普通の会社員がワインエキスパート一発合格するまで(Part1)
<読んでいただきたい方>
ワインが好きで、何か始めたいと思っている方
これからワインエキスパートを受験しようと思っている方
ただただワインが好きな方
ワインエキスパートを受験した方
<読んで知れること>
ワインエキスパートの受験概要
ワインエキスパートの勉強法(1次試験、2次試験)
普通の会社員がワインエキスパート一発合格するまで(目次)
はじめに (Part1)
受験動機 (Part1)
ワインエキスパート受験概要 (Part2)
1次試験 (Part3)
2次試験 (Part4)
1. はじめに
こんにちは、ワインパパです。初めての投稿なので、何か不手際があってもご容赦ください。簡単に自己紹介をさせていただきます。
本業:企業でマーケティング職(会社員)
年齢:30代前半
家族:妻と娘
趣味:食べることとお酒を楽しむこと(2024年ワインエキスパート一発合格)
上記の通り、私は全くワインとは関係のない仕事をしている普通の会社員ですが、ワインエキスパート試験に一発合格しました。今回Noteにワインエキスパートについて書こう思ったのは、色々情報がぱらぱらとネットに載っているものの(自分も受験の際に助けられたのですが)、実際自分のような普通の会社員が合格するまでの道のりが1連としてまとまったものがないなと思ったのが理由です。
私個人の視点での体験記ですが、少しでもワイン好きな方や、これから受験を考えている方の参考になれば嬉しいです。
2. 受験動機
ワインエキスパートを受験しようと思ったきっかけについてお話しします。
<ワイン好きになった期>
大学時代からお酒は好きでしたが、学生時代の私はビールやハイボール、レモンサワーなど、安価な飲み放題のドリンクを楽しんでいました。(時には記憶を飛ばすことも…)
社会人になり、勤務地が関西になったのですが、ほとんどの知人が東京勤務になり、さらに初めての一人暮らしを始めた状況になりました。その中で、一人でバーに行ったり、美味しい食事を探したりすることが趣味に変わり、そこで初めてワインと食事のペアリングに出会いました。
それまでワインと言えば、赤か白かくらいの認識しかありませんでしたが、食事に合うワインを飲んだことで、「こんなに違うのか!」と感動したことを今でも覚えています。(ちなみにそのお店は三宮にあるフレンチのお店「ラターチ」です。もし機会があれば、そのお店についても紹介したいと思っています。)
<ワインたくさん飲んだ期>
ワインに興味を持ったものの、知識は全くゼロ。もちろん、当時は一人暮らしで、毎日のようにワインを飲むわけにもいきませんでした。しかし、友人との食事の際に、店員さんが勧めてくれたシャルドネなどのワインの名前を聞いたりして、少しずつワインの世界に足を踏み入れることになりました。
その後、フレンチやイタリアンに行くことが増え、旅行先ではワインを購入することもありましたが、知識はぶどうの名前(シャルドネ、ピノ・ノワールなど)を知っている程度で、ワインの産地や特徴にはほとんど詳しくありませんでした。
<ワイン勉強を決意するが挫折した期>
そんなある日、京都のみくりというお店でのペアリングの際、赤ワインとお刺身の組み合わせに驚きました。これまで「刺身には白ワイン」と思っていたのに、この赤ワインとの相性が絶妙で、自分もこういう組み合わせを家で試してみたいと思うようになりました。しかし、どこから学べばよいか分からず…。
そんな中、ネットで「ワインエキスパート」という資格を知り、勉強を始めることを決意しました。私は何か目標を設定しないと動けないタイプなので、この資格を取得することで勉強を本格的に始めようと心に決めました。調べてみると、独学で合格した人も多く、大学受験を経験していたこともあり、自分も独学でやってみようと考え、まずはメルカリで過去のテキストを手に入れ、ワイン受験.Comに登録して過去問を購入しました。
しかし、実際に勉強を始めると、その量の膨大さに圧倒され、仕事が忙しい中で進まず、挫折してしまいました(独学で合格した方々は本当にすごいです)。
<勉強を決心した期>
その後、1年ほど経ち、仕事が落ち着いたこともあり、再度ワインの勉強をしたいという気持ちが強くなりました。特に、これといった趣味もなかったので、これから長く楽しめる趣味を持ちたかったという思いがあり、再度挑戦を決意しました。
前回の反省を踏まえ、今度は勉強のペースを管理してもらい、さらにお金を先に払うことで自分に覚悟を決めさせる意味でも、ワインスクール(アカデミー・デュ・ヴァン)に通うことを決めました。
次回のPart2では、ワインエキスパートの受験概要や、スクールと独学のメリット・デメリットについてお話しできればと思います。