
第100回箱根駅伝駒澤大学
ヘッダー引用先
https://news.ntv.co.jp/category/sports/df1d00ce04e44ce282527453fba784a3
こんにちは。こんばんは。どこかぽっかり心に穴が開いた感じがまだ拭えない中このnoteを書いています。
まずは青山学院大学、往路、復路、総合と完全優勝おめでとうございます。
いろんな要素があったにしろ只々青山学院大学は強かったと思います。この箱根駅伝での強さの原点は何処にあるのでしょうね。
駒澤としてみれば2年連続の出雲駅伝、全日本大学駅伝、を優勝して残るは箱根駅伝を総合優勝して2年連続の大学駅伝三冠を達成出来るかと注目された中で迎えた箱根駅伝。
三冠を達成して監督を勇退した大八木弘明現総監督の後を受けて満を持しての監督に就任した藤田敦史監督。監督初年度で三冠と2年連続とものすごいプレッシャーの中箱根を指揮する事となった藤田監督。これは想像を絶するプレッシャー(重圧)があった事でしょう。
往路
1区篠原倖太朗
1:01:02 区間賞
また2位
当日変更で4年生白鳥哲汰選手との変更で1区での起用となった。この変更で往路の1区~3区に今年度の駒澤のエースが並ぶ事になった。また優勝を狙う学校としてみれば、篠原が1区に起用された事と駿河台大学が1区に留学生レマイヤン選手まで来てしまい難しい1区となってしまったと思う。
篠原にしてみれば、自分でレースを引っ張る必要も考えなくても良くなったのではないだろうか。
結局出雲でやった事をやれば良いという事になるので。
ただ藤田監督が1区に当日変更で篠原を起用してきたのは少しばかり意外だった。
最初の1㎞を2分47でレマイヤンが通過して篠原も付いていく。5㎞を14分00で通過していき10㎞くらいからレマイヤン選手が前に出てほしくて篠原を前に出そうと揺さぶってくるが篠原はそこまで前に出ない。篠原が前に出たのは、13.4㎞くらいのところで篠原レマイヤンの順となっていく。
15㎞の通過は42分40。17㎞通過が48分33でいった。17.6㎞くらいで完全に前に出て、六郷橋の登りでレマイヤンを引き離してここから後ろとの差を作りにいく。
19㎞通過が54分18秒。2区に控えるキャプテン鈴木芽吹に区間歴代2位のタイムをマークしてタスキリレーをした。
駒澤の1区の区間賞獲得は中村匠吾選手が4年時以来の9年ぶりとなった。2位との差は23秒。青山学院とは35秒の差
篠原としてみれば箱根で初の区間賞獲得となった。
篠原の今の力からすると吉居大和の持っている区間記録にも挑戦出来たとは思うが、やっぱりレマイヤンの揺さぶりに気を使ってしまったか。それはたらればになるが。
区間歴代2位と駒澤大学記録となった。※前までの記録保持者は98回で唐澤拓海選手がマークした1時間01分19秒
2区鈴木芽吹
1:06:20 2位
待ち焦がれた2区 やっぱり今年度の駒澤のエースは鈴木芽吹
駒澤では4年生での初めての2区起用はおそらく79回松下龍治以来となった。駒澤は2区だいたい2年生か3年生で初めて走ってそれ以後は連続して走ってるはずなので。
そもそもが前まで2区を3年連続田澤廉が担っててその前が山下一貴が2年生から3年連続とここ6年で2人しか走ってなかったのである。なので芽吹としてみれば全日本に続いて田澤に挑戦する最初で最後の機会だった。
最初の1㎞を2分46秒で入り5㎞を14分07と最初から速いペースで進めていった。横浜駅前(8.2㎞)22分59を区間2位でいき10㎞を28分09秒で通過これ後半持つのだろうか?と思わせる走りをしていった。
※横浜駅前1位だったのは法政大学松永伶の22分58秒
15.2㎞の権太坂まで43分07で走りここまで区間賞ペースだったのだがここから戸塚中継所までに区間を獲得する青山学院大学黒田朝日選手に30秒差を詰めれてさらに13秒の差つけられて区間2位となった。
※権太坂の時点で黒田選手のタイムは43分37秒。
※黒田選手の区間賞タイムは1時間6分7秒。
黒田の驚異的な走りによって青山学院が2位に浮上してきて差が22秒となってしまった。
3区に佐藤圭汰が控えているのでまだ駒澤のペースだっただろう。
ただ芽吹が青山学院黒田に差を詰めれたのは藤田監督としてみれば想定外だったかもしれない。
たらればになるが、芽吹がもう少し冷静にいければ区間賞が取れていたのは気にはなる。全日本に続いて田澤に挑戦した芽吹の走りは見事でした。
昨年度三冠をしたチームの主将になり更には大八木さんが監督を退いて藤田敦史コーチが監督になって大変な事もあったとは思いますが、1年間前年度三冠をしたチームを率いてお疲れ様でした。特に監督が変わった次年度の主将という事はプレッシャーになっていただろし。
やっぱり今年度のエースは鈴木芽吹だった。
芽吹の記録も区間歴代9位になったはず。
3区佐藤圭汰
1:00:13 2位
2年越しの箱根
昨年度体調不良で走れず2年越しの箱根出走となった佐藤圭汰。この区間で駒澤大学としてみれば出雲、全日本と同様に先頭を確固たるものにする想定で圭汰の起用となったのだろう。また2年前に3区で青山学院に先頭に立たれてしまってそこから逃げられてしまった事もあって3区に今年度のエースの最後1人を起用したのだろう。
最初の1㎞を2分44秒で入り3㎞を8分19秒で余裕を持って通過しているように見えたが5㎞を14分00で通過したのに対して2位青山学院太田選手が5㎞を13分51秒で通過してきて9秒詰めれてしまった。7.6㎞でついに太田に追いつかれてしまった。ここから圭汰vs太田の駆け引きが始まった。
10㎞の通過を圭汰が27分49秒で行ったのに対して太田は27分26秒で通過。
14㎞手前でついに太田選手が圭汰の前に出て揺さぶってきた。太田選手が前圭汰が後になって首位が入れ替わった。
14.8㎞くらいで太田と圭汰の併走になったが、15.1㎞で圭汰が太田選手の前に出て前圭汰後太田の順になった。今度は16.1㎞で太田選手が前に出て圭汰は食らい付いていくが5mくらい離される。湘南大橋ではまた圭汰が前に出ていた。18㎞過ぎてから太田が圭汰の顔を覗き始めると18.2㎞でついに太田選手に仕掛けられてしまい今度は付いていけず、差が広がっていくが5秒差くらいで踏ん張って平塚中継所に4秒差で同級生山川拓馬にタスキを渡した。
太田選手が59分47秒、圭汰が1時間00分13秒と両者共に丹所健選手が3年生の時に記録した1時間00分55を越えて日本人最高記録となった。
日本人で1時間切るなら佐藤圭汰になるだろうと思ってたら太田が切ってきて少し驚きです。ここに太田を起用して圭汰を抑えにきた原監督の区間配置は見事ととしか言いようがない。
駒澤大学としてみれば圭汰でリードを広げて逃げ切り体制にするつもりが先頭を明け渡してしまったのだから、想定外だっただろう。
選手はもちろん藤田監督も動揺しまっただろうし。
圭汰もまさか自分が先頭を明け渡してしまうと思ってなかっただろうし。
この時点で流れは青山学院にいってしまったか。
繰り返すが原監督の区間配置が見事だったとしか言いようがない。それに答えた選手も凄いのだが。
4区山川拓馬
1:02:32 6位
試練
1年生の小山翔也との変更で4区での出走となった山川。昨年は5区で起用されていて今年は4区での出走となったが5区の金子が昨年度の山川くらいでいけると目処がたっており尚且つ4区山川でリードを広げていく想定での4区山川だったのだろう。
1㎞を先頭青山学院佐藤一世選手が2分41秒が行ったのに対して山川選手は2分55秒くらいでいって1㎞で一気に15秒まで差を広げられてしまった。
4㎞の通過が11分42秒。5㎞を14分39秒で通過。二宮を26分09秒で通過して差を41秒まで広げられしまった。個人での区間順位は8位
13㎞くらいのところで脚?腰?を気にする素振りをして何か起こってる?のかもしれない。
酒匂橋を44分58秒で通過して更に差を広げてられてしまい1分02秒になった。個人での区間順位は7位に上がってきてはいる。
小田原直前(1㎞手前)では更に広げられて1分23秒差になった。
小田原中継所でタスキリレーをした時には1分27秒と1㎞で4秒広げられていた。1位青山学院との差が1分27秒まで広がった。
個人での区間順位は結果1時間02分32秒で区間6位と徐々にペースは上げていけていたと思うが、山川選手の本来の走りではなった気がします。
3区佐藤圭汰選手で先頭を明け渡しても山川選手でもう1回先頭に立てるかもと思ってましたがあまくなかったですね。
佐藤一世選手の1㎞の入りが分岐点なったのかもしれないですね。
ここで山川選手に追いつかせたらまた少しは展開は変わっていたでしょうし。それをさせないように速い入りをした佐藤一世選手の走りは見事でした。
10㎞を過ぎたあたりから股関節に痛みが出てきたらしいので走る前から不安要素はあったのでしょう。大事に至ってない事を願うばかり。
駒澤は2年前芽吹の事があるので。
山川選手としてみれば悔しさが残る箱根駅伝となった思いますが、来年度以降この悔しさを糧にして選手として飛躍していってくれればと思います。
5区金子伊吹
1:10:44 3位
2年越しの5区
昨年度は5区に登録されていたが山川選手との変更で出走ならなかった金子選手。出走はならなかったが山川選手の付き添いにしてギリギリまで山川選手に付き添って姿から1年。
函嶺洞門(3.5)を10分46秒で通過して前を走る青山学院との差を5秒詰めて1分22秒に。大平台(7.0)では差が広がってしまい1分33秒に。宮ノ下(9.3)では1分46秒、小涌園(11.7)では1分53秒と広がっていく。後ろからくる城西大学山本唯翔選手が気になってきたか。芦之湯(15.8)では2分09秒まで広がりいよいよ総合優勝が狙えるところを越えたか?元箱根(18.7)で2分24秒と芦ノ湖(20.8)往路ゴールでは2分38秒差なった。
9分台で走られてしまってはもうお手上げだったかと思います。金子選手も2年前を上回る走りをしたのに対して若林選手がそれ以上の走りをしてしまったのだから。
若林宏樹
2022年01:10:46 区間3位 2024年01:09:32 区間2位
金子伊吹
2022年01:11:19 区間4位 2024年01:10:45 区間3位
金子選手は走り初序盤から表情は苦しそうなは今回解説していた田澤選手曰くそれが金子らしい。実際のところ2年前走った時よりも走りは良くなってましたし。
next小林歩選手になったのではないだろうか。
この1年間副主将としてお疲れ様でした。
復路
6区帰山侑大
59:53 12位
満を持して
昨年は6区にエントリーされていたが、伊藤との変更で出走出来ず悔しい思いをした帰山。交代で入った伊藤が駒澤では唯一の区間賞を獲得したは嬉しかった反面、悔しさもあっただろう。
ただ帰山の影の貢献があった事は事実。
芦之湯を16分20秒で通過して個人18位と登りで苦労している?のだろうか?と思った。小涌園27分25秒で個人16位と個人の順位は上げたが前を走る青山学院とは3分18秒までいってしまった。
大平台39分10秒で個人13位と上げてが青山学院とのは差は3分38秒に、
函嶺洞門では48分33秒個人11位青山学院との差は3分45秒に小田原中継所 でタスキを渡した時には青山学院との差は4分17秒までひらいた。個人での順位は59分53秒で12位となった。
登りでは走りが堅いように見えたが、下りに入ってからは堅さは無くなったように見えたが登りで相当力んだ分余力は無かったか。
それよりも自分がなんとか詰めないとて気負い?プレッシャー?がかかってしまったのだろう。ゴールで涙を流した事はそれだけ悔しかったのだろうから、この6区の走りを糧にしていってくれたらと思います。紛れもない事実なのは昨年山川と伊藤の走りを実現させた1人なのだから。
7区安原太陽
1:03:13 4位
今年も7区
赤津勇進選手との変更で今年も7区で出走となった安原。昨年の箱根から3連続で伊藤からタスキを貰っていたが今回は帰山からタスキを貰うとことになった安原。
7㎞を19分58秒で通過して二宮を33分48秒個人2位で通過して青山学院との差を6秒詰めたが、大磯を54分21秒個人では4位で通過したが青山学院との差は4分33秒までひらき、平塚中継所で8区赤星にタスキを渡す時には4分44秒までひらいた。前の青山学院山内選手に区間歴代10位で走られてしまったが、安原も区間歴代20位相当で走っているので悪くはないが、それ以上に山内選手が凄すぎた。今年も駒澤の7区歴代記録は76回(2000)揖斐祐治 さんが出した1時間03分12秒 の記録が更新される事はなかったが、安原は1秒に迫った。2年生の箱根で走りから安原は見事に飛躍した。
15.7㎞での給水は弟海晴から兄太陽へとなった。在学中に兄弟でのタスキリレーは実現しなかったが、短いながらも兄弟が同じ舞台に立てた事は良かったと思います。
4年間お疲れ様でした。
8区赤星雄斗
1:04:49 4位
ジンクスは?
29日の区間エントリーの時点で赤星が8区にエントリーされてこれは交代なのか?と思いましたけど、まずは出走出来て良かったです。駒澤の8区はここ10年で8回交代してるので。
4㎞を11分37秒で通過して、茅ヶ崎を19分56秒個人7位で、遊行寺の坂を46分55秒個人9位で、影取を55分39秒個人6位でで走っていった。
戸塚中継所には区間4位で1時間04分49秒でやってきた。
前を走る青山学院とは5分33秒までひらいた。
赤星映った時に「お前が苦しい時にチームが支えてやる、だからチームが苦しい時にはお前が支えてやれと言われてきた」と実況が言っていたが、藤田監督らしい言い方だなと思いました。
走り自体は去年と比べると少し重たいようにも見えたがどうなのだろうか
タスキリレーをした時にふらついていたのも気になったが。
1年間寮長お疲れ様でした。
9区花尾恭輔
1:09:41 5位
帰ってきた花尾恭輔
昨年度の全日本大学駅伝までは大学入学してから全て出走していたが、箱根を走れず、今年度も出雲はチームで戦う姿勢を示す意図でエントリーメンバー入りして全日本大学駅伝では藤田監督が大事をとって走らないと決断した事により出走出来なかった。箱根ではついに帰ってきた花尾恭輔。
4㎞の通過が11分28秒。権太坂を22分41秒、 横浜駅前を43分07秒、 生麦を 1時間00分48秒で通過していった。
鶴見中継所には1時間09分40秒区間5位で走り抜けた。
前を走る青山学院とは6分23秒までひらいた。
14.7㎞での給水では花尾に憧れて駒澤に入学してきた高校の後輩宮川康之介から力水を貰ってたのだが、宮川が花尾から声をかけられているほうが長かった。これは花尾から後輩宮川へのメッセージなのだろう。
またこのあたりに往路を走ったメンバーも居た。
20㎞手前くらいの監督から声掛けが出来るところで、藤田監督より「みんなお前を待ってる」と声がかかったのも花尾がそれだけチームの中心に居た事んだと思いました。花尾自身も駒澤の強さは「仲間の絆の強さ」と言ってましたし。
鶴見中継所でタスキリレーをした後に藤田監督に向けて「ありがとうございました」と言ってるのも花尾と藤田監督の絆の強さなんでしょうね。
その後応援してくれた人に向けてもお辞儀してたの花尾らしいと思いました。
昨年の箱根前から苦しんだ1年だったと思いますが1年間この苦しんだ事を次の舞台で活かしていってくれるでしょう。
ほんと最後花尾恭輔が箱根駅伝を走れて良かったと思います。
10区庭瀬俊輝
1:09:33 4位
急成長の庭瀬俊輝
今季は4月23日に行われた高橋尚子杯ぎふ清流ハーマラフソン2023で、ハーフマラソンの自己ベストを1時間04分50秒から1時間03分15秒に更新してきてブレイクを果たした。
トラックは5000mを13分台を記録した。本人曰くトラックには苦手意識があるらしいが。藤田監督は13分40くらいは出ると言ってるが。
出雲では初めてエントリーメンバー入りするも出走は出来なかったが、その後行われた出雲市陸協記録会では好走をした。全日本でもメンバー入りはしたが出走は出来なかったが現地には行って7区を走った芽吹を受け止めていた。箱根でもエントリーメンバー入りはしたが29日のエントリーの時点では補員になっていた。復路の当日変更で同級生吉本真啓選手との変更で10区での出走となった。これで同学年では3人目の駅伝経験者となった。
2㎞を5分55秒で通過。蒲田を17分35秒、新八ツ山橋を40分18秒、
田町を49分40、御成門を54分46、馬場先門を1時間00分45で通過していった。
大手町には1時間09分33秒でやってきた。個人の区間順位4位だった。
優勝した青山学院とは6分35秒までひらいていた。
テレビに映る度に時計を見ていたが、設定タイムを気にしていたのか、それとも何か自分のイメージとずれていたのか。
ゴールをしてから涙が止まらない庭瀬のたんに悔しさ以外の涙もあったんだと思います。29日のエントリーでは優勝のゴールテープきるつもりでいたでしょうし。この流した涙が来年は笑顔になっているといいと思います。
一つ上の強い代に今までは付いていくだけで良かったのが次は自分が引っ張る番になるのでまたそれで庭瀬の成長になってくるだろうし。芽吹にやってもらった事を今度は自分がやる番。来年は往路走ってほしいですね。
総合成績
1区篠原倖太朗 1:01:02 区間賞
2区鈴木芽吹 1:06:20 2位
3区佐藤圭汰 1:00:13 2位
4区山川拓馬 1:02:32 6位
5区金子伊吹 1:10:44 3位
6区帰山侑大 59:53 12位
7区安原太陽 1:03:13 4位
8区赤星雄斗 1:04:49 4位
9区花尾恭輔 1:09:41 5位
10区庭瀬俊輝 1:09:33 4位
往路 5:20:51 2位
復路 5:27:09 2位
総合 10時間48分00秒 2位
まとめ
1区篠原に2区芽吹3区圭汰4区山川5区金子と往路は考えられる中で一番強いオーダーにして往路は設定タイムは5時間21分00だったらしく実際は5時間20分51秒と設定タイム通りにいっても往路で青山学院には2分38秒もの差をつけれてしまった。青山学院が5時間18分13秒の往路新記録で走ってくるとは大八木総監督も藤田監督も想定外だったと言っていた。駒澤も往路新記録で走ってるのだが・・・
駒澤の想定外としては3区で圭汰が先頭を明け渡してしまった事なのだろうそれで他の選手は動揺(驚い)てしまい少なからず影響は出ただろうし。
復路では終始単独走になってしまいメンタル面できつかったのだろう。中継所にタスキリレーをする度に差が縮まるどころか広がっているのだから。
ゴールでは涙の止まらなかった帰山、庭瀬、はこの涙を来年笑顔の変えよう。安原は次の舞台でこの涙があったからて言えるようにしていこう。
※テレビに映った映像のみで言ってるので実際はもっとたくさんの選手が涙を流してるとは思う。
大八木弘明総監督
昨年度三冠を成し遂げて優勝会見で監督から退くと言ってから1年。
今まで30数年選手の後ろに居たのが今回から沿道で選手に声かけをするは新鮮な感覚だったのではないだろうか。中継所でもリプレイ流れるしワイプで登場してたのでまだまだ大八木総監督は必要なんだと思いました。
監督から総監督になって顔が優しい顔になってたような気がします。
田澤に言った「信じてるから」は箱根の歴史に残る名言だと思いました。
選手はやっぱり大八木総監督の声でスイッチが入るんでしょうね。
藤田監督
前年度三冠を成し遂げて今季も出雲、全日本と優勝して2年連続の三冠に王手をかける状況で箱根を迎える事になった。自身が4年生の時に三冠を逃しているので誰よりも三冠の難しさ怖さを知ってるので緊張は想像を絶するほどしていたは想像できる。
いくら普段は側に大八木さんが総監督として残っていても運営管理車には藤田監督しか乗れなくてどう声掛けをして良いのかと戸惑った部分もあっただろうし。
そんな中でも藤田監督らしい声掛けにはなっていたのだろう。「絞り出せ!」という言い方は藤田監督らしい言い方だと思った。
大手町で大八木総監督と握手した時に藤田監督の目に涙があったように思えたが、緊張の糸が切れたのだろう。三冠をしたチーム指揮して2年連続の三冠に王手と息を抜ける時がなっただろうし。
大八木総監督が情熱的なのに対して藤田監督はほんとクールだと思ってたけ、実は結構情に厚い人なのかもしれない。
キャプテン鈴木芽吹だったのも藤田監督には良かったのではないのだろうか。
この1年間様々なプレッシャー重圧との戦いお疲れ様でした。
今回走れなかった選手について
赤津勇進
7区にエントリーされていたが安原との変更で走れなかった。やっぱり上尾ハーフから最後上がりきらなかったのだろうか。それか1区に篠原が入る事が早めに決まった事によって出走出来る確率が減ったか?記事待ち。
白鳥哲汰
1区にエントリーされたいたが篠原との交代で走れなかった。おそらくぎりぎりまで出走の可能性はあったとは思うが、戦略的交代になったのだろうか。白鳥は6区で帰山を受け止めた時もゴールで帰山が涙を流してる時にも凜としていたのが凄いと思いました。自分が走れず悔しいはずなのに。
自身が1年生の時に上級生にやってもらった事を今度はやってたのは印象的。
小牧波亜斗
おそらくは6区のリザーブだったのだろう。6区の付き添いにも映ってたので。このメンバー入りした事を誇りに思って来年は駅伝走ろう。
吉本真啓
またもや交代で走る事は出来ず。10区に登録された時は走るのだろうと思ったが、庭瀬との交代で出走ならず。庭瀬に付き添い花尾を受け止めていた。
来年こそは駅伝走ろう。苦労人。
伊藤蒼唯
29日に補員に登録された時には交代でどこかの区間で出走があるのだろうと思っていたが、全日本後から色々あって出走ならず。去年帰山がしてくれた事を今回は伊藤がやっていましたね。今回走れなくて悔しいでしょうけどこの悔しさをもって次へ繋げてくるでしょう。
小山翔也
1年生
4区で登録されていたが山川との交代走れず。今年の駒澤の選手層でエントリーメンバー入りしてくる事自体は凄い事だと思うのでそこは誇りに思っても良いのではと思います。ゴールでは圭汰の横で居たのかな。
この先輩達が見せた姿を見て小山は感じた物はあるだろうからこれは良かった事だと思います。例年通りなら小山は出走の可能性あったでしょうし。
来年以降一つ上の学年を刺激してくれやらと思います。
おわり
最後に青山学院原監督が駒澤は圭汰と山川を抑えたら勝てると言ってほんとに抑えこんでしまったには脱帽です。それをやってのけた選手も凄いです。
おまけ
荒巻 朋熙 1:01:37 9位 歴代29位
黒田 朝日 1:06:07 1位 歴代4位
太田 蒼生 59:47 1位 歴代2位
佐藤 一世 1:01:10 1位 歴代7位
若林 宏樹 1:09:32 2位 歴代2位
野村 昭夢 58:14 2位 歴代13位
山内 健登 1:02:46 3位 歴代13位
塩出 翔太 1:04:00 1位 歴代3位
倉本 玄太 1:08:51 1位 歴代17位
宇田川 瞬矢 1:09:21 2位 歴代16位
往路5時間18分13秒 歴代1位
復路5時間23分12秒 歴代2位
総合10時間41分25秒 歴代1位
篠原倖太朗 1:01:02 歴代2位 大学記録
鈴木芽吹 1:06:20 歴代9位 大学2位
佐藤圭汰 1:00:13 歴代3位 大学記録
山川拓馬 1:02:32 歴代33位
金子伊吹 1:10:44 歴代10位
帰山侑大 59:53
安原太陽 1:03:13 歴代25位 大学2位
赤星雄斗 1:04:49 歴代29位 大学4位
花尾恭輔 1:09:41
10区庭瀬俊輝 1:09:33 歴代20位 大学3位
往路 5:20:51 2位 歴代2位
復路 5:27:09 2位 歴代17位 大学3位
総合 10時間48分00秒 歴代5位 大学2位
「圭汰が抜かれるなんて…」駒澤大の食堂は静まり返った「こんなこと今までなかった」監督&選手が証言する“最強軍団が青学大に完敗するまで”
【第100回箱根駅伝】「5区を走った金子の鬼気迫る走りを力に変えて」駒澤大学・藤田敦史監督 往路レース後インタビュー
【第100回箱根駅伝】4年生に対しては「『ありがとう』という言葉だけ」駒澤大学・藤田敦史監督 レース後インタビュー
【箱根駅伝】駒大・大八木弘明総監督「箱根は甘くない。負けは、経験です。来年につなげてくれれば」
大八木総監督の2日間の動きも載ってます。
駒大・藤田敦史監督
— 陸上&駅伝情報@サンスポ (@sanspo_rikujo) January 3, 2024
伊藤蒼唯について「帰山も伊藤も状態はよくて最後までどちらを使うかというところだった。伊藤は全日本の後にインフルエンザに罹ってその後も故障し、11月中は練習が積めなかった。帰山は11、12月としっかり練習を積んでいたので、帰山にしようかと」 #箱根駅伝 #駒大
【第100回箱根駅伝】駒澤大学・鈴木芽吹選手 往路レース後インタビュー
【箱根駅伝】駒大、下馬評1強が不覚…3冠逃し涙の2位 藤田監督「箱根は別物。未熟さが出た」
花尾恭輔
「悔しいですけど…」それでも駒澤大・花尾恭輔が貫いた「笑顔を絶やさない」という信念…“仲間たちに愛された男”の箱根駅伝ラストラン秘話
史上初を逃し、箱根駅伝2位の駒澤大学 花尾恭輔「この悔しさがまた駒澤を強くする」
駒澤大・花尾恭輔は2度の骨折を乗り越えて 信じた仲間と家族の前で感謝の箱根ラストラン
【箱根駅伝】駒大・花尾恭輔は9区区間5位「駒沢で4年間陸上をやり続けられて、幸せな4年間だった」
駒大・花尾恭輔
— 陸上&駅伝情報@サンスポ (@sanspo_rikujo) January 4, 2024
卒業後は九州の実業団へ「みんなとはちょっと遠くなってしまうけど、全然会えるし、来年はニューイヤー駅伝で後輩たちの背中を押したい。またこれを機に強くなってみんなにいい姿を見せたい」 #箱根駅伝 #駒大 #花尾恭輔
奨学生レポート
「Story」vol.17 花尾恭輔
https://www.mhmf.or.jp/interview/46_index_detail.php
最後にチームスローガン「原点と縁」〜史上最高への挑戦〜に挑戦し続けた選手スタッフの皆さんお疲れ様でした。
最後まで見てくれた方々ありがとうございました。
まだ喪失感にがありますがもう次へのスタートは始まってるので切り替えていきます。