一番商用電気を使う7月の電気代
九州を豪雨を襲っている渦中ではありますが、孤立してライフラインが止まってしまうと、どうしようもない状況になってしまうし、現実的に”届けることができなかった”ので、「自助」の重要性をとても感じました。
また、僕が3.11のときに経験した、「映像で状況を把握できない」怖さも、やはりあるなと思いました。
実際に、テレビでインタビューされていた人が同じようなことをいっていたので。。。
ですので、災害の支援も大事ですが、まだまだこれで終わったわけではありません。
なりを潜めている台風も今年は非常に怖いですし、地震だっていつ起こるかわからない。
大雨や台風で地盤が緩んだところに、大地震がくれば被害はさらに広がるでしょう。
だからこそ、今も大事ですが、これをきっかけにこれからの備えをしていくことも重要なのです。
なので、僕たちが日々取り組んでいることも発信させていただきます。
気になる梅雨の電気代
ということで、7月分の商用の電気使用量が出たので、発表します!
今月は、梅雨真っ只中で、天気の良い日がかなり少なかったように思います。
おそらく、今月は冬場よりも発電量は少ないのではないかと思いますので、これがわが家でかかる電気代のMAXだと思います。
※わが家のシステムスペックは過去の記事をご覧ください。
https://note.com/wingman283/n/nd959de72e49e
気温も30℃前後あった上に、ほとんど毎日雨が降っていたので湿気がすごくて、エアコンも使いました。
晴れていれば、エアコンも普通に使えるのですが、流石に発電量が少ない日は厳しかったです。
これが、完全オフグリッドだったらと思うと、きっと家族全員熱中症になって病院送りになっていたと思います。。。。
だから、商用電力を補助的に使うなんちゃってオフグリッドは、つくづく便利だなと思います。
必要最低限の電力を買うだけで良いスタイルなので、電気使用に伴うCO 2の排出量は大幅に削減できます。
6月は16kWhだったのに対し、7月は132kWh!
梅雨って電力自給者にとっては、天敵ですね。。。。
また、以前から考えていた基本料金ゼロの新電力に乗り換えるか問題ですが、結論としては、乗り換えることにします!
今の九州電力が、
基本料金:891円 + 17.46円/kWh × 120kWh + 23.06円/kWh × 12kWh = 3,262.92円(正確な電気代は燃料費等調整額と再エネ賦課金が入り 3,526円)
これが楽天でんきだと、
基本料金:0円 + 23.5円/kWh × 132kWh = 3,102円(燃料費等調整額と再エネ賦課金入れて3,366円)
このくらいの電気使用量だとあまり変わりませんが、これが先月の16kWhだと
九州電力が1,202円に対し
楽天でんきが408円
九州電力は大半が基本料金になるので、わが家の場合は、基本料金がない方が電気代が安く済むのです。
蓄電システムは元を取れるのか問題
よく聞かれるのが、元を取れるのかどうか。
導入した金額を100%取り戻すことは正直言って難しいです。
ですが、家庭菜園を始めるときに、元を取れるかどうかを考えますか?
種や肥料などの代金だけで考えれば買うよりも安く、、、あがる訳ありませんね。道具や資材も買い揃えなければならない上に、労働力を考えると元が取れるわけありません。
でも、自分の手をかけて育てた美味しい野菜を食べたときの感動や、御近所さんへのお裾分けで生まれるご近所関係、取り組むこと自体が楽しみになったり、など付加価値としてはものすごく高いと思います。
電力の自給もこれと同じで、
CO2の排出を減らすことで、今回のような大雨や台風を減らさないまでもここで食い止めることができます。
もしも災害などで停電になっても、電気を使うことができます。
余力があれば、電気がなくて困っているご近所さんにも電気を分けることができます。
自然と節電意識が身につきます。
など、家庭菜園と同じように付加価値は非常に高いので、ある意味元は取れていることになるとも言えると考えています。