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「伝説の最強」バディ、帰還。

映画『帰ってきたあぶない刑事』、ようやく、観に行ってきました。
ええ、私、あぶ刑事ベイビー(笑)ですよ、リアルタイム世代ですよ。
「ヨコハマ」という街に憧れた、一番最初のきっかけは、このドラマだったといっても間違いなし。

さて、映画、ようやく観に行ってきたけれど、やはり観客の年齢層は高め。ご夫婦もいらっしゃれば、私のようなひとり観劇の方もいるし、もしくは親子連れ、ご家族連れという方もお見かけしました。
久しぶりの映画館、ポップコーンやコーラをお供にするのは、随分やってないな…でも、今回はホットドッグと爽健美茶をオーダー。
夕方の回でしたが、客席はほぼ、満席状態。今日はファーストデイだったこともあるのでしょう。

警察を定年退職したタカとユージ。
ニュージーランドで探偵事務所を開設していたはずなのに、向こうの警察とトラブルを起こして、探偵事務所の免許を取り上げられて「出禁」。そのまま、ヨコハマに戻ってきたところからスタート。
横浜市内の某所に、T&Y探偵事務所を新たに開設する。
依頼人第一号でやってきた永峰彩夏は、自分の母親・夏子を探して欲しいという。
彼女は、かつて、ハマの男たちを魅了した歌姫・Natsukoの娘。
そして、もしかしたら……タカとユージ、どちらかの娘…かもしれない?!
夏子を探すために動き出したふたりだが、その「人探し」と並行して、大事件に遭遇することとなる。

ロマンス、サスペンス、笑い、涙、派手な銃撃戦、カーチェイス!
もー、80年代・90年代……昭和の香りがあちこちにあるけれど、令和時代の新しい「あぶない刑事」を、きちんと魅せてくれる……
原廣利監督を始めとした、一新された制作陣の、新たなる「あぶ刑事」への挑戦は、決して、的外れになることはなかった……と、安心しました。
いやー、もう……最初に、フルバージョンで流れる『She's So Good』に、ハート鷲掴みされましたわ!この曲、今も聞くと、テンション上がる人も多いのでは?
その他、映画の中にちりばめられた小ネタ、小道具、かつて、テレビドラマでも流れていた音楽が、ここぞというときに流れたり……たまらん!
起承転結はっきりと、単純明快、最初から悪役とわかる人はわかるし、小難しい謎解きもナシ!時代遅れだの、リアルだと云々…とか、ご都合主義とか色々言われているけれど、そんなことは一切、関係ナシ!
コンプライアンスやら規制やら、厳しくなっている今の時代に、よくここまで作ってくれたなぁと、嬉しくなりました。

細かいことを書き始めたら、止まらなくなるよ、ホント……(^_^;)

今回の映画で、一番の驚きは、とにかくイベント・コラボなどのプロモーションがしっかりしていること、でした。
映画公開前から、舘さん、恭兵さんを始めとする出演者のみなさんがあちこちの媒体へ顔出し、インタビュー、テレビ出演。SNSを通じての情報発信もかなりの数だし、製作側の意気込みもわかろうというもの。
その影響もあるのか、映画館でのグッズ、ほぼ完売状態で、手に入れることができないんですよ(涙)

6月9日は、とうとう「応援上映」も!(私は仕事なので行けないのです)。
これ、複数回、やってくれないかなぁ……お願いします、東映さん!

えー、とにかく……

リアルタイム世代には、非常に懐かしく、新しい「あぶない刑事」。
そして、初めましてのみなさまには、かつて、こういうドラマがあったんだよ、こんなバディものがあったんだよ……と、教えてあげたい。

また次回、語るかもしれません……
もう一度、観に行く予定です。!