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僕は何歳まで生きられるのでしょうか

「令和3年中における自殺の状況」という厚生労働省が出しているデータを見て、学生の僕が感じたことを書いていきます。
最後の感想だけでも読んでほしいです

https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/jisatsu/R04/R3jisatsunojoukyou.pdf

僕は普段あまり進んで学習をしません。
それなのに自殺に関する知識を熱心に読んでしまったのは、自分が将来自殺するのではないのかと疑っているからです。
もちろん今は自殺する気もないです。

僕の話は置いておき、グラフを見ていきます。

1.自殺者数の年次推移を見て

まず僕がグラフを見て驚いたことは、男女によって自殺者数が明確に違う点です。
グラフを見てわかる通り、男性の自殺者数が女性の自殺者数の2倍以上になっています。
この原因については、後に出てくる自殺動機についてのグラフを見るとわかります。
また平成10年で自殺者数が急増しているのは、景気が悪くなったからだと考えられます。


2.年代別の自殺者数に関するグラフを見て

自殺死亡率とは10万人のうち
何人が自殺しているかの数値です。

僕が1番驚いたのはこのグラフです。
学生の僕の身の回りでは、学期毎に自殺に関するお便りや相談先、ポスターなどがあります。
またニュースなどで報道される際も、若者の自殺者数が多いというニュースを見ることが何度かありました。
アイデンティティの形成段階で不安定な状態にあることなども考えると、10代の若者の割合が1番高いと考えていました。

しかしグラフを見ると、実際は10代の自殺死亡率は圧倒的に低いです。
ですが20代になると自殺死亡率は高まり、他の年代との差はあまり無いです。
学生は精神的に不安定でも、親や社会に守られているため自殺してしまう人は少ないようです。
逆に社会人は頼れるものが少ないため自殺してしまう人が多いのかもしれません。

このグラフからも学生の自殺割合は少ないことがわかります。
ここで1番気を引いたのは、やはり無職者の割合が半分以上を占めていることです。
また被雇用者の割合が多いことも、気になります。
なんらかの理由で仕事を辞めて、無職期間を経て自殺する人が一定数いることが予想できます。

3.自殺の原因についてのグラフを見て

自殺の要因は様々なことが連鎖して発生することを前提に、このグラフを見ていきます。

自殺の理由の中で最も割合が高いのは健康問題です。自分が重い病に罹って未来に希望を持てなくなって自殺をしてしまう人が多いことがわかります。しかしそれにしても多すぎる気がします。職場でのストレスによる鬱病等の精神的な健康問題を含むのなら、納得がいきます。


4.感想

社会に出るのが怖くなりました。大人になるのが怖くなりました。

20代を耐えることができれば、自殺はしないだろうという自分の予想が崩れ落ちました。
20代を生き抜いても、30代で辛いことがあり自殺していく人はほぼ同じ人数でした。
30代を生き抜いても、40代で辛いことがあり自殺していく人はほぼ同じ人数でした。
40代を生き抜いても、50代で辛いことがあり自殺していく人はほぼ同じ人数でした。

僕の中で「何歳まで生きられるか」の意味は大きく変わりました。
僕は何歳まで生きられるのでしょうか。

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