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SEQUOIA 17 にアップグレード vol.1

先日、マスタリングのDAW、MAGIXのSEQUOIA を17にアップグレードしました。

13から15まで使ってきて、16はスルーしたんですが、17はアップグレード内容が充実しているように思えたのと、アップグレードキャンペーン価格で出ていたので、この辺りでバージョン上げておこうかと。

ということで、15と比べてどう変わったのか、おおまかなところをまとめてみました。

まずは、Audio setup

SEQUOIA 15
SEQUOIA 17


こちらは、特に違いはないようですね。

次に「Skin」について、
15では、幾つか選べたのですが、17は2種類と少なくなりました。

15の設定画面
17の設定画面

ただ、VIP、MIxer、Transport など、それぞれに設定は出来ます。
同色だと見づらい感じがしたので、見やすいようにそれぞれに設定してみました。

Mixerの基本的なところも特に大きな違いは無さそうですが、
以前はレイアウト、カラーなどにいろんな選択肢があったんですが、少なくなってしまったのはちょっと残念ですね。

17のMixer


プラグイン関連も気になりますよね。
15と同じなのは、Categoryで探したり、Venderで探したり出来たり、
favoriteに自分がよく使うPlug-in を整理しておくことが出来るようになっていますが、、、

17のPlug In 設定


さらに、このPlug-in 設定のところで、Plug-in のOn/Offが出来るようになっているので、Mixerに反映する前にPlug-inを選択する段階で、On/Offしながら使うPlug-inを選んでいくことが出来るってことでしょうかね。

17のPlug In設定でのOn/Off。分かりやすくEQを大きく上げてみました。


Fade画面ですが、機能としてはほぼ変わらないですが、
Source / Destinationモードの時に関係のないSourceのAudioも表示されるのはなんでなんだろう?という疑問がありつつ、ここはちょっと見づらいかもしれないですね。

17のFade画面


とは言え、Fadeをカスタマイズして保存しておくことが出来ますので、
自分のデフォルトを作っておくと便利かと思います。
それと、AutoZoom に設定しておくと良いですね。
これはPreferenceで設定が出来るので、確認してください。

Export は大きく変わりました。
複数のフォーマットを同時にExportが出来ます。
ただ、Wavを2種類といったことは出来ないので、あくまでフォーマット。
WavとMP3とか、実用的にはそんなところですね。
その他、画像の通り、細かく設定出来ます。


DDP Exportについてはプルダウンで少し変更になりました。

こちらが15のCD/DVDメニュー


こちらが17のCD/DVD メニュー
DDP Exportをダイレクトにセレクト出来るようになりました。



DDPのExport 画面は変わりがありません。

というわけで、簡単にざっとご紹介しましたが、
ステレオマスタリングに関わるところで、最初に気になるかと思う箇所を
クローズアップして15と17の違いを幾つかピックアップしてみました。

購入を検討している方はご参考にしてみてくださいませ。


そして、私は仕事の切りが良いので、直前まで15でマスタリングをしていましたが、今後は17に切り替えてがっつり使っていくことにします。
使いながら、また詳しくまとめていこうと思います。

そして、こんなタイミングでMAGIX社は会社再建のために売却されることになり、今後2-3ヶ月以内に売却先を決めるとのことです。(2024年3月5日時点)
現状、事業運営は継続しているのでサポートには問題なく、私もMAGIX社への問い合わせに対し、お返事を頂けております。
良い売却先が見つかって、SEQUOIAの開発が良い形で続いていくことを願っています。


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