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継続は力なり──読んで良かった(2022年1月22日版)

最近読んで良かったものを徒然なるままに挙げてみます。どれも大変面白かったです。著作に関わられた皆さん、そして、これらの存在に気づかせてくれた皆さん、ありがとうございます!

※記事の掲載順に意味はありません。

■ tech

◎ Productivity Weekly (2022-01-12号)

Full Disclosure:この記事を書いている2022年1月現在、風穴はサイボウズの社員としてお仕事しています)

サイボウズの生産性向上チームが毎週水曜日に開催している勉強会「Productivity Weekly」で出されたネタを、同チームの平木場さん(@Shitimi_613)がまとめた記事。今回が第58回目。継続しているのは、素晴らしい!

生産性向上チームらしく、ここで取り上げられる「ネタ」は多岐に渡っています。今号は「omake」(おまけ)として、年末年始の「佐賀旅行記」も。そこで体験してきたサウナレポートもあるので、サウナ好きなら要チェック。


◎ NIIがメタバースを活用した「教育機関DXシンポ」を初開催

国立情報学研究所(NII)が主催している「教育機関DXシンポ」シリーズの第45回(2022年1月14日開催)が「メタバース」で開催されたことを伝える記事。面白い試み。

記事によると、参加者体験としては課題がいろいろあったようですが、NIIがチャレンジしたのは素晴らしい。私も、「メタバース」を今年のテーマのひとつにしてるので学びがいろいろありました。ありがとうございます!

◎ 「多様性の海へ:対話が創造する未来」藤井 輝夫 東京大学総長

その「教育機関DXシンポ」第45回の動画が、YouTubeで公開されている(素晴らしい!!)ので、最初のセッションを見てみました。

資料を投映して普通に話している構図では、メタバースである意味がないというか、むしろ(オンラインイベントに比して)見づらい面はあります。なるほど。これはこれで、私にとっては学びが多いので、「素」で公開されてることは嬉しい。関係者の皆さま、ありがとうございます!

VRイベントの事例として見始めたのだけど、その中に、非常に興味深い話がありました。藤井総長の主題講演の後に、例として、学生さんが自らの体験を紹介してくれた部分。

東京大学の「医学系研究科公共健康医学専攻を中心とする公衆衛生系大学院生有志」の皆さんが、新型コロナウイルスの感染拡大で業務が逼迫していた保健所に支援に入ったことで、アカデミアでの研究では得られなかった体験と学びがあったという話。現場の保健所側でも、アカデミアで行われている最先端の方法(いわゆるIT化みたいなものだったり)によって業務効率を上げることができたりと、相互に良い影響があったようです。この話だけでも詳しく読みたいと思うぐらい(公衆衛生の学会誌に発表されてるみたい)。

こんな風に「知の喜び」が満喫できるのは、公開されてるからこそ。良い時代になったものです。公開に尽力された皆さんに感謝、感謝です。

■ Others

◎ 美人はダメでイケメンはスルー……軽視されがち?男性容姿への言及の違和感を考える

治部れんげさんの記事。「見た目」に言及することの是非について。こういうのは、正解を求めることよりも、自分ならどうするか、一人一人が考えることが大事だと思う。この記事には、そのヒントがたくさんあります。


《Postscript》
コンテンツの黄金サイクル」が広がるといいな、の小さなステップとしてアウトプットを続けています。


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