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関東インカレ駒澤大学メモ残しver2024

こんにちは。こんばんは。第103回関東学生陸上競技対校選手権大会に出場された選手の皆さんお疲れ様でした。
駒澤としてみたら厳しい現実を突きつけられたと思います。
入賞が工藤(2)の1500m8位と桑田(2)の5000m6位のみと2018年以来の悪かった結果となったのではないでしょうか?
※2018年は大西(1)の3000m障害と堀合(4)のハーフマラソン7位のみ
ハーフマラソンでの入賞は1994年以来続いていたのが途切れた。


1500m

駒澤から工藤と白井の2年生2人が出場して2人共決勝に進んだ。
決勝では2人とも集団からこぼれる事無くレースを進めていったが、ラスト1周でのペースアップに白井も工藤も対応に苦労した印象です。
工藤は予選で見せた鋭いスパート力も及ばず。表彰台まで表彰台まで0.36届かず。
白井は脚が残って無かったか。

10000m

桑田は5000m絞った?でDNS。伊藤と安原が出場。
伊藤は最初は先頭グループでレースを進めていったが、走りが重たいように見えた。2000mくらいから徐々に遅れ始めてしまった。最終的には周回遅れになった。この走りきった事には意味はあるのだろうと思う。
伊藤はプレッシャー抱えていたのだろう。
安原は途中で脚捻った?ぽくてサングラスを外してでも走りきろうとするも無念の途中棄権。

ハーフマラソン

山川がDNSで4年生の庭瀬と吉本の2人の出場となった。
吉本は4㎞過ぎにカマウ(上武大)とモゲニ(亜細亜大)が抜け出していったのには付かず。5㎞を太田(青山学院)塩出(青山学院)平松(青山学院)高山(國學院)辻原(國學院)稲塚(立教)エマニュエル(武蔵野学院)と集団を形成して通過していった。庭瀬は集団に付いていけず。
5㎞の通過が吉本が14分44。庭瀬が15分09。
10㎞を前後ぐらい?から吉本はきつくなってきて粘っていくしかなくなる。
通過が30分12。庭瀬は上がってこれず、30分56で通過。
こうなってくるとずっと継続している入賞が目標となってきたか?
15㎞では吉本が入賞ラインまで1分ときびしくなってきたか?
吉本46分10で20位。庭瀬46分55で31位。
20㎞の通過が吉本1時間02分27で22位。庭瀬が1時間03分20で33位でいった。
最終的には吉本は1時間05分56で22位。庭瀬は1時間06分40で31位
庭瀬にいったてはここ10年で駒澤の選手でワーストの順位となってしまった。※庭瀬くんを悪く言ってる気はないのでそこは勘違いしないで頂けると有り難いです。
ハーフマラソンでの入賞が途切れてしまった事は非常に重たい事だと思います。

5000m

1組に桑田が出場して予選を8位で通過した。
緊張があるのか動きが固そうに見えたが、予選を通った。
2組には金谷と帰山がエントリーされていたが帰山はDNSで金谷のみの出場となった。
桑田とは違い落ち着いてレースを進めていたとは思うが、最初の位置取りで後方に位置をとっていつの間にか集団の真ん中くらいまで位置を変えていった。
残り2周くらいで集団が分かれるとまたも速いほうの後ろに位置をとった。残り1周になると急激にペースをあげて組1位で決勝に進出した。
決勝では桑田は4000mぐらいまでは先頭グループに位置したが金谷は集団がいくつかになった時に3つめの集団に入ってしまいそこを抜けるために途中で体力を使ってしまったか。
金谷としてみれば最初の位置は桑田とあまり変わらないところに位置を取れたが他の選手にポケットされてしまって自分のペースに出来なかったか。
桑田は見事いや通り越して凄いとしか言いようがないです。
青山学院の折田と勝負したかったんだろうと思いますが、そのうち勝負出来るでしょう。

雑記①

冒頭にも書いたがこの関東インカレでは厳しい現実が突きつけられたと思います。やっぱりハーフマラソンでの入賞を逃した事は非常に痛いと思います。また桑田の10000mはまだしも5000m帰山とハーフマラソンでの山川DNSに関しては何が原因なのでしょうかね。
10000mに関しても桑田をDNSするなら1年生でタイムを持ってる菅谷か4年生の金谷のダブルエントリーもあってもよかったのではと思う。
10000mに関してそもそも昨年度出場した試合が少なかったので、エントリー出来る選手が少なかったのもあるのだろうけど。
桑田をダブルエントリーした時点で今回は台所事情が苦しかったのだろう。

上記のやつはレース後に公開されたやつのだが、何故4月に怪我をした選手をハーフマラソンにエントリーしたのだろうか?それだけ他のハーフの出場資格をクリアしてる選手のコンディションが整っていなかったのだろうか?
と疑問に思う。それとも4年生をこのような舞台に立たせてやりたいという藤田監督の親心なんでしょうかね?
個人的に吉本には報われてほしいと思っているので。
ただ吉本自身が悔しいと言ってるのでまだチャンスはあるだろう。
そもそも吉本にどれだけ悔しさを持たせるんでしょうか?
マジで吉本報われくれ。繰り返すが吉本報われて。

この時の藤田敦史監督はどんな気持ちで表彰式のプレゼンターをしていたのだろうか?
藤田監督のスーツ姿やっぱりかっこいいです。ただなんか体型変わったような・・・ 

関東インカレを終えて

次の大きな試合はおそらくはホクレンディスタンスチャレンジになるとは思うが、そこである程度タイムを出しに行きたいだろうと思う。
今回10000mとハーフマラソンで何故この結果になったかの分析またどの過程にて問題が発生したのかをある程度整理しないとホクレンディスタンスでもタイムは狙えないだろうと個人的には思います。
10000mのタイムを狙いに行くというのであれば、2024年7月14日に行われる関東学生網走夏季記録挑戦競技会に参加してタイムを出しにいくのも選択肢になってくるだろうと思う。昨年度は参加しなかったが・・・

ーー今後はトラックシーズンに入っていくが

「学生ハーフを一区切りとしてトラックに入っていく形になるが、今季は特に1万メートルを強化してやっていきたいという考えがあるので、そこを強化するために練習にも少し落とし込んでやっていきたいと思っている。そういったところで力をつけ、ハーフなどが走れるようにしていきたい」

4人が自己ベスト更新も入賞果たせず-第27回学生ハーフ | コマスポ (komazawa-u.ac.jp)

学生ハーフ後のインタビューで10000mを強化して行きたいと書いてあったが以下の数のみになっている

4月20日第2回国士舘大学競技会 小牧と安原
4月28日(日)第313回日本体育大学長距離競技会兼第8回NITTAIDAI Challenge games 伊藤
5月3日(金)第108回日本陸上競技選手権大会10000m 篠原
5月9日(木)第103回関東学生陸上競技対校選手権大会 伊藤と安原

伊藤と安原が2本、篠原と小牧が1本とあまり出ていない印象だ。
強化をすると答えたのみでレースに出るとは言ってないと捉えられなくも無いが・・・
まだ年度変わって約1ヶ月だからとも言えてしまうが・・・

どんな理由があるにしろ10000mを強化してそれを試すのには関東学生網走夏季記録挑戦競技会は絶好のレースだと思う。
だからこそ今年度は参加して挑戦するの良い機会なのではないだろうか?
ここで出場した他校の差も知れてそれを夏休みに活かす事も出来るだろうし。仮にこの試合に出場してもし振るわなから駅伝シーズンに黄色信号が灯るのでないかと思う。

雑記②

田澤廉を越えた桑田駿介

これについて書いておきたいので書く。

田澤が1年生の時7位で今回桑田が5位でしかも自己ベスト更新ですよ。
※桑田の自己ベスト更新経過は月レース纏めに付ける予定です。
駒澤を応援してる多くの人の暗い気持ちを吹き飛ばしましたね。
ただ1年生がこれだけやったのだからやっぱり上級生の不甲斐なさは出てしまったと思います。この5位入賞て21年に唐澤拓海選手(2)と鈴木芽吹(2)選手がそれぞれ3位と4位獲得して以来の順位なんですよ。
ただレースその時々によって異なるのであくまで参考程度ですけど。
いやぁほんと桑田凄いですね。
ただ桑田が田澤になれるかと言われたらそれはまた違うかなと思います。

5000mの項でも書いた青山学院折田と勝負したかったのだろうと思う。

金谷絋大様々

金谷の5000mでの予選でのスパートには4年生のプライド意地何として決勝に残るんだていう気迫を感じたような気がします。それに高校からの同級生田丸に向けての金谷なりのメッセージだと思いたいです。
金谷は今回出場した他の2人の4年生違って今まで関東インカレ、出雲、全日本、箱根にエントリーすらされた事無かった選手なのです。その選手が最初で最後の大舞台関東インカレの出場を掴み取り予選では見せてくれましたからね。これが4年生の意地プライド。決勝では桑田に持って行かれましたけど、予選で見せたのは間違いなく金谷なので。

終わりに

今年の関東インカレは駒澤にとってみればきつい現実を突きつけられたとは思いますが、またこれから奮起して駅伝シーズンではやっぱり駒澤は何とかなったとなれば良いと思います。そのためにはやっぱり怪我を減らしたり狙ったレースで結果を出すことでしょう。あくまで関東インカレは学校で言う中間テストだと思うので。
ただこの中間テストから巻き返せず、全日本、箱根とシード権を失う可能性は出てきたと思います。もしほんとにこのまま怪我人やコンディション不良から立ち直れないと相模原ギオン、立川がチラついてくるでしょう。
金谷と伊藤が選手紹介の時に1人1人に拍手をしていた事は印象的でした。
他の選手もしていて見えて無かっただけなら申し訳ないです。

最後まで見て頂いた方々ありがとうございました。


出場した選手の結果

1500m

予選1組工藤信太朗 (2)3:49.79 2位
予選2組白井恒成 (2)3:50.50 5位
決勝
工藤信太朗 (2)3:54.40 8位
白井恒成 (2)3:55.77 11位

5000m

予選1組桑田駿介(1)13:57.43 8位
予選2組金谷紘大(4)14:04.47 1位
決勝
桑田駿介 (1)13:49.69PB 5位
金谷紘大 (4)14:06.47 15位

10000m

伊藤蒼唯(3)29:36.55 2組25位 タイムレース29位
安原海晴 (2)DNF 2組

ハーフマラソン

吉本真啓 22位 14:44→30:12→46:10→1:02:27 →1:05:56
庭瀬俊輝 31位 15:09→30:56→46:55→1:03:20 →1:06:40

リンク等

1500m

5000m

10000m

ハーフマラソン

男子2部1500m予選1組 関東インカレ2024

男子2部1500m予選2組 関東インカレ2024

男子2部5000m予選1組 関東インカレ2024

男子2部5000m予選2組 関東インカレ2024

男子2部5000m決勝 関東インカレ2024


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