『谷間の百合』バルザック
19世紀フランスの作家バルザックが書いた作品の1つ。
『ゴリオ爺さん』と並んで、彼の代表作とされています。
舞踏会で出会ったモルソフ伯爵夫人に魅了された青年フェリックスは、後日彼女が住む谷間の家で再会し、頻繁にモルソフ家に通うようになる。フェリックスは彼女に想いを伝えるが、モルソフ伯爵夫人は貞操を守り彼の愛情を受け取らない。しかし、フェリックスはパリの宮廷で使えるようになり、モルソフ家に訪ねる機会が減っていくと、二人の関係・状況が変わっていく。
あらすじとしては、このような物語になりますが、やはりフェリックスの宮仕えが決定し、二人の状況が変化していく後からの展開が非常に面白かったです。
フランス文学で何か手を取りたい方にはおすすめの作品です。
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