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薔薇なワイン🌹 (2019.04.26)

何だかんだ働き始めて1ヵ月続いた。そのプチ祝に大丸ワインフェアで購入した赤ワインを開けた。2004年から2017年まで働き続けたことを思うと全く大したことはないが、日本で働くことを模索してから今の職にありつくまで道中いろいろあり、中々に嬉しい。

小雨も降り肌寒く、仕事も思ったより捗らず、当初考えていたパーっとする感じではなくなったが、何もしないのも寂しい。と言う訳で、毎度同じで芸はないが、ワインでしっぽりと祝うことにした。選んだのは薔薇の香りのする華やかなアルメニアの赤ワイン

世の中には薔薇の香りがするワインがある。ブルガリアローズワインというローズオイルとローズウォーターをブレンドしたある意味本物の(?)薔薇ワインもある(これはこれで美味)。赤ワインという意味では、 ラクリマ・ディ・モッロ・ダルバ(Lacrima di Morro D'Alba)とルケ(RUCHÈ)だろう。特にラクリマは知る人ぞ知る薔薇ワインだ。

個人的なバラ度は、ラクリマ100点、ルケ80点とすると、ワインフェアで試飲したときは90点という印象を受けた。因みに、インポーターの方は薔薇の香りのするワインとしてルケを挙げていたが、自分としてはラクリマには劣るがルケには優ると感じていた。

しかし、今回自宅でロブマイヤーのバレリーナに注いだところ、ラクリマと甲乙付け難いほどのインパクトを感じた!グラスに鼻を軽く近づけただけでハッとするほどだ。

Armas Karmrahyut 2013。Karmrahyutが薔薇の正体で92%使われている。ルビー色の外観で予想したよりも色が深い。薔薇の他には、黒コショウ、ピーチ、ヨーグルト。熟成が始まっているのか紅茶の香りも感じられる。ブルーベリーやカシスなども少々。アルコール由来のボリュームと甘味もこのワインにマッチし、決して香りだけのワインには仕上がっていない。酸味もちょうど良く、苦味や渋味が目立つこともない。強いて物足りない点を挙げれば、太くて短いフィニッシュか。しかし、3千円ほどのワインであることを考えれば、十分お買い得なワインだろう。

それにしても10連休は長い。何をして過ごせば良いのだろうか?折角規則正しく暮らす習慣が戻ったのに。近所のスタバも改装工事で閉まっているし、う~ん、ワインを飲んで考えるか...

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