言葉通りの黄金週間2023 ~激動、劇場、そして激情~
9連休。社会人にとってこれほど魅力的な響きはない。2023年、筆者は有休を消化し4/29~5/7のゴールデンウイーク9連休を爆誕させた。この間、現場に次ぐ現場、そして4か月ぶりの帰福に沸いた全記録を、記憶が薄れないうちに残しておこうと思う。
熱く燃えろ、幕張。
4月29日、幕張メッセ。
筆者の猪突猛進する9日間はここから始まった。「ニコニコ超会議2023」内にて催された「超アイドル祭」に我が軍が出演するのである。思うにこのグループは我々を色々な場所に連れて行ってくれるのが最大の魅力で、今回の出演が無ければ興味はあっても来ることは無かったであろう。
ネットカルチャーの祭典、ニコニコ超会議は筆者のイメージ以上に楽しいイベントだった。そしてこのイベントと我が軍の親和性がやたら高いことが証明された1日でもあった。
豊永阿紀が「歌ってみた」、地頭江音々が「踊ってみた」に出演して存在感を示せば、筆者の親交あるオタクの一人が「歌ってみた」に出演するなど、筆舌に尽くしがたい1日となった。唯一の心残りは盛大に寝坊したことぐらいだ。出演メンバーとセトリは以下の通り。
しず恋に引き続きさえみりーが降臨。注目すべきは栗山の抜擢であろう。こうした外イベに出るようになったというのは運営から一定の評価があると見込んでいいのではないか。
セトリについて。「しぇからしか」で幕を開けたのは拠点である福岡をプッシュする意図があったと思う。「ぶっ倒れるまで」は感覚久々だが、ここから夏にかけて常連になりそうだ。「クラクション…」はここでやるんだ!というのが素直な感想で、、、(小田・後藤の卒発がフラグ回収になるとは思いもしなかったが)
そして個人的にありがたいのが会場にモニターがある時に「最高かよ」の歌詞を表示してくれること。狂い暴れていると、どうしても歌詞が飛んでしまいがちなので、特に2番。今後も続けてもらいたい。
矢吹卒発とクラス替えの衝撃に揺れた昨年10月の「未来へのメッセージ」以来、半年ぶりに幕張へやってきた我が軍。幕張という地が、特別な意味を持つことを改めて感じさせる1日でもあった。
明けて30日は、フォロワーと野球観戦に参ってきた。そして3日間の休養を経て4日からは、結果的に「破竹の4連勝」となる遠征が始まることとなった・・・
輝け、希望の石
5月4日、この日は我が軍の未来を占う試金石のような1日だった。劇場では、初の試みとなる6期単独公演が、そしてZepp横浜ではD3と5期だけで出演する「Fang Music Fes」が開催された。これだけグループの中でもキャリアが若いメンバーだけで回す1日も初めてなのではないか。
6期単独公演は昼夜通して行われるということで、昼から横浜入りしてカラオケで昼公演を視聴することにした。この日のために、気合十分の6期が昼夜で見せた光景。これからの未来と、過去を見てきたからこそ分かる成長した姿を突き付けられて胸いっぱいになった・・・見に行きたかったぞくそおおおおおおおおおおおおおおお・・・メンバーは以下。
だからこそ、Zepp横浜でいつも以上に熱くなりたかった。メンバーしかり、しかも出順はトリ、我が軍の底力を見せ付ける時が来たんじゃない?ブチカマす時来たんじゃない?うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
って、変なスイッチも入っちゃうよね。普段劇場守ってる川平聖とか田中伊桜莉、坂本りの、そういうところが対バンに出るんだから。マクロ視点だと6期だけで劇場回すからこのメンツを出せるのか?それともこのメンツで出したいから同じ日に6期単独公演ができたのか?個人的には後者を予想。グループの存続危機ってレベルじゃないけど、どんどん若手に経験させていけば、これから先のポジティブな未来に繋がるはずだし、この日のムーブは改めて大正解だったなと。
結果として、6期単独公演はGWど真ん中ということもあり大盛況で、とりあえずホッと一息。そして、ファングフェスのセトリは以下。
いやあのね、これから長々書いちゃうけど申し訳ない、許して。ダルかったら読み飛ばして。
何よりも心象良かったのが #伊藤優絵瑠 によるお気持ち表明だった。令和新時代、D3も1人になってしまう中で今後その重要性が強まる存在だと思ってる。
セトリについてはいつも通りの有能っぷりを遺憾無く発揮したMgにサムアップ。1曲目から「意志」を入れてきたのは撮影可能タイムで動き回る曲が不向きなことを考慮してのカードだと思う。先日ツイートしたがイントロの可変MIX復活がこんなにも早く実現するとは思わなんだ。本当にありがとう、他にも候補がある中でよく選んだ!あと常々思うのが、このグループはセトリに季節感を持たせることを得意としているなと。今回の「夏の前」なんか正しく。同じく夏到来を告げるキラーチューン「早送りカレンダー」をやらないと思わせといて #石橋颯 の雑なフリからEN発動。対バンでアンコールとか聞いたことねぇ。
そしてラストに持ってきたのが「いぶくる」センターによる「早送りカレンダー」、「お前らこれが見たかったんだろ?」ってこっちの心中を見透かされてた事が悔しくもあり嬉しいんだよな~そういうとこ本当ズルいんだよね~でもこれが容易くできちゃうの控えめに言って天才なんだよなwww
またセトリでは「君のことが好きやけん」「少女たちよ」を搭載していて、AKB17期ついでに見に来た層の客に刺さるカードも切ってくる。特に「少女たちよ」はかつてAKBのドキュメンタリー映画第1作の主題歌に使われるぐらいネアケの記憶装置にこびり付いてるんだよね。そんな「少女たちよ」を先述の #伊藤優絵瑠 によるお気持ち表明の直後に入れてくる演出もniceなのよ・・・
視点を変えると、あの日は我が軍にとってアウェーのはずが、その手の現場にしては割と周り沸いてた気がする。「12秒」の「よ!」のボリュームがそれを物語ってた。
そんな感じかなぁ。とにかく普段劇場守ってる #栗山梨奈 #田中伊桜莉 #川平聖 #後藤陽菜乃 あたりの5期がこういう場所で輝くってのが今までにない光景でシンプルに感動したんだわ、うん。 これ現場行ったハケカスの総意に決まってる、間違いない。(長井秀和)
最後に、出演メンバーの不安要素としては曲煽り経験値がぶっちゃけ乏しいからどないする?と思ってたんだよね。基本あの手の場所では #豊永阿紀 #地頭江音々 #渡部愛加里 あたりに任せてたイメージだから。ただ蓋を開けてみたら、「メロンジュース」「最高かよ」「ロックだよ,人生は」あたりの「対バンの鉄板ゴリゴリ煽り曲」を入れずに「意志」「突然DoLoveMe」「夏の前」「大人列車」といった「舞うより観たいから正味煽りそこまでいらん曲」主体でセトリ組むことでカバーするっていう。偶然かもしれんけどその辺の高等テクニックも持ち合わせてるって解釈?
メンバーも出順もスペシャルな一夜を解析。今回に留まらずこういう柔軟なムーブ今後も積極的にやって欲しいわね・・・
洗練されまくってるエンタメ
4日の夜は会場離脱した流れでそのまま吞み会、横浜の漫画喫茶で一泊した。漫画喫茶に泊まるという選択肢が増えたことで、より円滑で効率的な遠征スケジュールを組めるようになったな!
翌朝、バタバタしたけど羽田になんとか辿り着いて、4か月ぶりに・・・心の故郷、福岡に帰りました(´;ω;`)
いや東京より落ち着くわ、間違いないわ、福岡3150~~~~~~
さて、何のために来たかというと、まずは公演を観るためだ!HKT48 TeamH「目撃者」昼公演行くぜ!!!
そんなわけで、目撃者公演、控えめに言って日本最高峰のエンタメという言葉が相応しくてしょうがないんだわ。ただ前から3列目のセンブロという補正はあるけどもね。生の「美しき者」圧巻だったわ・・・
にしてもさ、やっぱ劇場の「地元感」っていいよな。当たり前だけど。ドームを中心としたテーマパークの一角に劇場があって、溶け込んでる。やっぱこうじゃないとな・・・次に公演入れるのはいつだろうか。
その夜は、オタクと呑んでもつ鍋Party!
久々にもつ鍋食ったけど、翌朝胃もたれしんどかったwww
でも、これが癖になるんだわ。
オタクの一番長い日
一夜明け、5月6日・・・ついにこの日が訪れた。GWラストを締め括るのは現地トーク会である!今回から現地トーク会は関東会場だけでなく、全日程全会場を網羅すると決め、連休のメインイベントとして博多国際展示場&カンファレンスセンターにやってきたのである。
正直、梁瀬の券は大して積めなかったし、積もうとしたら予想以上に完売が早くて・・・という。ただその分関東会場と7月のオンラインに回したからいっか。あと他の6期積んでるしね!なんかサプライズレーンとかいう興味深い企画も発表されたし!
結果的にこのトーク会2日間、非常に実りのある時間を過ごすことができた。天候があいにくだったのは唯一の心残りだが、やっぱり現地トーク会は楽しい。とにかく楽しい。オタクしかいないあの空間が愛しいんよ。それに、今回のトーク会のために準備した特攻服をついに披露できたのが嬉しい・・・梁瀬本人がめちゃくちゃ喜んでたのはもちろんだし、自分の中でオタクとして一つの夢が叶ったというか、新しいフェーズに入ったような、溜め込んでたものを一気に解放したというか、そんなタイミングだったと思う。
色々ありすぎた2日間だったが、総括すると・・・6期お披露目1周年をお祝いしまくるはずが、なぜか変な服を着てKSDDかます異常者と化しただけだったなwww
2023年のゴールデンウイーク、とても楽しく、そして非常に濃い9日間となりました。これからも、HKT48と共に。