桑沢デザイン研究所 卒展 (2019.02.24)
縁あって、桑沢デザイン研究所の卒展を見学してきた。
どの展示ブースでも私の半分位の年齢の人たちが作品を丁寧に説明してくれた。自分が同じ位の年齢のときには、人前で堂々と説明するなんてことは全然できていなかったと思いながら話に耳を傾けていた。若い人たちの活躍は素直に嬉しい。
自分はデザインというものに全く疎いので、技術的にどうこうなんてとても言えないが、1つ素晴らしいと感じたのは、企業とコラボしている作品が幾つもあったことだ。例えば、サントリーの天然水や森永ミルクキャラメルのパッケージデザインなどがあった。
日本酒では七賢とコラボした包みや、丹頂鶴をモチーフにした瓶が展示されており、どちらも魅力的だった。
一方ワインに関しては、私の見た限りでは、ブルゴーニュワインをモチーフにしたエチケットデザインが1点展示されているだけで、少々寂しかった。
ブランドイメージがワインの味(の認知)に影響を及ぼすことは良く知らている。ボトルデザインも同じで、既に多くの秀逸なデザインが世に出ているが、桑沢デザインの学生ならば、きっと個性的なものを生み出してくれる、生み出して欲しい、そう感じた卒展だった。
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