DNAがもたらす多様性。
ここ数年の気候変動には多くの事を考えさせられる。
地球はその誕生時から常に環境は変化し続けている。
地球や周辺の環境は変わっていくので、
常に「変化」つまり、”適応力”と”多様性”が必要とされてきた。
この2つの要素を支え続けているのが…..
生物の遺伝情報を担う物質 DNA(デオキシリボ核酸)。
生物の遺伝情報を担う物質「DNA」
そのDNAの格納されているのが、‘A’ ‘T’ ‘C’ ‘G ’ のが4種類の塩基(文字)で
構成され、細胞内では2本のDNAが向き合ったらせん状の形の遺伝子🧬
誰もが異なる遺伝子情報を持っており、まさに唯一無二。
でも、それだけはない。
絶え間なく変化する環境に可能な限り適応するメカニズム。
「遺伝子のスイッチ」
Epigenetics という新しい生命科学の分野でもある。
自分自身の遺伝子は、生命の設計図に過ぎない。
その設計図を、その人の置かれた環境や状態によって適応させるために、
およそ23,000あると言われている遺伝子の働き方を変えている。
住んでいる場所。
普段の食事、栄養。
運動。
睡眠。
ストレス。
病気。
社会とのつながり。
そのような一人ひとりの生活環境、ライフスタイルそのものが、
遺伝子に影響を与えて、その働き方を変えている。
常に変わり続ける環境で生き抜くために。
そして….
ヒトは多様性であり続けることは当たり前。
みんな、違う個性。
他人は他人。
自分は自分。
そこには比較や優劣など、あるはずがない。