トーゴに輝く未来を… 突然クラファン始めます!
息子が寝静まった夜に、noteを書きながら自分と向き合う時間は大切なひと時です。昼間に怪獣と化したウィさんと毎日カラスを追いかけてます。「かー」と言葉にならない言葉で会話する今が楽しいです。
私はトーゴで妊娠し、セネガルで妊娠生活のほとんどを過ごしました。妊娠8か月寸前に30時間かけて日本に帰国し出産しました。
体の変化に心がついていけず、母になることへの不安に押しつぶされそうになりました。それでもウィさんは私のお腹の中で大きくなり、アフリカで好き勝手している私をそっとしておいてくれました。
今頃ですが、ウィさんが私たちの元に来て無事出産できたことがどれほどの奇跡の重なり合いだったか、ひしひしと感じています。多くの方に本当に助けていただきました。命かけて産みました。だからこそ今、彼らの輝く未来を笑顔で生きることを強く願っています。
これがトーゴのトイレです。
トイレというよりも、したくなったら人目につかない野原の茂みや、木陰を自分で探します。都市部や都市部均衡では家庭用トイレが少しずつ増えてはいますが、農村地域では未だにこの状態です。
日本人女性である私にとって、いつ何に襲われるかわからない恐怖は常にありました。
つい最近現地NGO VIVASFM TOGO代表のオリビエさんと話していた時、
小さな子どもが亡くなることには耐えられない
100個のトイレを作りたいんだ
と彼は言いました。彼の想いが私の心から離れなくなりました。 すでにVIVASFM TOGOは未来に繋がるトイレを無償で作っています。
トイレを作るだけが全てではなく、啓発活動を大切にしています。主に村の方々に3つのことを伝えています。
①排泄することの大切さと排泄物の危険性
②トーゴの現状
③トイレの重要性
その後、皆でトーゴの未来を思い描きます。
少しずつ衛生面の意識が高まり、村の方々は自然とトイレを必要とするようになりました。
トイレの建設費用は3000円(現地通貨:15000CFAフラン)です。トーゴは都市部に住んでいても安定した就職先がなく、複数の副業で食いつないでいる方が多くいます。特に村の方々は職も食べ物もわずかしかない厳しい生活を送っているので、建設費用を払うことができません。そのため、無償で活動しています。
しかし現在活動資金が不足しています。私はこのプロジェクトを応援し、多くの家庭にトイレを作り子どもたちの命と未来を守りたいと思いました。
私がいまできること。今まで変えたくても変えられなかった現実を彼と共に変えていきたい。この想いからトイレプロジェクトを応援するため。10月にクラウドファンディングをします!ドキドキ
写真提供:辻 旺一郎さん
生まれた国や場所で人生が左右され、お金がなければ安心して生活することができない。この現実は変わらないままなのでしょうか。
ただいま、クラファンに向けて準備をしています。沢山の方にサポートをして頂きながらプロジェクトを作っている最中です。
プロジェクトを公開する頃、また投稿させていただきます。
読んでいただきありがとうございます。