「表現型遺伝子」。
目まぐるしく変化し続ける環境。
その結果、我々は個々の生命体として、それぞれの環境に応じて変化、つまり適応していくようにできていると言える。
生まれ持った個々の遺伝子だが、それは固定ではなくて、遺伝子のスィッチによって、
遺伝子の働き方を変えながら、環境適応していく。
遺伝子型(Genotype ) + 環境(Environment)/遺伝子型と環境の相互作用(GE)
表現型(Phenotype)
つまり「表現型」とは、現在の姿。
個体のもつ遺伝子型と環境によって影響を受けることによって、生物に実際に現れた性質のこと。
この事を知って、僕はとても興奮した。
だって、誰でもがすごい可能性を持っていると感じたから。
もちろん、両親から受け継いだ遺伝子は大事なことはわかる。
でも、その遺伝子は常に一定の働きをするのではなく、個々の置かれた環境や
自分が経験してきたことによって、変化していくってこと…….
自分の人生を自分でつかむことができる!
嬉しいこと、ハッピーなこと….
辛いこと、悲しいこと…..
それらの経験が少しづつ、自分の人生や運命を彩り豊かなものにしてくれる。
それを生命科学の視点で、表現型遺伝子が証明してくれている。
この事自体が、いつも僕を勇気づけてくれている。