ベルギーGP後感
メルセデスが1-2フィニッシュと思いきやレース後の検査でラッセルが失格に
最低重量の下回った事で、どうも唯一、1ストップ敢行した事でタイヤが減った為らしい。
他チームは2ストップなのでまだタイヤが余り減ってない状態。
メルセデスも勝利から遠ざかっていたので、重量も、ギリギリまで削ぎ落としていただろう。それが最近の好調さの表れでもある。
また元々2ストップを予定しており、1ストップも急遽行った事であり計算ミスが生じたとも言える。
危惧が無いとは言えないが、今迄そんな事は無かったので大丈夫と思っていたかもしれない。また、他のコースではレース後一周してタイヤカスを拾って来るのだが、スパではゴール後直ぐピット出口を逆走してピットレーンに戻らなければならない。そんな特殊事情も影響したらしい。
レースの方は交換ペナルティで11位発進のマックスに注目が集まったが、スタートで3つ順位を上げるも、その後は追い上げならずアンダーカット狙いで早めにタイヤ交換、ノリスを攻略も最後は5位が精一杯で昨年までの一気抜きは見られなかった、その後ラッセルが失格で4位に繰り上がったのでダメージリミテーションとしてはまずまずのレースだっただろう。
期待されたマクラーレンはメルセデスにスピードに負けピアストリが2位、ノリスも最終結果は5位で終わる。ノリスは今回もスタート直後のコーナーでミスして順位を下げた。ノリスのスタート苦手は重症だ。
マクラーレンはスピード重視で薄いリアウィングだったが思った程速さが無かった。マクラーレンの車はコーナー重視のセッティングでないと一周の速さが発揮出来ないようだ。
フェラーリもまた予選で見せた速さを生かせずルクレールはトップから3位に落ちた。
という事でレースに失格になったものの1-2を決めたメルセデスは後半戦も目を離せない存在となった。
マックスもペナルティがなければ優勝できた速さはあったので接近したとはいえまだまだマックスは速さがある。
でも通常コースならマクラーレンも依然トップレベルと思われるので後半戦の目玉はマクラーレン対メルセデスが、一番の注目かもしれない。
後半戦にこうご期待