映画でもないので当然だと思うけど。
最初から最後までうわーすげえ人殺すやん、って映画なので血が苦手な人は無理しないで。
ハッピーフライト
大学時代、航空業界に興味があった私としては、夢破れた今もどうしても観ちゃう。飛行機に限らず、世の中は表に見えて目立つ仕事だけじゃなくて、様々なセクションの人の尽力によってうまく回るようにできてるんだなあと思わされる。
飛行機に関する映画ではあるものの、飛行中にエンジンが火を噴いたり、翼がもげたり、運航乗務員が殺されたりするタイプの映画ではないので、誰が観てもあんしん。
なぜか保護者的な目線で観てしまうようになった。
あえて上記にてピックアップしていないのだけど、ひとつの映画を複数回観た経験についてはこちら。
機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(5回)
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破、シン・エヴァンゲリオン劇場版、名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2回)
なおSEED FREEDOMはまた特別版の上映が始まったのでさらに増える予定。そこまで行くならブルーレイ買えや、って話ではあるんだけど、デカイ画面で観たいじゃないですか。
あと私のかつての同僚には「呪術廻戦0」を22回観に行ったっていう人がいたよ。櫻井孝宏のスキャンダルが報道されたときは慟哭してたけど。
ついでに映画に関する思い出も語ろうかなあと思ったんですが
基本的に映画を観に行くときは一人ぼっち
デートで映画を観に行ったことがない
できるだけ前方に人が居ない席を取るので、他人の振る舞いとかが目に入らない
ので、今年の2月に映画を観た帰り、駅の階段で転んで手首の骨を折ったことくらいしか語れることがないです。陳謝、陳謝。
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