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顧客の真の成功を導く!株式会社ジールによる伴走型支援による実践的DX成功法

株式会社ジールはお客様のDXをサポートするDX推進事業を展開。コンサルティングから、データ基盤の構築、AIおよびBIによるデータ高度活用、データドリブン人材の育成までトータルな支援を行っています。
「利用ユーザーのエクスパンションのプロ!」として「PERSONS of the Year 2024」を受賞した鈴木 岳海様とeラーニングサービス「ZEAL DX-Learning Room」を担当する大澤 秀平様に、現在の取り組みやウイングアーク1stとの協力関係、将来展望などについて聞きました。


30年1,000社以上の実績と深い知見・経験で、お客様のDX実現をトータルに支援

 
――株式会社ジール(以下ジール)の事業について教えてください。
鈴木様 データを最大限に活用し、お客様のDXをサポートするDX推進事業を展開しています。DX構想策定のコンサルティングから、データ基盤の構築やBIツールによるデータ高度利用支援や内製化のための伴走型支援、データドリブン人材の育成まで、最先端テクノロジーと専門性によるサービスを一気通貫に提供しています。
 
――御社の強みはどのような点にありますか?
鈴木様 30年1,000社を超えるBI/DWHシステムの構築実績とデータ活用領域での豊富な経験と知見を備えたエンジニア集団であることです。また、ウイングアーク1stさんをはじめ国内外の主要BI/DWHメーカーとパートナー契約を結んでいるため、特定のメーカーや製品に縛られることなく、常にお客様にとって最適な提案を行い、導入後のフォローも的確に行うことができます。
 コンサルティング・提案・構築で終わりではなく、エンドユーザーが実際に使い始める導入~運用保守、活用促進、人材育成までを、弊社内の各部署が緊密に協力しながらトータルに支援しています。
その過程で、お客様の課題やニーズがいっそう明らかになり、新たなツールの導入やシステム構築などの提案(エクスパンション)へとつながっていきます。

株式会社ジール 営業本部 コンサルティング営業2部 グループリーダー 鈴木 岳海様

――鈴木様は「利用ユーザーのエクスパンションのプロ!」としてWingArc Partner Awardの「PERSONS of the Year 2024」を受賞されました。日々の営業活動で心がけていることやエクスパンションのコツについて教えてください。


鈴木様 まずはお客様のお話をしっかり聞くようにしています。そこから課題や本当にやりたい事を知り、お客様自身も気づいていないようなニーズを引き出し、提案へとつなげていきます。まずはスモールスタートで小さな成功体験を積み上げていただくなど、お客様の状況に合わせて柔軟に対応することを心がけています。
 エクスパンションについても、導入や運用の支援をしている中で、お困りごとなどのご相談を受け課題やニーズを引き出していきます。
お客様とコミュニケーションを深める中で、提案すべき内容が徐々に明確なっていきます。

弊社はマルチベンダーであるため、既にお使いのシステムの活用を組み込んだ最適な提案を行うことができます。


 もう1つ。構築プロジェクトを担当する弊社のエンジニアはお客様との距離が近いため、営業では捉え切れなかった課題に気づく事も少なくありません。それをきっかけにお客様へ改善提案をした例も数多くあります。エクスパンションは私一人でできるわけではなく、社内の様々な部署の協力のおかげだと思っています。

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ウイングアーク1st製品の強みを熟知し、緊密に協力し合いながらお客様にとってのベストを実現する

 
――WARPパートナーである御社とウイングアーク1stとの協力関係について教えてください。
鈴木様 2007年からのお付き合いです。主にMotionBoardの導入・環境構築の支援をしております。
2023年度は100社以上のシステム構築を支援しました。弊社ではウイングアーク1stの製品導入支援や、MotionBoard、Dr.Sumを用いたシステム構築支援に加え、BI製品に関する勉強会や共催セミナー開催など幅広い活動を共同で行っています。
 
大澤様 弊社の強みとして、ウイングアーク1st内の製品導入の担当部門に弊社メンバーを派遣し、支援させていただいております。これにより、ウイングアーク1stとのきめ細かい情報共有や強力な協働関係を実現しています。私自身も2016年から7年間、ウイングアーク1stの製品導入の支援メンバーとして、主にMotionBoardによるダッシュボード構築を担当していました。
 
――ウイングアーク1st製品の強みはどこにあると感じていますか?
鈴木様 国産製品であるため、日本のお客様の実際のニーズに合致した機能や使い勝手を実現されている点です。たとえばBIツールの画面から直接データを入力したいというニーズは実は多く、MotionBoardには入力機能があります。

Excel文化の強い会社ならDr.Sum Datalizer for Excelを使い、使い慣れたExcelのインターフェイスで集計・分析・入力を行うことができます。MotionBoardを使えばデータを簡単に、しかも様々な表現方法で可視化することができます。そうした製品としての強みに加え、「カスタマーサクセス」を含めたサポート体制が非常に充実していることが特徴です。実際に利用の定着までを考えると弊社としてもお客様に非常に提案しやすいですね。
 

――ウイングアーク1stと協働する際、どんな点にメリットを感じていますか?
大澤様 互いに情報をしっかりと共有し、相談し合いながら適切なタイミングで最適な提案をお客様へ行い、成果に結び付けられる点がメリットだと思います。
 
鈴木様 私はお客様のお話を聞くことを重視していますが、同時にあるべき方向へと「導く」ことも重要だと考えています。お客様とダッシュボードやグラフの完成形を共有したりニーズのすり合わせをしたい場合、ウイングアーク1stのコンテンツを利用しています。

特に「WARPパートナーサイト」に掲載されている提案のひな型や事例などの提案ノウハウ資料がとても役立っています。また、デモ用のコンテンツも豊富に用意されているので、お客様とのコミュニケーションの際に活用しています。
 また、プロジェクトを進める中で生じた様々な問題を、両社が持つ知見やノウハウを活用、緊密に協力し合うことで解決していくことができます。そうした点がパートナーとしてとてもありがたいと感じています。

株式会社ジール データドリブンサービス ユニット SDD支援室 シニアコンサルタント 大澤 秀平様

eラーニングサービス「ZEAL DX-Learning Room」でデータドリブン人材の育成と内製化を強力に支援


――データ活用・BIスキルを学べるeラーニングサービス「ZEAL DX-Learning Room」について教えてください。

大澤様 お客様から寄せられる「データを活用する人材がいない」「効率的にデータ活用人材を育成したい」「BIツールを使いこなせない」などの声に応え、「全ての社員をデータドリブン人材に」をコンセプトに開発したeラーニングサービスです。代表的なBIツール数種に対応したサービスを用意していますが、「ZEAL DX-Learning Room for MotionBoard」では、「データ活用とは?」という基礎的なデータ活用の考え方や知識とMotionBoard操作スキルの両方を効率的に身に着けることができます。

また、MotionBoardダッシュボード開発の内製化を支援して欲しいというお客様からのニーズの高まりを受けて、内製化のはじめの一歩を支援するために開発したサービスでもあります。eラーニングと豊富な練習/演習コンテンツを組み合わせたハイブリッドで、スマホやPC、タブレットにより、いつでもどこでも何度でも学ぶことができます。他にも、利用者同士が情報共有するための「コミュニケーションルーム」や教材に関する質問に弊社が回答するQ&Aサービスなど充実した機能をご用意しております。
 
――カリキュラムにはどのような特徴がありますか?
大澤様 実務でのデータ活用を重視した内容になっています。まずは何のためにデータ活用をするのか?データ活用の考え方から学んでいただきます。次にハンズオン形式のベースコンテンツで具体的なMotionBoardの操作方法を学び、練習問題を実施することでしっかりと知識を定着させていきます。

その後、実務に活かす上でつまずきがちな事や疑問点を解消するためのTips集、練習問題に比べてより実践的な内容の演習問題へと続きます。
このように「ZEAL DX-Learning Room for MotionBoard」は、受講者の習熟に合わせて、体系的に学習できることが大きな特徴です。
 

「ZEAL DX-Learning Room for MotionBoard」ご紹介
https://www.zdh.co.jp/products-services/dxhrevelopment/dxlrformotionboard/



――お客様からの反応はいかがですか?
大澤様 既に数十社のお客様に導入いただいております。お客様が社内で「ZEAL DX-Learning Room」の導入を告知したところ、予想以上に受講希望者が集まったケースもあり、データドリブン人材育成のニーズが高まっていることを感じています。「ZEAL DX-Learning Room」によりデータを活用できる人材のすそ野を広げることが、データドリブン組織の実現やDXの推進につながると考えています。
 
鈴木様 自社内にデータ活用できる人材を育成したいと思っているお客様が多いため、提案を行う際の有効なツールになっています。その背景として、データ活用の内製化を進めたいというニーズがあります。

たとえばMotionBoardのダッシュボード構築を内製化することで、より低コストでスピーディーに、ニーズに合致した開発が可能になります。そのため、人材育成により内製化を推進する伴走型支援の一つとして「ZEAL DX-Learning Room」を提案しています。構築して終わりではなく、その後もお客様のニーズを捉え伴走することで、持続的にビジネスを拡大することができます。


株式会社ジール
データドリブンサービス ユニット SDD支援室 シニアコンサルタント大澤 秀平様(写真左)
営業本部 コンサルティング営業2部 グループリーダー 鈴木 岳海様(写真右)

ウイングアーク1stとの協力関係をいっそう深め、より高度なデータ活用やDXを実現していきたい

――今後ウイングアーク1stとの協力関係をどのように深めていきたいですか?
鈴木様 お互いの情報交換や人材交流を深めながら、導入・構築の支援はもちろん、お客様のデータ活用とDX推進のために協業を深めていきたいと思います。
 
――これから取り組みたいこと、力を注ぎたいことを教えてください。
鈴木様 すでに多くの企業が何らかのデータ活用に取り組んでおられ、エンタープライズ企業においては一巡した印象もありますが、定着や次のステージに向けた課題をお持ちの企業も少なくありません。また、生成AIなどAI活用に関するご相談も確実に増えています。データ活用の領域に強みのある弊社では、AIによるデータ高度利用や、その実現も見据えた最適なデータ基盤の構想策定からご支援をしていきたいと考えています。
 
大澤様 常にMotionBoardの最新情報をキャッチアップし、「ZEAL DX-Learning Room」のコンテンツ拡充や更新に力を注いでいきます。
 
鈴木様 データ活用やDX推進がうまくいっている会社は、社内に強力なDX推進者がいらっしゃる場合が多いです。多くの場合、業務の知識や経験を持ちながら現状に課題を感じており、データ活用やシステムに関心を持つ方が推進者になっています。「ZEAL DX-Learning Room」によってデータ活用できる人材のすそ野を広げることで、新たな推進者を生み出し、データドリブン組織やDXの実現に貢献できると考えています。


株式会社ジール
データドリブンサービス ユニット SDD支援室 シニアコンサルタント大澤 秀平様(写真中央左)営業本部 コンサルティング営業2部 グループリーダー 鈴木 岳海様(写真中央右)  
ウイングアーク1st株式会社
営業本部 パートナー営業統括部 第3営業部 第2G グループマネージャー 小野 智士(写真左)
営業本部 パートナー営業統括部 第3営業部 第2G 佐野 礼佳(写真右)

*「ZEAL DX-Learning Room」の内容に関する掲載内容は2024年10月時点のものです。最新の情報については、ジール社のウェブサイトをご確認ください。

■株式会社ジール様の詳細はこちらからご確認下さい。



データで越境者に寄り添うメディア「データのじかん」取材記事◤日本のデータドリブン経営には家庭教師が必要。◢

データで越境者に寄り添うメディア「データのじかん」にて、株式会社ジール 鈴木 岳海様、大澤 秀平様の活動がフォーカスされております。

日本の多くの企業では、データ活用のノウハウや経験を持つ人材が不足しています。そのため、我々ジールが『家庭教師』のような存在となり、お客様と伴走しながらデータ活用の取り組みを支援しています。これにより、お客様自身が自律的にデータドリブン経営を実現できるようになります」(鈴木氏)。続きはこちらからご覧ください。


~編集長のほっと一息~

編集長の若林です。今回の取材は鈴木様が「利用ユーザーのエクスパンションのプロ!」としてWingArc Partner Awardの「PERSONS of the Year 2024」を受賞された事がきっかけでした。

お話をお伺いすると、提案~導入までの伴走支援、導入後、顧客が自走するための自学環境の提供など、業務現場でBIが定着するための仕組みが構築されていました。

MotionBoardによるダッシュボードのイメージをすり合わせるために、「Sample Gallery」をお使いいただいたり、「WARPパートナー企業専用サイト」にある提案ひな形やデモで動画をご活用いただいているとの事、ぜひ他のパートナーの皆様もご活用いただければ幸いです!

「Sample Gallery」:https://www.wingarc.com/sample-gallery/de/index.html
「WARPパートナー企業専用サイト」 https://cs.wingarc.com/ja/warp?


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いつもウイングアーク1st「WARPの歩き方」のnoteをご覧いただきありがとうございます。読者のみなさんからいただく記事のスキ「♡」も編集部の励みになります!
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