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グランクリュのシャンパンに、料理とチーズをペアリングしてみた


なんと、、、


ついに、、、


今月
還暦をむかえます


もう




じじぃです





人生に一度の還暦
(誕生日はそもそも、どの誕生日でも毎年人生に一度だけですが)


そこでチョットだけ贅沢をしてみた

いつもほぼほぼ、2000円以下のワインしか買わないのに、、、

グランクリュのシャンパンを買ってみた!


(去年から誕生日には予算一万円のワインを買って飲むことにした)




そして

そのシャンパンの名は?



アンドレ・ロジェ エクリプス 
ニュメロ・ディス シャンパーニュ


たぶんNV            かな?
たぶんピオ   かな?


結果から言わしてもらえれば、、、




メッチャ美味しかったです!!


さすがにお高いワイン


それでは
いつものごとくペアリングを楽しんでいきたいと思います!

メッチャ楽しみやで〜

【このシャンパンの味わい】



メッチャ美味い!
(それ、さっき書いたばっかだし)


さて真面目にいきましょう


抜栓した瞬間からシャンパン独特のブリュオッシュの香りが鼻をくすぐってきます

ええやん!
ええやん!
期待感マックス!

ブラン・ド・ノワールだからなのか
やや赤みを帯びた淡めのシャンパンゴールドで 泡立ちは繊細で細やか

香りはブリュオッシュに干し葡萄
鉱物のような香りも感じられました
エレガントで繊細、複雑味のある香りで
アプリコットやカスタード、蜂蜜の甘やかな香りに、なんとも芳しい香りも感じられました

味わいはブラン・ド・ノワールなので濃いかと思ったが
ブラン・ド・ブランより少し濃いぐらい?

(シャンパンなんてほとんど飲んだことないのに、なにやら知ったかぶりしてシャンパンを語っております)

柔らかで繊細な泡が舌の上に心地よく広がり
複雑でエレガントな果実味がつづき
柑橘系の品のよい酸味が重なります

最後にブリュオッシュの香ばしい香りが鼻を抜け
わずかにキャラメルのようなニュアンスも感じ取れました

最後にブラン・ド・ノワールらしいコクが余韻として続きました

素晴らしいシャンパンでした

エレガントで繊細
複雑味のある香りと味わい
官能的で、素直で心地よく
乾いた身体に水が染みわたるように、心に染みわたってきます

まるで優しく、美しいクラシック音楽が流れているかのような味わい

飲み終わりに近づいてくると
ワインが完全に開き切り、ブランドノワールらしいコクも味わえました


さていよいよペアリングです!


【プルーンと生ハムのヨーグルト   
           ソース】

ヨーグルトの酸味と、プルーンの甘味と酸味が広がる
後からゆっくりと生ハムの塩っけとコクと旨みがゆっくりと広がります

シャンパンを口に含むと、ほんのりとシャンパンの香りが広がりますが、、、

合わないことはないが、いいペアリングとはならないかな?

チョット残念


可もなく不可もなくで

ペアリング度
☆無しです

【ブロッコリーの蒸し焼き】

ブロッコリーを噛み締めると
ブロッコリーの香ばしさと甘味が広がり
バターの香りが重なります

料理の余韻を楽しみつつ
シャンパンを口に含むと
料理とワインの味わいが溶け合い

シャンパンの果実味、甘味、コクが口の中で膨らみます

後から重なるようにバターの香りがフワリと広がり中々いいペアリングになりました

ペアリング度
⭐️3

[ペアリングのポイント]

基本的に野菜とワインはペアリングしやすいです
あとはワインに合わせて、ソースなどを変えていけばペアリングし易いと思います

【鶏のバターソテー】


さてメインの鶏肉です

バターとの相性が良さそうだったので
鶏肉をバターソテーにしてみました
が味わいがシンプルすぎて
シャンパンの味わいの複雑味に負けてしまいました

イマイチのペアリングだったので
ブルーチーズソースを急いで作り
鳥肉のソテーにかけたら
コレが中々上手くいきました

ソテーした鶏肉とソースのバランスがいい
感じに仕上がりました^_^

シャンパンのエレガントな果実味と酸味が心地よく広がり
ソースのコクとシャンパンのコクがリンクして素晴らしいペアリングになってくれました

シャンパンが開いてきてコクや厚みが増してきているので、料理との味わいの強度的にもいい感じにまとまりました

ペアリング度
⭐️3.8

付け合わせのピーマンとは中々いい相性でした

ペアリング度
⭐️3.2

[ペアリングのポイント]

ブロッコリーの蒸し焼きをシャンパンと合わせた時に、バターと相性が良い感じだったので、鶏のバターソテーにしましたがイマイチの結果になりました

料理のシンプルさがシャンパンの味わいの複雑味に負けてしまいペアリングのバランスが悪くなりました

そこで急遽ブルーチーズソースを作って
料理に複雑味とコクを加えました

ソースをかけることにより、料理とワインの味わいのバランスが取れいいペアリングになりました

【ひよこ豆のコロッケ、ファラフェル風】


サクッという食感に
ひよこ豆の豆マメしい食感と香りに
パクチー、クミン、ターメリックの香りがフワリと口の中で広がります

ソース味にしてみました
ソースにも味わいに複雑味を持たせるため
トンカツソースに
トマトピューレ、醤油、おろし玉ねぎ、おろしニンニクなど加えてみました

シャンパンを口に含むと
口の中でシャンパンと料理が
心地よく溶け合い

溶け合ったままシャンパンの甘味、果実味と酸味が心地よく広がりコロッケの味わいも重なり膨らみます

この料理も
素晴らしいペアリング

シュワシュワとサクサクの感じも申し分ない

⭐️4

今回1番のペアリング

[ペアリングのポイント]

シュワシュワの泡モノと揚げ物のサクサクした食感は、ペアリングする時にはよく使われるテクスチャーを合わせるテクニックです
シュワシュワとサクサクは相性がいいです!
あとはソースのコクと酸味がシャンパンの
コクと酸味にリンクしてくれます

またスパイスとワインは相性が良いことが多いです


【チーズとのペアリング】

・写真左

[セル・シュル・シェール](ヤギ)

ヤギのチーズの香りとコクと塩味が広がる
美味い!
クリーミーでヤギの香りが濃厚!


チーズを食べ
チーズの余韻が続いているうちに
シャンパンを一口

チーズとシャンパンの味わいが溶け合い
口の中で、その味わいと香りが心地よく広がります

ヤギのチーズ好きにはたまらん!

ペアリング度

⭐️4.5


・写真右

[エポワス](ウォッシュ)

まだそれほど強い香りは出ていないが十分な熟成加減
食べると口の中にウォッシュ独特の香りが広がり、濃厚な旨みが口の中を満たしてくれます

すかさずワインを口に含むと
チーズの香り旨みとワインの味わいが溶け合い、心地よく広がる
余韻に酔いしれます

こちらも同じく素晴らしいペアリングになりました!

ウォッシュ好きとしてはもう少し臭みが出て欲しいところ

でも美味い!

ペアリング度
⭐️4.5


還暦を口実に
グランクリュのシャンパンを楽しませて頂きました

幸せ〜!

【料理の作り方】


【プルーンと生ハムのヨーグルトソース】
作るというよりは、盛るだけ

①ザルにリードペーパーを引き
 ヨーグルトを乗せ、水分を切る

②塩で軽く味をつける 
 塩味をつけるというよりはヨーグルトの
 味わいを引き出すぐらいの塩加減です

③プルーンを切って皿に盛り
 生ハムを千切ってプルーンに乗せ
 ヨーグルトソースを添えて完成!


【ブロッコリーの蒸し焼き】

①フライパンにサラダ油をひき 
 ブロッコリーの切り口を下にして
 フライパンに乗せ、弱火にかけたら
 蓋をして蒸し焼きにしていきます

②ブロッコリーを時々返しながら全面
 を焼き、茎が食べれる固さになったら
 白ワインか水を加えて、再び蓋をして
 蒸し焼きにする
 (しっかりと焦げ目が付くように焼いて
 いきます)

③ワインのアルコールが飛んだら、アンチ   
 ョビを入れほぐす(アンチョビは無け
 れば入れなくても良いです)
 塩胡椒をしてバターを入れれば完成!
 (アンチョビはかなり塩分があるので
  入れるアンチョビの量によって、塩を
  入れる量を加減してください)

 バターが苦手ならオリーブオイルにし
 ても良いし、お好みでレモンを絞っても
 色々とアレンジしてみて下さい!

【鶏のバターソテー】

①フライパンにサラダ油を引いて鶏肉に
 塩をして(塩の分量の目安は、鳥肉の
 重さの1%です)
 皮目を下にフライパンに鶏肉を乗せます
 鳥肉の上に重しを乗せます
 (重しはお皿でも、バットでもなんでも
  良いです)
 重しをすることによって、鳥肉の皮が
 ピッタリとフライパンくっ付き、皮に
 ムラなく美味しそうな焦げ目がつきます

②弱火にかけたら綺麗な焦げ目がついて
 皮がパリパリになったら鶏肉をひっくり
 返します
 火が入ったら鶏肉をフライパンから取り
 出します

③鶏肉を焼いたフライパンにそのまま牛乳
   または生クリーム入れ、小さく切ったブ
   ルーチーズをいれ、弱火でフライパンを
 温めながらゆっくりとチーズを溶かして
 いきます
 (生クリームを使うか、牛乳を使うかは
  お好みや、飲むワインに合わせて使い 
  分てください)
 チーズが溶けら塩胡椒で味を整えて完成
 お皿にソースを引き、鶏肉を乗せれば完
 成!
 付け合わせは彩りよくお好みのものを!


【ひよこ豆のコロッケ、ファラフェル風】

①前日からひよこ豆をたっぷりの水に浸し
 ておく

②柔らかくなるまで炊く
 柔らかくしすぎると、コロッケの形に
 する時に、ベチャッとなって形を作るの
 が難しくなります

③柔らかくなったひよこ豆をフープロでぺ
 ースト状になるまで攪拌します
 途中味見をして食感がパサつくようなら
 豆の茹で汁を少しづつ足して、ペースト
 の固さを調節していきます
 攪拌が終わったら、クミンパウダーとタ  
 ーメリックパウダー、塩、パクチーを加
 えて味わいを整えます

④ペーストをコロッケの形にしたら、小麦
 粉→バッター液→パン粉をつけて、フラ
 イパンにサラダ油をいれ
 サラダ油の温度を170°c〜180°上げて
 コロッケを揚げていく

⑤次にソースを作ります
 トンカツソースに玉ねぎのすりおろし  
 おろしニンニク、ケチャップ、醤油を
 加えて軽く火を入れて玉ねぎの辛味を
 飛ばします

 お皿にコロッケを持って、ソースをかけ
 パクチーなど青みを添えれば完成!


ぼくは青みを添えるのを忘れてしまいました^_^

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