毎月20日は「ワインの日」
本稿はすべてのワイン消費者さんに向けて作成しました。
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まとめ
・毎月20日はソムリエ協会が制定した「ワインの日」
・「ワインの日」には小売り店や飲食店のサービス企画があるかも
・2020年各月20日の内、気兼ねなくワインが飲めそうなのは以下4回
3/20(金) 祝日しかも3連休初日!
6/20(土)
9/20(日) 祝日しかも4連休2日目!
11/20(金) しかも3連休直前!
・ちょっとしたお祭り気分でワインを楽しみましょう!
こんばんは、じんわりです。
「ワインの日」なるものが制定されているという噂を聞きつけました。皆さんは「ワインの日」があることをご存知でしたでしょうか。しかもネンイチではなくツキイチで。
「それが本当ならば少なくとも毎月1回はワインを飲む言い訳ができるではないか。これは聞き捨てならねぇな。」と思いまして、まずはインターネットで調べてみました。
検索の結果、
「1994年にソムリエ協会が制定した」
「Vin=フランス語のワインと、Vingt=フランス語で数字の20の発音が似ているので、毎月20日をワインの日とした」
という旨の記載をいくつかのブログや情報サイト上に見つけました。
とはいえ、これらの記述は全て非公式サイトのものであり、検索上位にソムリエ協会の一次情報が全く見当たらないのです。
インターネットの世界では未確認情報が勝手に独り歩きすることも珍しくないため、大本営であるソムリエ協会公式サイトをチェックすることにしました。
公式サイト内をいろいろ見ていくのですが、お目当ての記述がなかなか見つからない・・・。「もしやこれはまぼろし情報?」とあきらめかけていたところ、ようやく見つけました。
「協会全般Q&A」 → 「一般社団法人ソムリエ協会のあゆみ」が所謂沿革のページになっており、「毎月20日」の記載はないものの、1994年にワインの日を制定した旨はひっそりと記されてありました。
1994年の「ワインの日」制定から、1997年の赤ワインブームを包含する第六次ワインブームを経て現在第七次ワインブームの最中にあるとされる中で、94年当時より少しはワインが日本人に浸透したのではないかと感じています。
そんな時流を背景に「毎月20日はワインの日」というプロパガンダはワイン業界の中の人としても、一消費者としても「けしからん、もっとやれ!」的な非常に喜ばしい提言であるわけですが、ソムリエ協会さんの公式サイトでは思いのほかこぢんまりとした扱いとなっているのが少し不思議ではあります。そこには何らかの事情があるのかもしれませんね。
給料日に設定されがちな毎月20日を「ワインの日」と定めたあたりも、消費者さんがワインを買い求めやすくなる絶妙な塩梅ですね。
我々飲んで楽しむ側にとっては「ワインの日」というビッグウェーブが毎月1回必ず到来するのですから、もう乗るしかないでしょう。「ワインの日」にサービス企画を打つ小売店さん、ECサイトさんや飲食店さんもあるようですね。
気になる男性・女性を食事に誘う口実に、奥さんからワイン用の特例お小遣いをねだる言い訳に、会社の親睦会をワイン会に、などなど、乗っかり方はいろいろですね。
2020年のカレンダーをチェックしたところ、各月の20日のうち気兼ねなくワインが飲めそうなのは以下4つの日でしょうか。
3/20(金) 祝日しかも3連休初日!
6/20(土)
9/20(日) 祝日しかも4連休2日目!
11/20(金) しかも3連休直前!
3月20日頃は少し早いですがお花見時期を意識して、ロゼや泡の気分でしょうか?
6月20日頃は暑くなり始めるころでしょうから、ソービニヨンブランや甲州のようなフレッシュな白をキリッと冷やして飲みたいでしょうか?
例年9月20日頃は昼は暑く夕方は涼しい季節でしょうからBBQもいいでしょう。連休ですし。外で焼いて食べるお肉にはカベルネ?いや、GSM(グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル)でしょうか?いっそのこと両方開けときますか?笑
11月20日頃は例年寒くなる時期ですね。チーズフォンデュとフルボディのシャルドネのペアリングはどうでしょう?
こんなふうに妄想していくと小さな夢が広がりますね。
2月20日は木曜日ですが、中1日置くと3連休が待っています。2月20日にワインの日割引でお得に購入しておいて、連休中に楽しむのも良いですね。
以上、皆さんの2020年「ワインの日」の企てを是非教えて下さい。
さんて!
じんわり
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