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「睡眠」….は食欲を抑える。

最近、発表された肥満治療薬が話題になっている……
デンマークの製薬大手ノボノルディスク社の「ウゴービ」。
来年2月に日本で発売、アジア地域では初めということ。

いまや世界中でおよそ6億人以上もの人が「肥満」だと言われている。
だから、今回の肥満治療薬については、朗報であることは間違いないけど、
肥満治療だけでなく、ダイエット目的で使用されないか?…..など不安も少々😅

僕自身、今注目している物質がある。
それは、、「レプチン」。
ヒトの脂肪細胞に中性脂肪が蓄えられるにつれて、「レプチン」と呼ばれるメッセージ物質が放出される。

この物質は、いわば「エネルギーは十分たまっているよ!」という、脂肪細胞からのメッセージを伝える働きをするもの。
放出された「レプチン」は、血液の流れに乗って、脳の中心部にある視床下部というところに到達し、そこの神経細胞の表面に並んだアンテナのような“受容体”と呼ばれる装置で受け取られれる。
すると、脳は「もう食べなくていい」と判断し、食欲を抑える指令を伝える。

この「レプチン」。
睡眠とも深い関係がある。
睡眠を充分にとることで、多く分泌される。

一方、短時間睡眠や寝不足だと、「レプチン」分泌は減少してしまい、
逆に食欲亢進作用のある「グレリン」が増加して、食欲が増してしまう。
そうなると悪循環で寝不足、体重増と辛いことに….😓

だから、睡眠時間を充分にとる→「レプチン」分泌増加→食欲抑制。
この好循環を作ることが大事だと思う。

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