ウィンクル松戸

社会福祉法人ウィンクルは千葉県松戸市で就労継続支援B型事業所あるばと地域包括支援センタ…

ウィンクル松戸

社会福祉法人ウィンクルは千葉県松戸市で就労継続支援B型事業所あるばと地域包括支援センターほくとを運営しています。 施設で主に障害や病気などで就労できない利用者さんと共に働きながら、一般就労に向けた支援を行っています。 障害者支援の日常をお伝えできたらと思います。

最近の記事

【急ピッチ・2/17市役所通路販売前日】

2/17の市役所通路販売を明日に控え、運搬用の車に荷物を積み込むなど、慌ただしく準備をしました。 2月から甘夏マーマレードの製造を再開しましたが、ありがたいことに予想以上の売れ行きでして、製造が追いつかないほどです。 通路販売用に50個ほど用意しようと思ったのですが、作ったそばから売れていきまして…。 嬉しい悲鳴です。 昨夏ごろに売り切れてから販売再開をずっと待っていただいた方もいらっしゃいました。 本当にありがたいかぎりです。 ここ三日ほど急ピッチで作業して、なんとか在庫が

    • 【エッセンシャルワーカー・雪】

      2月10日は関東地方平野部でも10㎝程度の積雪の予報でした。 当法人でも作業所の開所についての対応をどうするのか、職員間で話し合いを行いました。 幸い、日中は雨で済みそうでしたので、14時まで開所することに致しました。 雪のほかにも、台風などの場合も、判断に迷うことは多いです。 当日の朝の天気や交通機関の状況から判断できれば良いのですが、一人暮らしをしている利用者さんなどにはそうした対応が難しいこともあるので、前日の帰りの時間(15時頃)までには判断しなければなりません。

      • 【2月17日松戸市役所通路販売】

        2月17日(木)に松戸市役所にて通路販売会を行います。 1階の本館新館連絡通路です。 「ほくと&あるば」として、甘夏マーマレードのほか、手芸小物、提供品でいただいた雑貨などを販売いたします。 コロナ禍により試食等はできませんが、感染症対策をしっかりと準備してお待ちしております。 お近くの方、市役所に御用のある方、お立ち寄りいただければ幸いです。 この通路販売は、「松戸市内障害者就労施設等による通路販売会」として年間を通じて行われているものです。(毎月一週間程度) 市内の障が

        • 【一年ぶりの甘夏・マーマレード製造本格化】 20220203

          熊本県水俣の「きばる」さんから今シーズンの甘夏が到着しました。 待ちに待った甘夏です。 早速50個ほどのマーマレードが出来上がりました。 毎週100㎏ずつ取り寄せる予定ですが、果たして作業が追いつくのか。 昨年度の経験を活かして、利用者さん達と頑張っていきたいと思います。 最初は戸惑っていても慣れるにしたがってどんどん作業スピードが上がっていく利用者さん達。 利用者さん達の成長に期待しています。 シーズン初めの頃の甘夏はより酸味が強く、香りも爽やかに感じます。

        【急ピッチ・2/17市役所通路販売前日】

          【甘夏の保存と冷凍ストッカー】 20220202

          昨年は甘夏の在庫切れとなってしまい、年間を通じてマーマレードの製造をすることができませんでした。 利用者さん達のお仕事を確保することができなかったばかりでなく、ふるさと納税の返礼品の申込も停止する事態となってしまいました。 今年はそうした反省をもとに、甘夏のシーズンが終わってもマーマレード作りができるよう、原料の冷凍ストックをしていこうと考えています。 甘夏は生の果実ですので、冷蔵保存には限界がありますし、そのまま冷凍したのでは風味も食味も損なってしまいます。 特に苦みがひ

          【甘夏の保存と冷凍ストッカー】 20220202

          【柑橘類募集チラシとポスティング】 20220201

          ウィンクルでは皆さまのお庭の柑橘類を募集しております。 甘夏に限らず、様々な柑橘類を探しております。 採ることのお手伝いもできます。お気軽にご連絡ください。 昨年、甘夏の在庫がなくなってしまってマーマレード作りができなかった際に、ご自宅に生っているゆずや鬼ゆずなどをご提供いただきまして、利用者さん達のお仕事にすることができました。 今年はもっと広く呼び掛けたいと考え、チラシを作ることにいたしました。 来週あたりから利用者さん達にポスティングしてもらう予定です。 作業所では

          【柑橘類募集チラシとポスティング】 20220201

          洗い物とIKEAコップ

          作業所ではお昼ご飯にあわせて全員にお茶を提供していますが、あるば・ほくと全体で50人以上になるので、洗い物がなかなかの量になります。 これまでは提供品としていただいた陶器の湯呑みを使っていましたが、重いし、割れる心配もあるので、職員が手洗いしていました。利用者さんの作業中は職員がその場を離れるわけにはいかないので、利用者さんが帰宅後に行うしかありません。 職員の負担の軽減をしたいと考えていたところ、IKEAでいいものを見つけました。耐熱・耐衝撃のプラスチック製コップです。こ

          洗い物とIKEAコップ

          【障がい者と料理】

          ウィンクルの新規事業としてジャムやマーマレード作り等の食品製造業を選んだ理由にはいくつかあります。 ・もともと水俣の甘夏マーマレードを小規模ながら作っていて、ノウハウがあったこと。 ・大規模な設備が不要で、ある程度保存が効くこと。 ・種類を変えることで、通年的に製造が可能であること。 ・皮むきやラベル貼りなど利用者さんができる作業があること。 などです。 一番重要なのは利用者さんができる仕事を増やすことですが、個人的には利用者さんに料理の経験をさせたいという気持ちもあります。

          【障がい者と料理】

          【できる・できない】

          利用者さんと仕事をしていると、そのひたむきさや労働意欲に驚かされることが多いです。仕事をやりたくて仕方がない、といった気持ちをひしひしと感じます。 これは私見ですが、障害があることを理由に「できないこと」ばかりに目を向けられてきた影響なのかなと。 利用者さんの普段の生活の様子を聞いていると、料理や洗い物、掃除などをしている人はとても少ないです。包丁は危ない、火を扱わせるのは怖い。掃除でもなかなか細かいところまでは行き届かないですし、壊されたり、汚される心配の方が大きい。付き

          【できる・できない】

          福祉作業所の新規事業チャレンジ

          利用者さんにやってもらえる仕事を安定して供給するため、初の自社事業として食品製造業にチャレンジすることになりました。第一弾は熊本県水俣の甘夏を使ったマーマレードの製造・販売です。 以前から、何か自社の事業としてできることはないかと考えていましたが、当法人には設備や専門技術がありません。収益を上げるだけでなく、何より利用者さんのできる仕事を生み出す事業とは何なのか。福祉施設としての課題に常に向き合ってきました。明確にその答えが出たわけではありませんが、まず行動してみなければと

          福祉作業所の新規事業チャレンジ

          利用者さんの体温

          現在、コロナ対策として、利用者さんには毎朝自宅で検温し、ノートに記入してもらっています。最近の施設の朝はノートチェックから始まります。 皆さん慣れてきたのでこの頃は少ないですが、忘れてしまった人は施設で検温します。昨夏に購入した赤外線式の体温計は重宝しています。スピーディですし、接触感染のリスクも避けられます。脇に挟むタイプの体温計だと、うまく挟めない利用者さんもいたり…(^^;) 施設には自閉症や統合失調症、脳性麻痺など様々な障害を持つ方がいます。平熱・体温にも様々な特性が

          利用者さんの体温

          福祉施設の物販・ネットショップ

          【物販とネットショップ】ウィンクルでは収入アップのため、あるばの1階スペースで物販も行っております。 販売しているのはハンドメイドの手芸用品やお付き合いのある施設や企業のお菓子製品、お茶などです。NPO法人「せっけんの街」の各種石けんもあります。こちらのNPOさんは廃食油を利用して石けんを作る取り組みをしています。 その他、松戸市内の無農薬野菜も販売しています。現在は仕入れの量を減らしていますが、将来的にはもっとたくさん取り扱えたらなと、考えています。野菜の入荷は毎週火曜

          福祉施設の物販・ネットショップ

          障がい者施設の作業

          現在、利用者さんにやってもらっている主な仕事は近隣の病院施設の除草作業と内職作業です。 除草作業は時給制で賃金をいただいており、施設の重要な収入源となっております。 ただし、人数と回数が契約で決まっておりますので、収入には限度があり、除草作業だけでは利用者さんの工賃を賄うことはできません。 内職作業はシール貼りや袋入れ、値札付け、タオルやマスクの検品など多岐に渡ります。手先の不自由な利用者さんでもできる仕事が必ずあるので、施設でのメインの作業となっています。 ただし、内職

          障がい者施設の作業

          コロナと障がい者施設

          コロナ禍の昨今、色々な方からご心配いただくのですが、これまでのところ当法人ではコロナウィルスの感染者はおりません。ほくと・あるば合わせて約50人の利用者と15人ほどの職員がおりますが、おかげさまで休むことなく施設を開所し続けることができております。 例年インフルエンザに感染する利用者が何人か出るので、コロナが流行し始めた当初は施設の中で感染者が出てしまうのだろうなと、ある程度覚悟しておりました。しかし、利用者のみんなは決められたルールをしっかりと守れる子が多く、消毒や換気な

          コロナと障がい者施設

          障がい者の工賃・自立

          障害者施設の利用者さんの工賃(給料)は、施設が仕事で得た収入から支払うというルールがあります。 職員の給与を含めた施設の運営費は国からの補助金で賄っています。 施設の主な仕事は内職と除草作業ですが、収益はなかなか厳しいです。 今のあるばの利用者工賃は時給150円。千葉県内のB型就労支援施設の中では平均よりやや上くらいです。 初めて聞いた時には私も大変驚いた記憶があります。 月額でだいたい15000〜20000円。障害者の自立、には厳しい現実があります。

          障がい者の工賃・自立

          社会福祉法人ウィンクルと障がい者施設

          就労先のない障害者の多くは日中、居場所がありません。ご家族の方もご自身の時間を持つことが難しくなります。そうした方々のためにウィンクルは作られました。 あるばはB型就労支援施設として平日9:30〜16:30まで開所しています。 地域活動支援センターの多くはかつての福祉作業所に由来する組織で、ウィンクルのほくともそれにあたります。 あるばと同じように、日中居場所のない障害者の方々のために活動しています。 同じような作業をしていますが、当法人のなかでは、ほくとはあるばへのステッ

          社会福祉法人ウィンクルと障がい者施設