iPadをノートパソコンにできないか
ということでiOSでMacOSを使えないものか・・・と検索するとJump Desktopというものがあっさり出てきた。iPadでMacOSは起動できないもののリモートデスクトップを使えばいいのだ。通信環境がどんどん進化いしているためできるようになったのだ。AppleがiDiskというクラウドサービス(icloudの前身)を始めたときにデスクトップ全体を持ってきたらいいのにと思ったが20年以上してそういう時代が来た。みんな考えることは同じだ。クックパッドも誰か作ってくれたし。
ーーーーーーーーーー糸冬 了ーーーーーーーーーーーーーーー
とかで終わるわけにはいかないのでちょっと使い勝手など。
今回はiPad Proに入れてMacを操作してみた。
導入
まずはアカウントを登録しておく。そしてアクセスされるMacにjump desktop connectを入れる。connectは無料。有料のやつとは違うので注意!有料のやつは他のデスクトップにアクセスする方。Macだと5000円くらい?ダウンロードしたら勝手に設定項目を案内してくれるのでその通りにぽちぽちやっていくと終わる。
次にiPad側にアプリを入れる。今は2500円と値上がり中。こちらは普通にアプリをインストールして、その後でアカウント入力して接続したら入れるデスクトップが自動で検索されて出てくる。
接続
インターネットにつながっていなくても接続先の選択画面でデスクトップのフォルダが出てはくるけどが残念ながらアクセスできない。私のMacは省エネルギー設定でネットワークアクセスによるスリープ解除を設定していたので試してみたところ3時間放置してスリープしているMacにアクセスできた。しかしスリープ解除は実際にはうまく働いていないようで翌日はウェイクアップできずオフラインですと拒否された。
使い勝手
iPad〜Mac
肝心な使い勝手についてみてみるとまずは見え方。職場で使っている23インチから11インチになり、フォルダとファイルが重なってぐちゃぐちゃ。しかも画面が小さくなっているので収集がつかない。デスクトップフォルダから入るのもいいけど、いちいち確認するのが大変なのでデスクトップのファイルは全部フォルダに入れてしまって整理整頓をしないといけない。フォルダから階層化してアクセスすると特に問題はない。主要なフォルダをDocに入れてしまってもアクセスしやすい。ちなみにデュアルディスプレイにしていると面倒らしい。幸いにもディスプレイは二つあるが一つ使っていなくて繋いでいなかったのでセーフ(?)。タッチパネルは少し使い勝手が微妙な感じだった。文書作成で上下にスクロールしてみたが違和感が強い。慣れるのか?フリーハンドでお絵描きするとまさに液タブ。キーボードはもちろん問題なく使えた。私のキーボードにはトラックパッドがついてなかったのでタッチ操作をする必要があった。iPadがノートパソコンと置き換えが難しいのはその辺の操作性の問題なのだろう。そうでなければノーパソは駆逐されている。生産性で考えると現状はMacbookとかからアクセスが無難だろうか?
iPad〜windows
ほんのお試し程度だったがMacと同じ状況。やはり画面の解像度が。こちらは42インチなのでさらにカオス。文字入力はできないことはないけどやはり面倒。キー入力を変換してくれるプログラムとか噛ませてくれたらストレスがなくなるんだろうな(開発する能力はない)。
Windows(低スペ)〜Mac
低スペックでも大丈夫か10年前のwindowsからアクセスして試した。42インチ画面だから綺麗なデスクトップに・・・ならずぐちゃぐちゃ。画面の設定をしないと小さなデスクトップになるようだ。解像度を変更したらDocが切れてしまいどうすればいいのかという状況に。文字入力は英数=かながうまくいかない。ただ、動作は非力なマシンでも余裕だった。そして無料。windows派なら古いノートで通信して使う選択肢は大いにある(が、Macをあえて選ぶのか?)。このリモートデスクトップにwindowsからアクセスするメリットがあるかどうかはキーボードにストレスを感じないか次第。Windows同士でノートとデスクトップを繋ぐのは問題ないのではないか。その場合はSurfaceとか?非力で軽いノートがあると活躍しそう。ChromeBookとか良さそうな感じもする。androidタブレットはどうだろう?どちらも持ってないのでよくわからない。
廉価にこれだけに使うならandroidタブレットが最強なのでは?デスクトップのwindow機に繋げば普通にゲームもできそう(わずかに遅延あり)。