LIVE衣装展について
映画にはアカデミー衣装デザイン賞がある。ライブの衣装にも、もっとスポットライトが当たれば素敵だな、そんなことを思いながら書いている。
衣装に焦点をあてた記事や番組を見かけるとワクワクしてしまう。大河ドラマ、舞台、ミュージカルなど・・・衣装に込められた製作者の意図に思いを馳せる。衣装の雰囲気や色づかい、その全てが作品のもつ世界観や人物像、心の動きまでをも伝えてくれる。衣装は作品の世界感と役柄のその人らしさを伝える。
言葉とはまた違う余韻を見ている私たちに残す。衣装は物語そのもの。作品そのもの。
大河ドラマや舞台の他にはLIVEの衣装。アイドルグループのライブ衣装について、いつか思っていることを書きたいと思いながら、書きかけのノートが複数下書きのままで残っている。
大河ドラマの衣装については特番を見たことがある。この時は「麒麟が来る」だった。衣装特集の録画は今も消せない。雑誌の記事も同様。旅行先のデパートでたまたま何かの衣装展(この時はフィギュアスケートだった)が開催されていたりすると、旅程を変えてでも立ち寄リたくなってしまう。
2024年8月、Hey! Say! JUMPのLIVE Blu-ray&DVD発売に伴ってタワーレコード渋谷店さんでLIVE衣装のパネル展示が開催された。ニュースを見ただけでワクワクしてしまって、東京に行けないだろうか・・・もっと近くに来ないだろうか・・・とソワソワと考えてしまう。でも現実的には、展示期間が短いから東京行きは難しい。巡回しないかしら?
このLIVEの冒頭に披露されたこの衣装が本当に大好きで。Blu-ray&DVDでこの衣装で前半の曲が披露されている。
衣装について書いてみようと何度か試みた時の下書きには2022年当時のHey!Say!JUMPの15周年LIVEの衣装についての記事がある。引っ張りだしてきた。この記事で紹介されいてる「群青ランナウェイ」の衣装。同じ色調の衣装なのにメンバーの個性に合わせて、ジャケットの丈やデザインが異なる。この記事を装苑さんが発信されていることも嬉しかったポイントの一つ。ワクワクしたその時の気持ちを即座に文章で言語化することが出来ず、下書きのまま残していた。
初めて物語(この時は映画)の世界に「衣装」の存在とその素晴らしさに気付かされたのは、映画「アマデウス」と「眺めのいい部屋」を見て。この2つの映画はセリフを空で言えるくらい好きで、この2作品がアカデミー賞の衣装デザイン賞を受賞している。特に眺めのいい部屋の主人公ルーシーの衣装は19世紀のイギリスを表しとても重厚感があって素敵なドレスだった。女性たちの帽子もそれぞれの役柄、性格、心情を表すかのようにデザインされていて、衣装だけでもずっと見ていられる。
ここ数年の大河で注目していたのは「おんな城主直虎」の3人(おとわ、直親、政次)の衣装。「麒麟が来る」ではドラマ開始前に衣装について特集がテレビで組まれていた。映画、大河、ライブ、それぞれのジャンルの衣装について、愛してやまないものをいつか書いてみたい。
このnoteを書いた後から公式からこんなポストが。タワーレコードに行かれたファンの方たちが衣装展の感想と様子を動画で伝えてくれている。
たくさん光が当たりますように。
このnoteを記した翌月のこと。私は渋谷の地に行くことに。衣装展は終わっていたけど…